t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

まちづくり & ひとづくり

☆「まちづくり」の目的は何か?  「後世の市民を人材として育て上げること」も重要な目的のひとつと考えます。この「人材=ひとづくり」につき高浜も先進事例を見習って頂くよう切望します。ハコモノ建設だけの「まちづくり」は「仏作って魂入れず」です!

---「ひとづくりの事例」---☆---  [検索] * 米百俵で未来を創った男-小林虎三郎

☆「米百俵」は「ひとづくり」の成功例として有名な故事となっています。

★幕末期の戊辰戦争に敗れ新潟・長岡は廃墟となりましたが、小林虎三郎の掲げた「教育こそ人材を育て、国やまちの繁栄の基となる」という「教育第一の思想」が、お見舞いとして贈られた米百俵を「学校建設」に替えたのです。

そこから山本五十六をはじめ多くの有為な人物を輩出  (* [検索] 山本五十六 - Wikipedia ) 

---飛島村の学校建設----------☆---   [検索] * 小中一貫教育の特徴について | 取り組み | 飛島村

飛島村は、日本一裕福な自治体であり「ひとづくり」である教育面も革新的です。

飛島村は、平成22年 4月「小中一貫校」を図り「飛島学園を開校」されました。

   [検索] 飛島学園のトップページ  (*注 : プールは隣接する公共施設のプールを共用)

★児童生徒の精神的・身体的な発達段階の特性を考慮して、小・中学校の9年間を4・3・2年の3段階に区分し、一貫的な教育理念に基づいた指導を進めているそうです。

★小中一貫教育の3つの柱として「発達段階を考慮した指導」「基礎学力の充実・発展」「英語教育の充実」を掲げ、毎年夏休みに実施している中学校2年生全員を対象とした海外派遣研修にも生かされるような指導を進めているそうです。

飛島村この「教育理念・方針」に基づく「教育施設づくり」を進められています。

---学校建設の意義-------☆---

☆この二つの事例より、学ぶべきは、「まちづくり(施設建設)」は、「ひとづくり(人材育成)」にあるのではないか、ということに気がつきました。

● 小学校を縮充だ、複合建設だという前に、どのような「ひとづくり」を目指すために、学校を、どのような機能を複合化するのか? という「教育ビジョン」を、はじめに構築し、市民に説明責任を果たすことが施設計画者のお役目ではないかと提案します! 

⇒市政の学校施設計画は、まず「教育ビジョン」の説明が必要かと思います!

 高小複合建設は、どのような教育効果を発揮できるのか?

 どのような「ひとづくり」を狙いとされているのか?

公共施設 - 建替え周期の比較 (碧海五市)

☆去る6月1日、朝日新聞の記事によりますと、宮内庁庁舎は1935年に建てられ、2011年の東北大地震は相当揺れたが建物は無事であった。つまり築80年を超えた施設をまだ利用のご予定で解体のご計画は無いようです。高浜の短期解体は正しいのでしょうか?

あたかも「宮内庁」は、国民に対し施設管理のあり方をお示しされているようです!

---施設の解体計画-------☆---

高浜市は、中公解体を皮切に公共施設の「短期連続解体」を進めようとしています。  

  施設名

  解体時期

   施設の築年数・特徴

 中央公民館

 解体中

 築37年・市内唯一の文化ホール

 旧高浜市役所

 解体中・アスベスト

 築41年・鉄骨コンクリート構造

 高浜小学校体育館

 高小体育館完成後

 築47年・耐震補強対策済

 高浜小学校プール

 民間プール完成後

 築47年・防火水槽の役割あり・

 勤労青少年ホーム

 2018年

 築43年・運動施設・地域避難所

 大山公民館

 高小公民館完成後

 築32年・地域の避難所

 体育センター

 高小体育館完成後

 築40年・市民の運動施設

 刈総高浜分院

 高浜分院移転後

 北棟築37年・南棟築22年

☆このような「短期解体」が、なぜ適切なのか、市民に説明はありません!

最近、建設・施工技術の進歩による「リノベーション」も政府は提唱されています!

つまり、施設更新の方法は、解体の他に「再生」という方法も国は提唱しています。

  (*昨秋、岡崎・市民会館は、築50年施設をリノベーションされ、80年施設に再生! )

---施設更新時期の長期化---☆---

国土交通省は「自治体の施設の老朽化に対する自治体の経営(財源)健全化」を目的として公共施設総合管理計画」の策定を促しています。

● 基本方針は「短期解体と建替えの周期を長期化方向」を指導されているようです。

これを受け、今年度、各自治体から管理計画が打ち出されました。 

---自治体の施設更新周期---☆---

そこで、碧海五市の「施設更新周期 (目標耐用年数)」を調べてみたのです!   

● 施設の目標耐用年数 ⇒  [高浜] - 従来60年を 「70年」に延長されました!  しかし、

● 碧海四市 ⇒ [刈谷・碧南・知立] -「80年」。[安城] - なんと「90年」計画です!

                       (*ご参考までに [西尾] - 「80年」)

高浜だけが、「短期更新」の方針継続のようです! 

   これでは「納税者」や「後世の市民」が犠牲です!

---市政の改革!-----------☆---

 市政は「公共施設の長寿命化」に方針修正すべきです!  

宮内庁の指し示す道を、ご認識戴くことを、ただひたすら切望するものです。

市民の気づき - 隣市との比較

今月、安城市新しい公共施設が開館となりましたので、ご案内します。

---安城市の公共施設---☆---

★新聞にも掲載されご存知の方は多いかと思います。6月1日、隣の安城市の中心市街地に「アンフォーレ」が建設され開館となりました。 

★施設機能は、図書情報館やホール(255席)を中心とした本館、イベントが行える「願いごと広場」、公園がある施設と、民間経営の駐車場や商業施設からなる複合施設です。   [検索]  施設案内 - 安城市中心市 街地拠点施設アンフォーレ

恐らく、図書等は、碧海五市は共用ですから、一度、ご体験訪問をお勧めします!

f:id:t2521:20170608145403j:plain  f:id:t2521:20170608145533j:plain f:id:t2521:20170608145656j:plain * ちなみに建設費50億円!

---まちづくりを比較---☆--- *安城高浜を比較してみました。

安城市は、街の中心地にあった「旧更生病院の跡地」に「市民の複合施設」を建設!

高浜市は、街の中心の「公民館を解体」し、跡地に「民間病院を建設」20億円補助!

この真逆の「まちづくり」は、どちらが市民貢献度(利用度)が高いのでしよう?

 言うまでもなく、安城市に軍配が上がる事は当然ですね。

  (*高浜は民間病院に建設補助まで含めると70億円相当を補助。今後も更に補助継続!)

  ( 民間(療養)病院への補助ですから高浜市に残されたものは、解体と借金だけでは…?)

---建設推進の経緯------☆---

建設に当たって、安城市は「市民の声」を聴いて、市民と共に建設仕様を作成!

高浜市は「 市民の声を聴いてはやってられない」「行政と議会で決める! 」と断行!

これでは「高浜♥アブナイ」と「市政初の住民投票に発展!」(結果は投票率が37%と未達)

 (*国が評価する施設建設は「保護者や住民に対して『アンケートや意見交換』を実施した施設なのです」) 

---公共施設を連続の解体---☆---

どうしたことか、市は、立て続けに公共施設の解体を強行しています。解体が、どの程度の費用対効果か、定量的な説明はありません。維持費が〇億?かかると曖昧です。

f:id:t2521:20170603105733j:plain *築36年の「中央公民館」、築40年⁻「旧市庁舎」や「体育センタ」、そして高小プールの代替として築42年の「勤労青少年ホーム」を次々と解体予定です!

しかし、市の施設管理方針として耐用年数は「70年」を目標と明記されています。

これを「40年」程度で解体は「もったいない まちづくりです!」

(*1.市民が利用中の公民館を民間病院のため解体!  市民はホール会場を求め隣市まで!)

(*2.例えば、新庁舎の狭小建設は、教育部門を「いきいき広場」に移転となり、結果、職員も市民も、庁舎へ、いきいき広場へと移動の負担が増加したことは明白です! )

---縮充(複合化)計画-------☆---

安城市は、新たなる施設建設を複合化。誰でも利用でき、街が活性化は明白です!

高浜は、小学校を複合建設。子の安全面から入場制限は厳しくなりそうです?!

この縮充建設の小学校に 50億円!  (議員さん視察の埼玉・複合小学校は23億円!)

 財政的に余裕が無いのに 施設の浪費建設は もったいない!

情報公開 - 高浜市政の実態

過去のブログに、高浜市の優れている事として「自治基本条例」を掲載した事があります。是非、ご一読をお勧めします。

☆個人的には、感動をも覚え、学校の自治学習の教材に好適な資料教材と思いました!

  [検索] ⇒  高浜市自治基本条例,  

この条例に基づく「まちづくり」が実現出来れば、高浜は、稀に見る「幸福な街」となる可能性を秘めています。

---自治基本条例 (抜粋)------☆---

自治基本条例の条文を引用し、その精神を確認したいと思います。

附則 私たちのまち高浜市は、自治の本来の姿に立ち返り、「自分たちのまちは自分たちでつくる」という決意…(略)

(市政運営の基本原則)

第20条

(1) 法令順守  公正を確保し、透明性を向上するため、法令を遵守します。 

(2) 情報公開・情報共有  市政に関して市民の知る権利を保障し、議会及び行政が行う諸活動を市民に説明するため、別に定めるところにより、議会及び行政が持っている情報を積極的に公開・提供し、市民と情報を共有します。

実に素晴らしい精神を根底とする条文です! 市民にも自立を求められているようです!

---市政の実態-----------☆---

しかし、実態は残念ながら、理想とは程遠いのが現実です。昨夜、会員さんから、下記の資料を見せられて愕然としました。中央公民館の取り壊しで落胆しているのに、更に、二重の苦渋を味わう事態となっています。

 f:id:t2521:20170620130041j:plain f:id:t2521:20170604191406j:plain  

   *上記の資料は情報公開請求の市の回答例です?

★市民の「情報公開請求」に対する市(行政)の回答例です! 市が自ら定めた「自治基本条例」を遵守される精神を失念された市政態度は残念ですが、これが実態です!

---情報公開--------------------☆--- 

★ 先の住民基本条例では、情報公開につき、市民と情報共有の方針を述べています。

(まちづくりの基本原則)

♠ 第4条 高浜市のまちづくりは、次の基本原則によるものとします。

(1) 参画の原則 議会及び行政は、市民参画の機会を保障し、市民の意思を反映した市政運営を行います。

(2) 協働の原則 市民、議会及び行政は、それぞれの立場や果たすべき役割を自覚し、お互いを尊重・理解し、知恵と力を出し合いながら連携・協力してまちづくりを行います。

(3) 情報共有の原則 市民、議会及び行政は、それぞれが持っているまちづくりに関する情報をお互いに提供し、共有し合います。  [検索] ⇒  高浜市情報公開条例

---市政に期待するもの---☆---

行政と議会で決められた「自治基本条例」を尊重され、遵法精神にそった市政運営を期待します!

議会報告会 - ボートピア問題

今回、中日新聞記事を元に、検討してみたいと思います。

● 記事 - 17年5月21日(日) P.20 - 西三河版「宙に浮く 新体育館建設」

   蒲郡市では、ボートレース場に隣接する市有地(13千㎡)を体育館の建設用地とする移転構想を打ち出しましたが、「市議」が反対を表明していると、ありました。

● 最大会派・自民党市議は「教育的な見地から良くない」、第二会派・自由クラブは「競艇で負けてイライラする人もいるだろう。文教施設を近くに建てるのはどうか

蒲郡競艇場は、開場が '55年(S30年)。以来、60年を経過し、市民の誰もが競艇場を理解されている地域です。その市議会が「強硬に反対」されているのです。

蒲郡は「競艇場の先進地」。そこで「近隣に公共施設建設を反対」です。

やはり、ギャンブル施設界隈は、リスクがいつまでも伴うようです。短絡的な決断は、結局、市民の犠牲を招きます。無謬性のご判断が為政者の責務です。

---高浜議会の賛成は無責任?---☆---

ボートピア(BP)委員会の資料を読み「事実確認されず発言・議決」に驚きました。

・「町内会に伺ったところ、投票方法は慣例通り。投票白紙も一枚も無い」

・「町内会のされたことは何も見てないので分からないが、…」

BP賛成の議員意見を聞いて、現地も、現場も見ず、声も聞かず、議決は無責任では?

    このように議会内だけを見て、賛成議決されていることが高浜の最大の問題です!

---BP建設に反対の市民の声---☆---

・「町民署名1,308人(53%)を町内会は受け取らず、BP推進団体へ転送」は不適切では?

・「町内会は建設理由を『上から言われれば やらなきゃしょうがないだろ』」と回答?

・ BP建設地は、中学から400m。高校から550m。住宅地にあり、適地では無い!

地主さんは、BP団体の前取締役。市長の地元に拠点を置き、後援会の代表だそう。

---BP建設のメリット-------☆--- 

競艇収益金の[1%]が、地元自治体に [環境整備協力費]として支払われるそうです。

⇒ [推定年2千万円] 。確かに、少なくは無い貴重な財源なのかもしれません。しかし、

地元住民の方々や後世の市民の不安や犠牲に、どのように対応するのか?

   説明責任を果たされることは重要な基本要件です!

  それを(市は関係無い)「町内会を信用してます」と押付けは「無責任」と思います。

---木を見て森を見ず--------☆---

☆BP建設による市収益と、地元後援会を優先のご配慮は適切なご判断なのでしようか?

民意を無視されたご判断は ただ残念でしかありません。

---ご参考 : BP収益の分配率------☆---

75%  的中払戻金
2.6% 財団法人 日本船舶振興会交付金
1.3% 社団法人 モーターボート競走会交付金
1.1% 地方公共団体金融機構納付金
0.1~1.1% 競艇事業活性化 資金制度特別分担金(注1)

1.0% 環境整備協力費(ボートピアが置かれている地元自治体へ支払われます。)
約1% 場間場外受託事業費(場間場外発売収益額から支出を控除した額。)
実費 開催経費(選手賞金&各種手当、施設管理費、施設運営費)
残額 主催者・施行者収益(繰出金、修繕積立金内部留保、積立金等)

議会報告会 - ボートピア問題

★また、中日新聞記事を元に、検討してみたいと思います。  (再掲示)

記事 - 17年5月21日(日) P.20 - 西三河版「宙に浮く 新体育館建設」

   蒲郡市では、ボートレース場に隣接する市有地(13千㎡)を体育館の建設用地とする移転構想を打ち出しましたが、「市議」が反対を表明していると、ありました。

● 最大会派・自民党市議は「教育的な見地から良くない」、第二会派・自由クラブは「競艇で負けてイライラする人もいるだろう。文教施設を近くに建てるのはどうか

蒲郡競艇場は、開場が '55年(S30年)。以来、60年を経過し、市民の誰もが競艇場を理解されている地域です。その蒲郡市議会が「強硬に反対」されているのです。

蒲郡市は「競艇場の先進地」。そこで「施設建設を反対」は、やはり問題を抱えられているのが実態のようです!  

---高浜・BP建設に反対の市民の声---☆---

・「町民署名1,308人(53%)を町内会は受け取らず、BP推進団体へ転送」は不適切では?

・「町内会は建設理由を『上から言われれば やらなきゃしょうがないだろ』」と回答?

・ BP建設地は、中学から400m。高校から550m。住宅地にあり、適地では無い!

地元市民の納得出来ない声を、議会承認戴くことは、遠い道のようです!

---高浜・BP建設のメリット-------------☆--- 

競艇収益金の[1%]が、地元自治体に [環境整備協力費]として支払われるそうです。

⇒ [推定 - 年2千万円] 。確かに、少なくは無い貴重な財源なのかもしれません。

● 市側は、町内会を分断した、賛否両論の混乱の結果の疑惑の「賛成採決」につき、「町内会を信用してます」と責任を町内会に押し付けて決着と決めつけています。

果たして、このような強引な進め方で良いのか、疑問を感じています!

---ご参考 : BP収益の分配率------☆---

75%  的中払戻金
2.6% 財団法人 日本船舶振興会交付金
1.3% 社団法人 モーターボート競走会交付金
1.1% 地方公共団体金融機構納付金
0.1~1.1% 競艇事業活性化 資金制度特別分担金(注1)

1.0% 環境整備協力費(ボートピアが置かれている地元自治体へ支払われます。)
約1% 場間場外受託事業費(場間場外発売収益額から支出を控除した額。)
実費 開催経費(選手賞金&各種手当、施設管理費、施設運営費)
残額 主催者・施行者収益(繰出金、修繕積立金内部留保、積立金等)

地主さんへの賃貸料は明記されていません。

公共施設 - 高浜小・複合化建設の疑問

高浜小の縮充建設は、恐らく市最大の公共施設、その財政効果を確認してみます! (再)

---高浜小・複合建設の効果---☆--- (*市の当初の計画による縮充効果の説明資料) 

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この資料を説明させて頂きます。 (見にくいかもしれません。写真クリックで大きく)

① 施設は「公共施設 - 13施設」がリストアップされています。

② 「単独建設費(A)」は、施設を個別に建設した場が合の金額。

    ⇒ 単独建設の合計 -「49億円」も要する。「高浜財政は破たんする」の説明。

③ 「複合化施設の建設費(B)」は、13施設全てを複合化(集約)建設した場合の金額。

 ⇒ 複合化の建設費 - 「37億円」と説明!

④ 「財政効果(A-B)」は、複合化による財源の削減効果を現しています。

 ⇒ 財源効果 - 「▲12億円節約」と説明!   

この説明通りで推進が本当なら、信頼し「黙認」していたかもしれません!

---実際の施設計画-------☆---

ところが、実際は「市民には複合化は財源効果がある」と説明終了後、数か月経過。議員さん情報だったと思います。市民説明とは異なる仕様にて検討推進中の情報!? 

「施設数は '10施設'  」(3施設を計画から除外)

★「建設費は '52億円目標' !」(*常識的には37億円以下では?!)

⇒ これでは、複合化の財源効果は頓挫です。「何のため複合化」か説明はありません!

 しかし、市は、建設計画を推進し、建設業者へ設計提案を要請されていました。 

---財源効果の疑問-------☆---

市の当初の説明とは、まったく異なる仕様・建設費、そして最大の決定要素である「財源効果」を市民に説明も無く、小学校の複合化建設が推進されていることは、

 市政運営として適切なのでしょうか?

議会報告会 - 議会審議の甘さと アスベスト問題

★5月13日(土)、市役所・多目的ホールにて「議会報告会」が実施されました。

・目的は、市民に開かれた議会を目指して議会改革を進めてきた。その一環として、市議会の活動を知って戴くよう、報告会を年2回開催というものです。

★建前はご立派ですが、今日も「時間が無い」を理由に、市民の質問を打ち切りです。

・これでは、本当に「市民に議会を開こう」というお気持ちに誠意を感じません。()

・最後は「質問をメモに書いて提出してください。次回『ぴいぷる』で回答します

つまり今日の議会報告の質問回答は「三カ月後」という議会対応は不誠実では?     

---旧庁舎の解体問題-----☆--- *議会報告会で分かったこと

★旧庁舎は、築40年。耐震工事を要し補強壁により職員の移動に支障があると、新庁舎を建てられました。このため旧庁舎は、今、解体工事を開始の模様です。

   (*市役所の組織の一部を いきいき広場に分断! これを職員移動に支障無しは不可解?)

● 旧庁舎の解体費 - 「1億1千万円」、更に、今年1月、アスベスト問題が発覚し、この除去工事になんと、五割アップもの予算 [約5千万円] が追加議決されたのです。

議会は、行政説明を鵜呑みにして通過したのですが、調べてみましょう?

---アスベスト工事の疑問---☆---

見積社が一社。建物解体の受注会社に依頼のようです。

⇒ 工事見積は通常、常識的には、数百万円を超える場合、二者以上の工事業者に見積依頼をするものです。民間企業では、数十万円単位の場合もあります。

● 今回は「5千万円超の工事を一社見積は、規程違反ではないでしょうか?」

   このような進め方は「コンプライアンスに抵触しないのでしょうか?」      

  市の説明では「工事工程の短縮調整」を理由に、議会納得のようですが、誤断です!

  もう、既に六か月遅延してるようです。  

工事現場は、通常、複数会社の工事は当たり前です。これを安全に調整がプロでは?

---アスベスト発見のウソ---☆---

旧庁舎のアスベスト発見を28年11月、業者が市に報告! と議会報告されたようです。

⇒しかし「アスベスト」は、一年以上前に市民が指摘し、業者も認識していたのです

 この記録が「高浜市役所本庁舎整備事業 住民説明会での質問及び回答」にあります。

 [検索] : http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/gyosei/shigoto/shisetu/20150731Q&A.pdf

  (* 平成27年7月31日 資料P.5 中段・同席 - 市長・大和リース)

---市民の指摘------------☆---

・質問・電波障害や、この建物を解体の場合のアスベスト等の問題について事前調査

・回答・解体の時のアスベストについては解体時に事前調査をします

これで、28年11月に、初めて判明は「ありえない」事態ではないでしょうか?

---正当な見積であれば---☆--- 

アスベスト除去工事の追加見積につき、その責任区分は、業者にもあると思います。

現在、見積漏れの責任を全額市が負担は不適切です。また、一社見積も不適切です

 穿った見方をすれば、受注前提の見積のため、金額操作の自由度は極めて高くなり、

 結果「除去費-5千万円」は相当、操作されている可能性も想定するのが常識です。

 これを防止のため行政は見積精査と説明ですが、見抜けないのが工事見積です! 

 これを確実に防止の方法が「相見積・入札制度」で、これを回避は不適切では?!

このような事態でも、市議会は素通りのようです!

  今回の議会報告会で、議会審議の甘さを理解出来ました!

市政のあり方 - 財政比較の結果は不適切 Ⅳ

コンパクトシティの財政運営は難しい面もあると思います。であるからこそ「最小投資で最大効果を得る」努力工夫が必要と思われます。

今のような偏在的な、適切性を欠いた分配では、高浜の未来は あぶないのです。

★今回、碧海五市の財政比較で特に、下記の費目「農林水産、土木、教育」が著しく低い財政支出割合であることが分かりました。

     (* 逆に、議会費や高浜分院、商工会等の固有団体が関係する費目が、ダントツに高いのは問題です!!)

 ⇒ 高浜の未来のため、声なき市民の声を汲取るのが為政者の使命と思います。

 ---財政支出割合が低い分野---☆---

市 名 高浜 碧南 知立 刈谷 安城 費目 構成 碧海
人口 47千人 71 72 149 185
歳出合計 143億円 290 221 535 619 四市平均 高浜比
費目 構成 (%)    %    %    %    %    %  
農林水産   0.6 1.7 0.4 1.2 1.5 1.2 0.5
土木費   8.6 16.5 19.2 19.9 17.3 18.2 0.5
消防費   3.2 3.6 3.1 3.1 3.2 3.3 1.0
教育費  10.5 14.7 10.8 15.4 14.7 13.9 0.8

---土木費-------------------☆---

☆橋、道路、下水道等の整備費用です。まちづくりの費用を削減し、固有の団体を支援では、バランス感覚を失っています。公明正大な市政運営をお願いします。

★よく聴くのは「旧道の道路の狭さ」です。車社会、車生活に適合した道路づくりを、

推進頂くことこそ本来の「まちづくり」市政のあり方と思います。

市長が役員担当の民間団体への補助を優先、優遇し、

  高浜市の土木費を極端に削減は、怠慢な「まちづくり」ではありませんか?

---消防費-----------------☆---

☆消防組織は「衣浦東部広域連合」に委託の説明で不安なことは広域的な大災害時の対応です。確実に数十年の間におこると言われる「大災害!」。この時、広域連合は「高浜に何を、どのように対応頂けるのか?」説明を聞いたことはありません。

☆恐らく、一番頼りになるのは「地元消防団」であり「市内消防署」です。

この地元消防組織への財源が厳しいと聞いたことがあります。これは逆行です!

 (* しかし、あの狭い、消防車が入らない町をどのように消火するのか、七不思議です)

---教育費------------------☆---

☆地域で一番大切な財産は「民間分院」でもなく「商工会」でもありません!

高浜の未来を担うであろう「後世の市民=子ども」です。かつて、小泉総理も主張された「米百票の精神」に基づいて「子どもの育成」に重点をおいた財政配分をすべきです!

   [検索] ⇒ 米百俵の精神|米百俵で未来を創った男-小林虎三郎

★これに関連して、児童生徒の発表会場「市民ホール」を民間分院のため解体早期化、更に、跡地まで提供し、建設補助に20億円提供とは、施政逸脱の愚策です!

正しい「まちづくり」「正しい市政」とは言えません。 固有の団体を優遇配慮され「後世の市民を無視された」残念な失政です! 

施政の原点に立ち返って、市民中心の

 「善政運営」への転換を切望します!

徹底的に説明を行う…? (市政クだよりから)

* 矛盾の説明は、いつか、ほころび、やがて真実を生み出します。(書き直しました)
● 手元に、市政クラブ議員さんが今年1月発行の「市政クラブだより」があります。
   市議会の最大会派の施政方針です。その一部を紐解いて実行度合を検証してみます。

● 「長期財政計画」「公共施設総合管理計画」の確実な推進を提言の基本方針です。

---市政クラブの方針-------------------------☆---

<基本方針>4.事業変更や廃止は徹底的に説明を行うこと

① 職員に対し、その事業の改廃の必要性を十分に説明し理解させること。

② 職員の意思統一の図れない事業については、その状況を議会に報告すること。

 職員に対し、その事業が市民に必要な改廃であることを理解させるための機会を設け、意見交換のできる時間を十分にとること。 

③ 市民への説明の際には、事前に反対意見を予測し、反対意見に対する対処方法を 取りまとめておくこと。

 出来るだけ多くの市民に理解いただくために、資料を工夫し、説明に十分な時間と努力を掛けること。

以上のように宣言され、会報として市内の広範囲に配布されたようです。

---市政ク、行政の施政実態----☆---

● 高浜小学校や青少年ホームの施設説明会に、議員さんは参画されたのでしょうか? 

   少なくとも、青少年ホームの説明会には、どなたもご参加されていません。

 現場にご参加されず、議会だけでご審議では不十分かと思います。

●「一度でも結構ですから、是非、議員さんからご説明を戴きたいと思います

 ⇒ 市民が発言出来ない議会で説明されても市民の納得は得られないと思います。

高浜小学校の説明会は「保護者限定-30分・質疑応答禁止」でした。 

a・高小の建設は「保護者だけ」で建設費用を負担でしょうか?

 ⇒ なぜ、市民は説明も聞けずに費用負担なのでしょう? 

b・施設計画を「30分」で理解は無理でしょう? 

 ⇒議員さんも行政も説明責任を果たされていません。逃げられています!

c・説明内容は「四年間の工事日程計画だけ」

 ⇒・校舎の構成、教室の配置等は全く説明から除外!

  ・これに市は「48億円」の巨額を投入です。市民は理解しようがありません。

  ・一番重要な費用対効果は、恐らく秘密で建設でしょう。財政の私物化です。

 (*施設建設費を明細説明せず一括金額だけ報告方式は、もう通用しない時代です) 

 ● これら行政説明を問題にされず「徹底的な説明責任を果たす」と宣言は虚言では?

     会報に「市民に必要な改廃であることを理解させるための機会を設け」と、上から目線の施策を掲げてみえますが、議員さんはどれだけお偉いのでしょうか?(本性ですね?)

高小の施設説明会は今年1月に1回開催です。2回目の説明計画はありません

⇒ 会報に「説明に十分な時間と努力を掛ける」も実行されていません!

また、「意見交換のできる時間を十分にとること」とありますが、これも虚言!

⇒ 最近の市の説明会は「質疑禁止。質疑応答時間無し」で開催されています。

真に舌の根も乾かぬうちの、会報発行わずか数か月後には記述と真逆の実態です。

● そして、最後に「できるだけ多くの市民に理解頂く」とされています。

⇒ しかし説明会の実態は「約100名程度に限定」です。高浜市民の約0.2%相当。

 そして、説明会は、二回目以後の説明計画無く一回限定です。

これで説明責任を果たした。とは、余りにも、大胆過ぎるご判断かと思います。

   確かに「100名」の市民の方にお集まり頂くことは大変なことです。

   しかし、市の主催です。せめて、約1%の500名様程度には、計画をご案内する

   方策を考えるべきではないでしょうか?

住民投票以来、市政ク会報の発行機会が増えたことは、ようやく本来のあるべき議員活動の取り組み姿勢として評価されることと思います。

記事内容も、経験も加わり言葉巧みなご説明はさすがと思います。

 ただ、実態が伴わない空虚な記述は、市民の信頼を裏切る行為かと存じます。

   これでは何時まで経っても高浜市民は施政の犠牲です!

高浜小のプール - 青少年ホーム解体計画

★高浜小のプール建設に関係する「青少年ホーム跡地活用計画」が発表されました。(再)

 [検索] ⇒ 勤労青少年ホーム跡地活用事業について

 しかし、相変わらず唐突です。そして日程は極めて短期的な計画です。

基本方針の公表 平成29年3月31日
実施方針の公表(予定) 平成29年5月
事業者公募(予定) 平成29年7月
事業者の決定及び公表(予定) 平成29年12月
事業契約締結(予定) 平成30年3月

---短期的な日程計画------☆---

●この日程計画も、高小同様、方針の公表から、事業者公募、決定まで半年足らずの短期では、通常の民間企業では対応困難と思われ、公正、公平な競争提案は難しいのが一般的な常識です。

●恐らく「単独企業」の応募となることが十分予見され、推進工程に不透明さを感じます。

---プール建設の疑問?---☆---

 ●市の説明は、市内各学校のプールは全て「民間委託に切替え」と説明されてました。

 となると市内に数件、民間施設が必要ですが、経営的に可能でしょうか?

 では高小地域だけ「民間委託」するのか? これは市民とのお約束を破るご判断です。

⇒ この全市的な構想も説明されず、公共施設を解体推進は不可解な施設計画です。

●特定の民間企業のため施設解体し、また土地の格安貸与は豊田会と同じ仕掛けとなる可能性を含んでいるとも考えられます。

公明正大なる施設計画の推進を願うばかりです。

---プール運営の疑問?---☆---

●プールを学校と離れた場所に設置の問題は沢山あります。特に不安な事例は…、

 ①水泳教室(運営) - 児童・620人をどのように入場させ指導するのか?

        ・指導者数は? ・指導時間は? ・着替えは? ・見学対応は?

          ・学校教室の保安管理は?  

 ②移動手段- バス? - プールまで約1.3km。児童の移動をどのようにするのか?

        ・毎回、移動で往復30分を消費します。このムダな時間は?        

        ・夏休みの移動は?<自宅からプールまで-自転車?>

        ・事故責任は?       <授業なのか? 民間事業なのか? 保険は?>

 ③かつて、市は、プール授業は年間200万円で済むと説明されました。

        ・最近、市は「年間800万円」で推進中! やはり、その作戦です! 

---説明責任を求む!-------------☆---

 ・各項目を・シミュレーション説明頂ければ、保護者は安心できると思います。

 ・造ってから考えるでは、乱暴な進め方です。結局、子供が犠牲となります。

 ・あるいは、民間に丸投げで市政は関知しないとされるのは無責任です。     

●説明無し ●質疑応答無しでは不安ばかりが募ります!

「豊田会」 との不平等な協定

今回、改めて「豊田会(T)」との協定内容を確認してみましょう。「T」との協定は数年毎に改訂と聞きますが市民に発表されたのは、この初回の協定だけのようです。

---医療施策の失敗--------------☆---

高浜市にはかつて「市立病院」がありました。8年前、医師陣の賢明な医療や経営努力も無にされた国策に翻弄され「運営赤字」が拡大し「運営中止」に至ったと聞きます。

根本原因は、国策に盲従の市政運営の対応が、適切性を欠いていたと思われます。

★ 市立病院の運営可否を検討段階で「継続」を選択が大きな誤算だったようです。

この誤算が「Tとの協定書」でした!!  高浜は病院継続のため、

●「T」と「協定書」を結び「経営移譲」しました。その内容を確認します。

---不平等協定書の中味-----☆---

1. 「豊田会(T)」高浜市は協力して10年以上病院の運営に努めること。

2. 病院の土地は、無償貸与。建物は無償譲渡。

3. 病院を継続するため、高浜市は財政支援する。

 (1) 運営費補助金 

  ① 病院を運営するために必要な経費

  ② 地域医療・救急医療を確保するための経費 (刈谷市×30%)

 (2) 施設整備費補助金 

  ① 高度医療機器やシステム整備のための経費 (3千万円を限度)

  ② 病院の建替えを含む施設改修経費 (20億円を限度)

  ③ 施設の緊急修繕が発生した場合の経費 (都度協議) 

これでもかの「不平等協定」です。結果、わずか7年で「26億円」を提供です。

    この不合理な協定は「平等方向で条件改訂すべき」です。継続はありえません!

● 今回、更に、分院の建替え地として、市民が利用中の「中央公民館」の敷地を要求され、市は受託したようですが、ありえない判断です。

 しかし、市民の反対運動も虚しく、最近、解体されてしまいました。

⇒ よって、分院のため、中央公民館 (築36年、資産価値7億円) - 解体3億円を負担!   

高浜市は、市立病院を閉院10年間で民間病院に約60億円を提供となりそうです?!

---民間病院様へ-----------------☆--- 

★ 医療法人「」は、偉大なるトヨタの名を冠に戴かれる団体である以上、その精神的な基本理念は、豊田家の思いに通じる心の流れを汲んでいると思います。

★ 佐吉翁は会社経営の基本理念を「豊田綱領」に託し、現在も、トヨタ・グループ社には、社是や企業理念にその精神は脈々と受け継がれています。 

★「T」にも、同様の理念、方針は受け継がれ、まずは「社会的な貢献、市民への

 貢献と奉仕」を提唱されているはずです。

⇒ しかし、今回の「高浜分院」に限っては、市との協定書や補助要請の実態を鑑みるに、全く「豊田精神」に相応しい行為・行動とは言い難い、筆舌尽くしがたい、恥かしい実態となっていることは、真に残念でなりません。

今一度、この「豊田」の基本理念に沿った病院運営はいかにあるべきか?

高浜との医療運営をいかに果たすべきかを、ご再考戴き、方向修正を賜りますよう、切に、お願い申し上げる次第です。 

♥「医は仁術なり。」
  「仁愛の心を本とし、人を救うを以て志とすべし。わが身の利養を専ら志すべからず。…」
貝原益軒養生訓』)

この精神を、まだ残されていることを期待申し上げます。

高浜・二池町のボートピア問題 - 町内会「同意」議決

  (* 17.1.11 中日新聞・西三河版・P16 に記事掲載されました)        (再掲示)

競艇の場外舟券売り場「ボートピア」の建設是非を巡り二池町町内会では町を二分する混乱が続いているようです。 (* 過去に「田戸町設置」は見送りとなりました)

⇒ 昨年、町内の住民署名は反対 1,308人と反対多数。町内会長は署名簿を受取り拒否。

そして、町内会側は形勢不利と判断され、臨時総会を延期。年明けの 1月9日、再度の総会を迎えて「同意」議決となったそうです。しかし、不可解な投票結果だそうです。

● その延期の期間中、市会議員や町内会役員さんは反対意向の班長宅を個別訪問され、なだめ、すかし、賛成説得をされたとか? 

ある班長さんは、こんな嫌がらせは二度と受けたくないと止む無く賛成に転向されたとか?

● 不可解な事は「賛否」を記入した「議決行使書」は事前に会長預かりとなっていたそうです。ある班長さんは、未記入で投票されたそうですが、結果は、未記入無しとか。

● 「議決行使書」を投票期限二日前に郵送着は遅すぎ!? 各戸の意見集約が出来たのか? 

   (* 新聞情報では、反対派四名の班長さんが投票回答できず、臨時総会も参加できず)  

⇒・透明性を欠く投票結果を、町内会の総意とは、いかがなものかと思われます。

   ・町内会役員は中立性を欠き、住民代弁者として不適切な言動は残念です。

● 地元自治会とは「同町」限定だけでしょうか? 周辺の町内会の意向は、また無視か?

---議論を深めて-------------------------☆---

● 市内、町内に施設建設される「ギャンブル施設」の是非について賛否両論があるのは当然です。「安心・安全」な生活の維持は市民の願いです。議論すべき重要課題です。

☆ 議会であろうが、町内会であろうが、徹底的な議論や意見交換が交わされたのか?

☆ メリット・デメリットの解析や理解活動は十二分に果たされたのか?

⇒ 余りにも「賛成」「反対」の結論を急ぎ過ぎて、町内会員の希望や不安を、どのように確認されたのでしようか?  確認不足のまま「結論」を出され、禍根を残す事態になっていると思われるのは残念であり、危険です。

---功罪-------------------------☆---

● ボートピア・推進派の主張メリット 

① 公益増進による地方財政の向上  

② 地元経済の活性化 

③ 雇用機会の促進 

④ 住民のコミュニティ施設化 

これらを定量的な評価データにより説明責任を果たす必要があります。あるいは、最低保証値を出すべきです。町内会員に誓約すべきです。

 また、他県の既設ボートピア例は「熊本地震への寄付・交通安全活動の推進・自販機売上の寄付・地域清掃活動・大災害時に施設提供」等々、地域貢献を図られています。

高浜では、どのような「プラス アルファ」をご検討されたのか? ご要求されたのか?  

 (* 是非、周辺道路の通行車・歩行者の「監視カメラ設置」は必須でお願いします)

デメリット例 

公営ギャンブルの売上衰退傾向 

② 青少年のギャンブル投資、依存症の発症 

③ 犯罪増加 (*ユスリ・タカリ・傷害等の犯罪被害の補償責任につき町内会対応のあり方等)

④ 周辺の環境・交通安全が低下

⑤ 町のイメージ低下等、様々な問題が想定されます。

町内会は、このリスクや解決手段を、町内会員に説明責任を果たされていますか?      

    (*市(議員)に言われ推進」は、後世の市民に対して罪ともなりかねません。「分からん」では無責任では?) 

---提案-------------------------☆---

時間を惜しまず「説明責任」を果たし住民納得を深める熱い協議をお奨めします。

  (* 後世の市民に『誠』を示すことが出来る判断ですか?  誘致責任は任期後もついてまわります )

市も、長期的な視点から「高浜市をどのような『まちづくり』を進めるのか? 」

   そこに「ボートピア設置」はどのような位置付けになるのか、市民への説明責任と、

 「ビジョン」を示すべきと考えます。

---松陰・名言-------------------------☆---

 ♠  大器をつくるには、いそぐべからず。

    (* 人も、事物も同様なり・ 新市役所の「失望建設」の繰り返しは、回避すべきです)

新市役所の問題 - 高浜 イメージダウン

● 新しい市役所を見られましたか? 今日、玄関だけ拝見しました。がっかりです。(再)

 普通、新築の建築物を見ると「ワクワク・ドキドキ」と期待感が膨らむものですが「新高浜市役所」は失望感を覚えました。

● 市民センター(ホール)を解体は「子供に挫折感」、市役所を解体は「大人に失望感」。いったい高浜市政(公共施設政策)はどうなってしまったのでしょうか?

☆ 現市役所の庁舎は「昭和52年(1977年)完成」。鉄骨鉄筋コンクリートの建物。築39年を寿命として、建替えが昨年決まったようです。着工三か月前に市民説明会が開催されたと聞きますが、ほとんどの市民は「着工されて知った」という状況です。

☆ 今にして思うと「耐震強化」し「いきいき広場に分離の福祉部等と一体化」すれば、14億程度の投資で、より強固な庁舎と組織一体化が形成できたであろうに…。残念 !

● 新市役所の床面積は、現庁舎の約半分。スペース不足のため、文化、教育関係部署は「いきいき広場」に分割とか。施設方針「縮充 - 複合」を新庁舎は不採用は矛盾です!

● 建築方式は「リース20年・30億円」。20年後は、解体か、買取りか?決まっていないようです。対処方法は「後世の市民に丸投げ」かもしれません。

● 街のシンボルであろう「市庁舎」は「小型・狭小建築」で、玄関は「どこかの商店か、出張所のような事務所的イメージ」。これは失望です。高浜イメージダウンです。

⇒ 旧庁舎のほうが「威厳」と「風格」ある高浜のシンボルらしい建物と映ります。

● まだ、第一期工事らしいですが、どこまで挽回できるか?「かなり疑問に思います」

⇒ ぜひ実物をご確認ください。お気持ちがあれば、ご意見お寄せ下さい。

後日、市民の方から頂いたご感想は…、

・「仮庁舎」と思った。

・旧庁舎を解体し建替えるまでの仮庁舎と思った。

こんな安っぽい建物が「30億円」は ありえない?  … だそうです。

  血税の浪費も限界かもしれません!

11/20 高浜初の住民投票は『不成立』

☆ 日本初に制定されたと言われる「高浜市自治基本条例」による常設型の「住民投票」で、高浜市初の「中央公民館の取り壊しの賛否を問う住民投票」は『不成立』!! の結果となりました。

● 確定投票率は「36.66%」 

 過半数を超える壁は、想像を超える高いものでした。(素人の甘さ、悲しさでした)

投 票    13,034人  

●  棄 権     22,522人  

⇒ 「賛成」か「反対」か、二者択一しかない住民投票で、棄権は意志不明?!

    棄権された市民の方々の意志が全く見えず、市政判断できない事態と思われます。

     (* ある新聞社の投票結果の出口調査では、約75%が「解体反対」だったそうです)

☆ よく耳にしたのは「ご高齢者の移動」の問題でした。 

 ・「投票所まで移動するのが大変。行きたくとも行けない。」というものです。

● かつて福祉の街と言われた高浜市でさえ、市民の権利である「投票権」の充足は全く不備な世界でした。

☆ 選挙の難しさを初めて知りました。貴重な体験だったと思います。

⇒ 「投票行動」の壁を低くするような工夫制度の必要性を痛感し、市政に提案要望も将来的な課題のように考えています。 

☆ いずれにしましても、投票された市民の方には「感謝申し上げます

 「解体反対」に投票された方には、「力不足をお詫び申し上げます

⇒ 市政是正に向けて、また、次なる方法をもって活動を進めたいと思います。

まずは、市民の皆様、並びにご関係者の方々様には、御礼申し上げます。

ご支援、ご協力、ありがとうございました」 

 

---あとがき-----☆---

●市内唯一の「劇場ホール」を有する「中央公民館」は解体されました。

・築36年、資産価格-7億円、解体費-3億円で、民間分院の要請を受け解体されました。

・年間利用-7~8万人。幼稚園から小・中・高校生の成果発表の施設でした。

 周辺市では「高浜」だけ「ホール」の無い街に転落。あとは「小学校の体育館」が、市の「ホール」だそうです。

 

・同民間分院は、前市立病院で、中央公民館の南-約400m辺りにあります。同病院は「同じ場所に建替えは大変だから、公民館の場所が便利だからそこに建替える」

・「建設費」は、「40億円」で市に「20億円負担」を要求。更に、運営補助「3億円」「土地は無償貸与-5年間、6年以後は減免措置」「利子補給」「駐車場は拡大-約1億円を市が負担」という傲慢とも思える要求を市は了解したようです。

恐らく、多くの市民はこのような実態を知る機会は無かったように思います。

・市の説明も「解体ありき」で市民に是非の判断材料として以上の情報提供は皆無。

 この民間分院に経営移譲以来-20年間で「血税-60億円超」を投入なのです

 

・可哀想なのは「ホール」を奪われた「子どもら」、「市外のホールにて『発表活動』を開催」、市は「これが定住圏構想、積極的に利用」と推奨しています。

 

・市は「施設は後世の市民も使う。借金も後世の市民が返す」と説明です。

〒444-1335 高浜市芳川町1-2-34 電話 0566-52-5419 fax (同) Mail yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責 矢野義幸