t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 施設計画への市民意見募集

昨年度、2月「公共施設総合管理計画見直し案」への市民意見が募集されました。

[検索]  http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/gyosei/shigoto/shisetu/pubcome.html

・結果は「意見件数」- 32件  (人数5名)  

  - 市民5万人のうち「一万人にお一人が意見提案」とは余りにも無関心と思います。  

  - 個々の施設計画につき、市民の方々は、何処まで、ご理解されているのか?

     (*「図表だけでは訳が分からん」という市民の方もみえるかと思います)

  - 財政投入「350億円事業」につき「借金200億円」を要して推進をご存知なのか?

     (*28年度-市債は漸く78億円まで減少! 高小-借金は「22億円!」また施設建設で増加?)

⇒ 個人的には「将来世代に申し訳ない気持ち」で、一筆提言したのですが…   

☆ 毎回、意見募集で残念な事は、このような市民の関心や意識の希薄さです。

・ご多用さは理解出来ますが、ほんの少し、地域社会の動向にご関心を持つことは、ひいては、将来世代の市民生活の改善に貢献できる貴重な機会を有効利用となるはずなのですが…。あるいは、施政情報を事前に入手するチャンスなのです…。

・また、市民の「ダンマリ」は、施政参画の機会を失うことになり、所謂、「長い者には巻かれろ」意識が根強いのは、一時代前の村社会の意識が根強くあるのかも…?

・過去の村社会のような市民対応が行政の矛盾施政をも暗黙の了解を示すこととなり、独善的な施政運営に賛意となり、市民の大罪のような気もしています。

 (*住民税も高く、介護保険料、国民保険料も西三河域で最も高額な街になったそうです)

・このブログのような意見発信活動は「自分」のためでは無く、地域への思いが発露となっています。市民お一人、おひとりが目覚める媒体となれば幸いです。

・この施政の歪みを是正のため、止む無くこのブログ活動を継続の要因ともなり「老人の戯れ言 (ざれごと) を、まだ、止めれそうにないことは、悲しむべき事態でもあるとも思っています?」

・脱線しましたが、本題の市民意見につき市の回答を含め、疑問につき検討します。   

---矛盾を感ずる施設計画---☆--- (*「複合化により総量圧縮」?)

・市の説明は「財政効果のため施設を複合化し総量圧縮 (面積削減)」と言われます。しかし、時折、施設単体を狭小化や廃止を「総量圧縮」と主張され、機能を消滅や、縮小では、市民サービスが欠落なのです。事例を上げて検討してみます。

●「市庁舎」の総量圧縮(床面積を半減)により「いきいき広場に組織を分割」。

・「旧庁舎(築40年)を改造であれば19億円<35年>」を「リース-33億円<20年解体>」は血税浪費です!  更に、21年目は解体か継続か、後世に委託とは無責任とも言えます!

●「中央公民館(市民ホール)」(築36年)を解体し「高浜小の体育館」に総量圧縮は「市民ホールも無い街に転落」です。将来世代は市外の施設(ホール)を求めて放浪状態に?!

・高浜小の建設費は「PFI 方式– 50億円」と通常の小学校の倍額! の巨額血税の浪費。

・この高小の建設費、当初は、13施設を縮充-37億円と説明し、現在、10施設-50億円の建設は、財政効果の説明無しで強引推進です。(*「財政効果は説明出来ない」の声も聞こえます)

  (*建設費:50億円 ≒ 市民一人当り「10万円」相当です。説明無しで大丈夫ですか?)

・更に、市内の小学校で 高小だけに巨額投入し、充実した施設や広い校舎は「差別建設」「格差建設」なのです。児童にも、保護者にも不公平、不平等な施設建設です!!

●「図書館」(築38年)を廃止し「いきいき広場」に移転(総量圧縮)は「図書館」も無い街に転落!?  果たして、市民や将来世代にとって有益な施策でしようか? 疑問です!?

☆市民に丁寧な説明もされず「借金200億円建設計画」の強行推進は不可解です! 到底、納得出来ない施設建設です!

市民、特に将来世代が犠牲となる 施政運営は疑問です!!

    無謬性の施政運営を望みます!

住民監査 -「豊田会」との協定 Ⅲ

高浜分院の移転建設につき、再考したいと思います。

---民間病院の建設理由---☆---

病院施設が「築33年を経過し老朽化」した。

  (*公共施設なら「70年」の長期寿命化が基準です!)

・建設工事の都合上、現在地に建替えでなく移転したい。

    (*建設技術の進歩により「医療継続」と「建設工事」は同時進行出来る時代です!)

・移転先は、公共施設「中央公民館」を解体し跡地に建てたい。

 (*高浜市民であれば「絶対浮かばない」発想です。市民の意志を無視!)

・建設補助は「20億円」。医療補助は「3億円」を提供する。

・土地は、5年間は無償。税金も減税、免除を考慮する。

このような理不尽な要求を求められ、行政が応じた事は今でも信じられません?!

・高浜分院の医療形態は「療養」と「健康診断」。「救急医療」はありません。

・市の「ど真ん中」に移設の効果も疑問です。 

 (*現在地より「数百メートル」北東に移転の効果は疑問です)

多くの病院が「郊外」に移転傾向にあるのではないでしようか?

 (*「高浜だけ『市民ホール』も無い街」に落ちた犠牲が大きいと思います)

---移転後の医療----------☆---

・「外来」は「内科・外科・整形外科・眼科」は従来通り。午前診療のみ。

・「透析」は「病院経営の収益改善策」として採用とうわさで聞きました?

・「入院」は「回復期病床」で「救急(急性期)入院」は出来ないのです。(病床-142床)

・「災害時」は「医療救護所」の後方支援とされ「災害医療協定」は無いようです。

「民間病院」の移転はコンパクトシティ「高浜」にとって多大な犠牲を払うこととなりますが、この代償の還元効果は、なにが期待できるのでしようか? 

---施政のあり方-----------☆---

民間病院への補助「23億円」が有効活用されるよう、経営参画と市民への情報公開をお願いしたいと思います!

☆「高齢化」が進行する地域社会にとって、誰もが「病院」のお世話になるという前提条件の前に、「予防医学」や「在宅療養」のあり方につき、先進的施策の推進や、未来展望を踏まえた「高齢者のための福祉施策展開」が「無謬性」の福祉政策と思います。

介護保険料が「県下第二位」の高額徴収に見合った「高齢市民「1万人」のための健康医療福祉」のあり方を示して戴きたいと思います。

・これが無謬性の施政のあり方と提言します!

住民監査 - 「豊田会」との協定 Ⅱ

高浜分院の移転・新築・運営などに関する「協定書」を検討したいと思います。

---高浜分院に関する協定書---☆--- (*H30.3.23 協議会資料より抜粋)

●(目的) 「分院」は、西三河南部西医療圏の医療充実と高浜市における医療と介護の連携拠点としての機能、在宅復帰に向けた回復機能及び在宅医療の支援機能を担い…()

この機能は個人病院でも対応されている機能と思われます。なぜ分院だけを優遇?

 「高浜分院 (療養型) 」だけで、市民全員を医療対応されているとは思えませんが…?

(運営) 「分院」は移転後、自主自立した病院の運営に努めるものとする。

「経営譲渡」した本来の「あり方」がようやく実現しそうです。

   しかし、高浜市民は「中公(ホール)」を解体に「10億円」を負担。更に、分院の経営支援に「30億円」の巨額を補助提供。新分院の移転に更に建設負担が今回の協定です!

 この「市民ホール」は市内唯一の公共施設でした。今後は「小学校の体育館」が代替施設となるそうです。機能品質は劣悪化です!  これは市民も将来世代も犠牲です!  

●(診療)  (*特徴的な項目を抜粋しました)

 ・「外来診療」は現状継続に加え「血液透析」「腹膜透析」を追加する。

 ・「入院」は「回復期病床」を導入し、病床数は「142床」とする。 (*現在-104床)

 ・「在宅復帰」を進めるため「リハビリテーション機能」を充実する。

 ・「災害時」は「医療救護所」の後方支援を実施する。

(土地) 病院用地は「移転後、5年間は無償」「6年目以降、有償。但し2/3を減免」

●(税金) 固定資産税・都市計画税は課税。但し「5年間は課税相当額を支援する」

●(支援) 移転新築費補助金 - 「年間2億円を10年間、合計20億円」

 ・利子補給補助金 - 「移転新築費補助金の残高×利率」

 ・経営基盤強化補助金 - 「年間3千万円を10年間、合計3億円」

●(現分院の解体) 「豊田会」が移転前の建物を取壊す。時期は移転後6年間を目途。

 ・取壊しまでの建物管理は「市」が行う。

市が、9年前に「経営移譲」を委託した「民間病院」のため、築36年の公共施設 (資産価格-7億円)を、解体 (工事費-3億円)。なぜ巨額の血税負担を強いられるのか? 不可解です!?  

---市民の素朴な思い-----☆---

「医療」とは無くてはならない必須機能ですが、なぜ、ここまで「特定の民間病院」に市民は公共施設を解体までして、跡地を提供し、巨額 (60億円相当) の財政負担まで抱えなければならないのか?

納得できる市の説明も戴けず、強引な推進をされていることは残念です!

    市民、特に将来世代が犠牲となる 施政運営は疑問です!!

 無謬性の施政運営を望みます!

住民監査 -「豊田会」との協定

✧30.3.24・中日・西三河版 p.19 に掲載されました。 

病院分院移転で「豊田会」と協定 - 高浜市

 - 高浜分院の移転・新築・運営などに関し、協定を結んだ。とされています。

---市民生活への影響---☆---

●「豊田会」は移転先に、市内唯一の「公民館(市民ホール)」解体を要求されたのです!

 - これも考えてみれば「乱暴なご要求」と思われます。更に、建替え補助23億円とは?!

- 市民ホールはS55年(80年) 築36年、資産価格-7億円。年間利用者-約8万人。この公共施設を解体し、跡地に移転要求とは常識を外れた事態と感じました。解体工事も市負担!

- 高浜分院は、H21年、当時の市立病院の後継先として民間病院「豊田会」に委託したのですが、様々な委託補助条件を要求されたと聞きます。

・「経営補助」「医療機器補助」「救急体制補助」等々、毎年「約3億円」。以来、10年間で「30億円!」を超えるのは確実なようです。

今回も「建設補助」・「土地代」・「税金免除」等々、14項目を締結されたとか?

・当時、医療形態は「療養型」に急に変更。ほぼ「寝たきり老人」のための介護病院と化したのです。入院数は「104床」。高浜市民はその半数程度とか?    

・そもそも「市民の願いは、市立病院と同じ「総合病院(急性期医療)」だったのですが…。 

さて、この分院「療養型」に転換以来、市民の来院は減少し、数年前の説明会では「存在を知らない市民」も見えたほど、影の薄い病院となっています。

 ・例えば、災害発生時も「災害救急施設」では無く「後方から支援する」という二次的な医療対応のようです。(医療体制が無いため仕方ないとは思います)

市は、建設理由に「健康診断」「訪問看護」と説明されますが、この代償は過大です! 

・議会は、民間病院に「経営移譲」のため「経営自立」の実現化を要請のようです。

---新民間病院の構想---☆---   (*H27年-民間病院の建設構想) 

 ★新しい民間病院の建設は、H27年当時、下記のように説明されました。

 ● 計画 - 地上6階建て・15,000㎡ - 現分院の1.7倍の規模!

 ・1F -「外来・訪問看護」・2F - 「透析・健診・リハビリ」・3F~6F「病棟」

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★「民間病院」とはいえ「高浜市民の負担や犠牲」は大きく「施設計画」の「説明責任」や「情報公開」を果たして戴きたいと思います! 

---市民の素朴な願い-----☆---

☆「医療」とは無くてはならない機能ですが、今後の介護は「自宅療養」が基本です!

・しかし、民間病院のため「市民ホール」を失い、災害指定避難所でもあった「中央公民館」を失い、健常な市民の文化的な生活機会を失うという市民財産の損失は大きく。

・そして、何より、年数回のホール発表を目標に、練習に明け暮れていた「幼稚園児や小学生・中学生、そして高校生」の発表機会を奪うこととなりました。

碧海五市で「ホール」も無い街は「高浜」だけ、という市民サービスの劣悪化は 残念な誤謬だったと思います。

   (*H31年には「図書館」も無い街に!   市民サービスの劣悪化は止まりません! )

この犠牲を忘れることなく、適切な対応への方向修正をお願いしたいものですが…?

⇒ 更に、この「民間病院」の補助のため、将来世代にも血税負担が追加となります!

   市民と将来世代の犠牲を前提の 施政運営は疑問です!!

 無謬性の施政運営が切なる願いです!

住民監査 - 施設計画 (小学校の格差建設)

☆「公共施設推進プラン案」に基づき「市内各小学校」の建替え費用を比較しました。

・本来「平等・公平」であるべき学校施設と思われますが、余りにも「高小-偏重」と思われます。

・このような不平等な施設建設は「納税者」にとっても、「保護者」にとっても、不平等な扱いであり適切・適正な建設とは言えません! 

「建設格差」を解消し、平等・公平な建設をすべきです! 

---小学校の建替費の比較---☆---

★小学校の建設費を現在の生徒数で割り「児童一人当り」の尺度で比較しました。

 学区名

 市民数

(/H29)

 児童数

  (/H29)

 建替費

   (億円)

  建替単価

  <児童一人当り>

   (百万円/人)

高浜 小学校

   10,466

     617

      47.98

   7.8

 高 取

     7,974

     553

      20.42

      3.7

 港

     6,898

  434

  16.16

  3.7

 吉 浜

 12,903

  779

  21.08

  2.7

 翼    (*大改修)

  9,913

  742

  17.81

  2.4

 合  計

 48,154

 3,125

  123.45

     4.0   (平均)

「高浜小」だけが、異様に高額なのがご理解頂けると思います。

⇒「高小」だけに「建設費を掛過ぎです!!」「児童にとっても不公平」です!

・市は、「高小」の「保護者に」建設仕様を説明の結果「何の問題指摘も無かった」「市民は了解した!というご判断なのですが、ダントツの高額血税建設に、苦言を呈する保護者が居ないのは当然では!?

不適切な説明会で「市民了解」の確認は誤謬です!

・高浜小は「市機能も含む」と説明されそうですが、「公民館」と「サブアリーナ」が他の学校と相違する施設と思われます。この建設費は「6億7千万円」相当であり、これを除いても、やはり「高小」はダントツに巨額な学校施設なのです。

     (*「建設費」は「総務省・公共施設建設単価」により推計。公民館-853㎡、サブアリーナ-923㎡)

☆また、市内の各学区の学校建設単価も「不可解なバラツキ差別」があります。これは「不平等・不公平」な施設計画です!   このまま「計画承認」は、児童が犠牲です! 

「高小」は「不公平」な施設建設です!!

      学校の格差建設は「児童が犠牲」です!!

---適切・適正な施政説明を---☆---

☆このように「不平等な公共施設の建設」は、「不適切」極まりない施策と考えます。

・また、学校の建設計画を該当学区内の保護者だけに説明で「賛意を得た」では不適切なご判断とも言えます。

・このような不公平な血税の利用方法では「納税意欲」が低下します! 

☆あるいは、「なぜ、このように大きな格差となるのか?」

「説明責任」を果たされることが適切な施政です!

 無謬性の施政運営を切望します!

住民監査 - 公共施設のあり方委員会 Ⅲ(追記)

<追記>★高小建設事業につき、図面提供を受け質問発信(24件)の議員さんは「共産-1名」と判明!  ・他の議員さんは傍観のようで質問無し(=承認)のようです。→ これが高浜・市政の残念な実態のようです。

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☆高浜は県下でも最小規模の自治体です。自ら「コンパクトシティ」と名乗ってもいます。そして、財政面でも比較的余裕のある街と言われています。

・しかし市民感覚では「住民税は高率!」「介護保険も高額! (県下第2位)」等と、とても財政的に余裕がある自治体とは思えない市民負担を強いられているのが実態と思います。

・更に、最近の施設政策面では市民の意向に反する施政運営が横行しています。

道理に反した「矛盾の施設政策」の強行です!!

---施設政策の強行例-----------☆---

1.  民間病院を移転理由に『公民館と市民ホール解体!』、更に「23億円補助予定!?」

 (*現民間病院の維持管理は「市の負担」に差し戻す予定? 市政が牛耳られています!?)

2.「市庁舎『リース-20年建設・33億円!』、21年目-解体予定!? また庁舎建設を計画?」

 (*旧庁舎より床面積を半減し、組織を二分割!  これを「ワンストップ」と詭弁説明!)

3.「小学校を『PFI方式-15年建設・50億円!』 他の小学校の二倍超の建設費を投入!?」

 (*施設建設-「縮充・複合」と称し「集合建設!」「財政効果」は説明無しで強行建設!)

4.「小学校の『プール解体!』、児童は、1km先の「民間プール」で2時間連続-水泳!?」

    (*「市プール建設-1億円」を「民間委託-年2百万円」と強弁し、実態は3億円補助!」)

これらを施設建設計画として『公共施設推進プラン』を打上げ!  財政負担説明無し! 

    ったく常軌を逸しています。無謬性の施政とは とても乖離した自治運営の実態!!

---公共施設推進プラン案---☆--- (*H27年~H70年<33年間>の予算を試算しました!)

・公共施設の更新費用 - 『350億円!』…「超巨額」のビッグプロジェクトです!! 

・施設建設の市債発行 - 『193億円!』…「将来世代に借金返済」が巨額過ぎ?!

☆市民への情報公開は、簡単な資料作成の案内程度です。

・市民 (有権者) 一人当り『100万円』の負担となる施設計画です。

・市債も残高『162億円(H28年度)』を加えれば、市民一人当り『借金-100万円』負担!

これを説明責任を果たされることなく「議会通過」だけで強行は乱暴な進め方です!

   自治体運営は、誰のためのものか?!

  原点に回帰された無謬の施政運営を切望します!

   このままでは市民と将来世代が犠牲です!!

 

住民監査 - 公共施設のあり方委員会 Ⅱ

市議会では「公共施設あり方検討委員会」が定期的に開催され、現在「公共施設総合管理計画」(平成30年度版)に基づき、特に、高小の建設審議が行われているようです。

しかし、既に「着工物件」を今頃、仕様検討中とは「後手、後手の議会」と思います。

・このような事態は、施政にご関心のある方は、ご存知であろうし、計画資料を確認された方も多いと思います。

・しかし、問題は「計画資料-公共施設推進プラン案」の「計画」が、学区毎に分類され、個別に記載。その全体構想を見えないように仕組まれていることです。

市民に、あたかも「情報公開」姿勢を見せていますが、実態は、市民が「判断出来ない」資料としているように思われます。

・それは、財政費用欄に「合計額」が記載されていないことが証しです。

・これを確認するには、計画資料の十一頁分を集計作業が必要となります。 

・施設計画において、その投入予算の合計額を表記することは当然の常識です。

・これを隠されている資料は、市民に「適切、適正な情報を提供せず、成り行きの承認を狙われている」と思われます。説明責任を逃れる行為そのものです。

集計すると「公共施設建設だけで『350億円事業!!』」の大事業なのです!   

・市民も、認識や意識を変えて、異なる視点で施政を視ることが問われています!

・「新しい『まちづくり』が開始されようとしている」

・「市全体の再生事業が開始されている」

・「H70年までの長期的な計画が立案され、市民に是非を問われている!」

このような説明が行われてこそ「市民に寄り添った施政運営」と言えるのですが…!?  

---公共施設推進プラン案------ (*H27年~H70<33年間>)

・市内全域の施設計画を集計の結果、合算額を下記します。

1. 公共施設の更新費用 - 『350億円!』 

2. 施設建設の市債発行 - 『193億円!』…「将来世代に借金委託」が巨額過ぎでは?

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☆「公共施設推進プラン案」(H30年度)の集計結果

  学区別  更新費(百万円)  解体費(百万円)  市債計(百万円)
高浜小学校区   7,689     70   4,099
高取     3,232     97   1,883
  3,193     32   2,018
吉浜   4,138     38   2,532
  1,781      0   1,068
高浜中学校   5,159       2   3,458
南中学校   3,786       0   2,307
スポーツ施設      212      60      157
消防詰所      128        0        96
庁舎等   5,628     200   1,638
 合  計   34,946 (百万円)     499   19,256 (百万円)

---過去の失敗例------------

●例えば、H7年「かわら美術館」(42億円)を建設投入し、H32年までの25年間の運営に「38億円」を要し合計「80億円の大事業を推進継続中!」 

・ところが、借金返済を終える、H33年には「民間譲渡」という予定のようです!

・「80億円!」、途方もない巨額の血税を泡と化す浪費同然の結果ではないでしようか?

これが施政運営の実態です施政にお任せの結果です!

---公共施設推進プランの借金------

☆今回の公共施設計画は、この「失敗」をまた繰り返される可能性もあり、そのツケは将来世代に「借金 - 200億円」を負わせようとする計画なのです。

⇒例えば、市庁舎「33億円事業-リース20年」の結果は、21年目の解体です!!「落胆」しかありません。この市民負担は、いつ、だれが了解したのか?  市側の独断のようです!

・よって、行政も、議会も、何より市民の方々が、もっと真剣に高浜の将来40年先、50年先を見据えた施政参画が迫られているものと考えます。

このような認識を、個々に落とし込んだ上で「施設計画」にご関心を高め ご参画頂くことが必要と思います!   

---まちづくりのあり方------

☆しかし、この認識をもって「公共施設推進プラン」を視ると、現状施設を建替える計画だけで「まちづくり」という視点が欠落しているように感じます。

・市の建設推進組織も「学校経営グループ」が担当されているようです。

⇒本来であれば「まちづくり」組織を新たに発足させ、市民と共に将来ビジョンを構築し、市民と共に、施設計画を立案することが「組織のあり方」として適切なのです。

・従来の施設建設と同様の進め方では、また市民は犠牲となることが目に見えています。残念でなりません!

「巨額350億円」を活かす革新的な視点による「まちづくり」を切望します! 

 このような考え方と進め方が「公共施設あり方委員会」のお役目だと思います!

住民監査 - 公共施設のあり方委員会 (*訂正)

市議会では「公共施設あり方検討委員会」が定期的に開催され審議されています。

・今般、先日(315)開催された同委員会にて「高浜小学校整備事業」の「設計図」が事前に議員さんに配布され、各議員さんから市に質疑応答されたようです。その内容を検討したいと思います。

・議員さんは、全員で「14名」在席。質問は「24件」と「一人当たり1.7件」とは、若干少ないと思われます。 その職務遂行の対応に疑問も感じています。

(*3/21 質問議員さんは共産党議員-1名のようです。他の議員さんは傍観?! 怠慢です!)

本当に「無謬性」の建設計画なのでしようか? 

---高小整備事業---------☆---

☆質問内容は、「防犯」「防災」「交通安全」「施設運営」「縮充効果」等々に分類できるかと思います。

住民監査気になった点を列記し、検討したいと思います。

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Q1.校舎や体育館の一般利用により不審者が校舎内に侵入しないのか?

A1. セキュリティで区画している。児童は一般市民と交差しません!

⇒「セキュリティで区画」とは何ぞや? 「言葉」だけではイメージ出来ません? 

・「運動場」との区画構造は説明無し。本当に、一般市民が出入りしても児童と「絶対、交差無し」を実現できるのでしようか不可解なご回答と感じました。

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Q2.災害時、下水マンホールが「トイレ代替」となる。避難生活の上で問題無いのか?

・災害時、避難所機能として、受入れ人数は?

A2.災害直後より「500人」が「一週間」トイレ利用が可能!

⇒ 生徒数は「高小-620人」+「港小-440人」(高小は港小の防災・避難所機能も併合)

・そして住民を入れて「500人」で十分とは? 能力過少では?  

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Q3.災害時、「水」の確保は十分か?

A3.災害時、飲料水の確保は「市内全域-22,000㍑」を確保。一人2-1日分となります!

・貯水槽は「85㎥」+100㎥」の貯水容量を確保します!

⇒ 飲料水の必要量は「市民4万人×2=8万㍑」必要。更に、数日分を準備必要では?

  (*様々な防災資料には「水は三日分以上を確保」と記載されています。自己防衛策が必要です!  「各ご家庭で備蓄準備をお勧めします!」)

・火災消火活動に必要な水量は「約40㎥必要」が、確か東京消防庁の見解だったはず?

  (*貯水槽の水を「消火活動」に使えば、一日で終わり? 本当に「プール移設は正解?」でしようか?)

Q4.学校施設の「縮充効果」は?

A4.施設規模を削り「総量圧縮!」。機能の充実は「複合化!

小さな施設建設は「庁舎と同じ失敗の繰返し!」

・「複合」の言葉を使い、実態は、施設を寄せ集めただけの「集合建設!」。

・この施設建設に「50億円!」を投入し「財政効果」は説明無しの「浪費建設」です!!

  (*市内小学校の建設相場は「20億円相当!」何故か、高小だけ「倍額!」は 不透明です!)

  (*プールを学校内に建設すれば「1億円」これを民間委託し「3億円補助」は浪費では?)

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疑問点はまだ続きます。本当に未来に不安を感じます!

これほど市民を裏切る施設建設はありえないと思います!

   将来世代を借金返済の道具と化す施設建設は誤謬です!!

住民監査 - 施政のあり方 (総括) Ⅱ 

☆今日の新聞を見ると「建物再生」の文言を名古屋でも三河でも行われている記事が目に止まりました。

・その地域の伝統と財産を市民が力と智慧を合わせて受け継ぐ姿勢が現れた結果と思います。このような気持ちが今後の「まちづくり」に必要な気がします。

・施設寿命、築40年そこそこで「解体」という手段は「高度成長期」の悪しき慣習の名残としか思えません。今年度の「解体浪費年度」は残念な結果となりました。

---まちづくりの矛盾---☆---

☆「公共施設推進プラン」による計画の矛盾を感じた部分を列記したいと思います。

・市の方針は「財政削減」のため「縮充(複合)」「施設長寿命」です。

●各学区に「まちづくり協議会」拠点として「ふれあいプラザ」が設けられています。

・これだけは「独立施設」として「財政削減」の対象外となっているようです。今後、30年間の長期に渡り「長寿命方針」と異なる「建替え計画」となっています。

⇒ 「建替え」でなく「再生」がこれからの「施政のあり方」と思います。

この「まち協」と「公民館」の機能を、なぜ、合体しないのか? 以前から疑問です。

・今回の施設計画にも「分離・分割」の方針のようですが「施政方針」に「縮充」を掲げ、施策は「分離・分割」では庁舎と同じで「非効率極まりない、まちづくり」と思われます。構成メンバーは同じような顔ぶればかり「兼任体制」なのです。

このような施策が「言行不一致」な矛盾の施政ではないでしようか?

更に、「縮充」を徹底するのであれば「まち協」と「消防団詰所」の合体です。

・「まち協機能」として「安全・安心」は大きな命題であり「防災・防犯」に注力されています。防犯対策として「青色パトロールカー」がまち協に配備される理由です。

・一方、なぜ「消防団詰所」は合体しないのか? このような「別物」扱いとする分離対応が「団員不足」の要因ともなっているような気がします。

「まち協機能」に「消防機能」の付加も「縮充」と思います。

---総合管理計画---------☆---

●年次計画を見れば「将来、40年先」を見据えた計画です。しかし、個々に見ると「まちづくり」の夢や希望を推し量ることは出来ません!?

このような「夢」のない「まちづくり」計画で良いのでしょうか?   

・全体像が見えない計画で良いのでしょうか? 

・計画に矛盾や、疑問が多々、次々と出てきます。

・まだ利用できる施設なのに「移転理由」は説明ありません? 

・「財政効果」が目的なのに「節約効果」を説明無しで強引に推進される理由は?

このような不可解な施設計画は、市民が望む計画ではありません!

 「浪費解体」で「より良き『まちづくり』が出来るのでしょうか?」

 市民への説明責任は為政者の責務ではないのでしようか?

 不可解な「まちづくり」は強行されています!

住民監査 - 図書館の機能移転 Ⅱ

「図書館」の機能移転につき、どう考えても疑問ばかりで、再考したいと思います。

---市立図書館----------------☆---  (*駐車場は入口前。お子様連れでも便利で安心な施設形態)

・入館者   –   83千人     (*自習室、閲覧室有。H28)

・蔵書数 –   208千冊      (*一般-132千冊。 児童書-57千冊)

・貸出数  年213千冊 ・利用者数  年41千人

・委託料  69.4 (百万円) (*図書館流通センター)

*委託料は確かに高額。外部委託の弊害が露呈とも考えられます。 

     (*ご参考 - 美術館・管理委託-106百万円(H28))

1.「委託管理」という方法が適正なのでしようか?

2.「委託先」の選定が適正なのでしょうか?  

3.「委託管理」と「施設管理」を分けて検討されるべきでは?  

*「委託費」を削減のため「施設機能」を移転は本末転倒とも受け取れます。

4.「いきいき広場」に「自習室」の移転は「学生さん」利用は増加するでしょう。 

---施設のあり方---------☆---

●「財政削減の基本的方針」として「長寿命化-70年」と制定されたと思いますが…

●「鉄筋コンクリート造で、基礎も「耐震性」ある施設のはずです。

⇒「S54(‘79)に開館。築38年」の施設です。これを移転の判断基準が不明です。

 -「移転」による財政効果はあるのでしょうか? また「委託」では改善効果が疑問では?

⇒「委託費の金額」を市民に明確に伝えるべきと思います!

---いきいき広場へ移転の疑問------ 

1.現図書館の床面積「1,707㎡」は「どれほど削減となるのでしょうか?」 

2.H31年度は「移転期間」で「使用不可」となるのでしようか?

3.蔵書数「約20万冊」は「どれほど削減されるのでしょうか?

4.閉架図書の保管場所は「いきいき広場」内に新設されるのでしようか?  分割ですか? 

5.現利用者は、日当り110人。駐車場は確保できますか?  成り行きまかせは無責任では? 

6.「自習室」「研究室」などのスペースは設置されますか? 廃止は生徒が犠牲では?

7.移転後の「現図書館」の施設は解体でしょうか?  早期解体は浪費では? 

  - 他の用途に転用されるのでしょうか?   計画も、説明も無き、移転では?

これらの「説明責任」を省き、移転強行の推進を

   乱暴な進め方と指摘しています!

---外部委託方式---☆---

●単純な固定作業の外部委託は理解出来ない訳でもないが、現在のあり様は「委託拡大が過剰」ではないかと心配な面も見受けられます。

・市の正規スタッフの固有知識や経験、ノウハウを施政展開に円滑、効果的に発揮されていない面もあるように感じられ、これが市民サービスの低下となっています。

⇒ 怖いのは「施政施策」が継続的な維持施策に終始し、新規企画が取入れられず、毎年恒例を良しとする可能性が高くなることであり、組織機能が劣化することです。

☆組織発展のための「委託方式」「委託内容」につき見直す時期なのかもしれません!

住民監査 - 施政のあり方 (総括)

☆様々な施設計画につき、市民目線にて個々に検討を進めるなか、ようやく公共施設に関する施政全容が理解できつつあるように感じ、私見を述べたいと思います。

● 施政も施設も「市民のための制度」であり、「市民のための『まちづくり』である」べきです。が、残念なのは、ともすると「行政側で勝手に決められた施設建設の施政施策を、市民が血税をもって負担している」構図が見え隠れしています。

・つまり、施政の前にあっては「市民は納税の道具と化しているだけ」ではないか?

という思いが巡ってきます。

このような不適切な施政を変える事が「施政のあり方」と考えるに至りました。

---施政を変える事---------☆---

☆「最初に為すべきことは『市民の意見』を聴く事」と思います。

● 最近の施政動向では、これを省略され、下記のような手順で進められています。

1.「行政による計画立案」: 「・・施設計画書」を作成され、HP等で発表。

2.「意見募集」: この資料内容につき、市民意見募集。

3.「議会審議」: 意見反映も無く「市民了解」として「議会審議し行政案にて承認」

4.「施設計画の実施」: 予算承認され、具体的な仕様や見積は秘密とされ推進!

という手順で推進されることが一般的な進め方で、余りにも強引と感じています。

●「市民の声」を聴く機会でもある「意見募集」は、形式的に一度程度は行われます? 

・ちなみに、意見発信する市民も限られ、数人、数十件程度の意見で終わっています。

・直接、行政と市民と顔を突き合わせた計画前の検討会は行われません。決定後開催?!

これでは「聴いた」ことにならないのです。市民要望は仕様に反映されません!!

---過去の施政--------☆--- 

高浜市制の歴史は浅く「市制施行」が昭和45年(‘70年)。とようやく、あと数年で50年を迎えようとする段階です。従って、従来の施政は「他の自治体を手本として、早く追いつく、横並び」を追求する施策展開で、ほぼ間違いの無い(無謬性)の施政運営が出来たと思います。

・市民も「施政施策は『行政や議員さんの責務としてお任せで良かった時代』でした。

・人口も増加傾向。財政面も高度経済成長期を迎え「豊かな時代」の始まりでした。

---現代の施政--------☆---

☆現代は「豊かな成長の時代」は終り、「安定的な時代」へと移行し、人口や財政は横這い傾向のようです。

・一番大きな要因は、人口の「高齢化」と「低出生化」です。年金や介護制度、福祉等々の様々な社会的な基盤を支えてきた「人口構造」が、今後、様変わりしようとしています。

・この社会構造の変化を踏まえ、次々と建設された公共施設が、そろそろ築40年を迎え、この維持管理や施設機能の維持につき新たなる対応を迫られる事になったのです。

・国の提案は「施設統合」や「長寿命化」。

⇒ 多くの自治体はこれにならい「施設寿命-80年」を制定されているようです。

     (*「安城市は更に長期化-90年」。なぜか当市は「70年」と短期寿命? )

・よって、従来の「市債(借金)発行方式」の施設建設には疑問と不安を感じ、財源確保の改善も加えた対応が必要と思います。

   (*市債方式は「過去の手法」- 将来世代に犠牲的負担を強制する悪しき手法であり、

   現役施政体制の「責任転嫁」的な建設手法は「無責任」な推進方法とも言えます!!)

 (*最近、市債残高が減少の要因は「美術館」分がようやく終わる段階という事が証!

 - 高小建設等で、またこれを繰り返す愚行とも言えます。将来世代の犠牲を前提に! ) 

●人口の構成割合が低くなるであろう将来世代の負担軽減を考慮し、市財政も「50年」「100年」を見据えた大局的な判断をもって財政改善が求められていると思います。

・市民も「施政お任せ方式」から「自ら考え、自ら判断すること」が市民としての責務となり、「真の民主主義」が台頭するであろう過渡的な時代と考えています。

 (*その先陣として、よく言われる「シルバーデモクラシー」なのかもしれません)

このため市民は「情報公開」や「説明責任」を求める所以です。 時代の要求です!  愚民からの脱皮です。 

---施政のあり方-------☆---

☆高度成長期は「施政お任せ方式」のため「愚民政策」は問題にもならず済みましたが、現代は「施政参加方式」の時代です。「真の民主主義」が胎動を始めた時代に突入したように思います。

・従って、従来の施政のように「行政や議員さん一任」の時代は役目を終え、時代が「市民の施政参画時代」となり、当然、施政の進め方も「この時流に合った、新しい進め方」に転換すべきと考えます。

・その第一要素は「市民の声」を聴く事です。冒頭に述べた事と繰返しになりますが…

☆例えば、従来の「意見箱」に加え、

1.「施政アンケートの多用化」-「個別テーマに関しICT利用し、意向確認を繰り返すシステム構築」

2.「意見交換会の定例化」-「市議会後に市民との『意見交換会』を設定する制度」

3.「市民の施政モニタリング制度」-「市民目線による施政の監視制度の設定」等々。

⇒これらにより「市民の声」と「施政側」の意見や考え方を双方向的に交換する機会を踏まえて、市民意見が反映された「市民による」「市民のための」まちづくりの推進こそが、これからの「施政のあり方」なのではないでしようか? 

● これから「施政参画時代」に変わるであろうことを予言しておきたいと思います!

 新生高浜を目指し、市民参画が「施政のあり方」であり「民主政治」の発露です!

 (*皆様のご意見をお聞かせ願えれば幸いです)

住民監査 - 図書館の機能移転?

★「図書館」の機能移転も、多々疑問のある不可解な施設計画となっています。

●「公共施設総合管理計画」(H30年度版)には、「図書館」は、下記表のように「H30年まで-指定管理」「H32年-「いきいき広場」に機能移転」と記載されています。

・となるとH31年度は「移転期間」で「使用不可」となるのでしようか?

・であれば、また、一年間もの長期にわたりサービス低下は市民無視の施策では!?

 「公共施設のあり方として適切、適正なのでしようか?」「信じられません!!」

 (*「中公解体」は「市民ホール- 利用中断「4年弱!」- いかに市民を犠牲とする計画か!) 

---「公共施設総合管理計画」(H30年度版)---☆--- (*「いきいき広場」に「図書館」を機能移転)f:id:t2521:20180312130847j:plain

●「いきいき広場に機能移転」計画とあります。

・しかし、決定経緯も不明なら、移転方針や移転内容の説明も無く、市民に周知もされず、築38年の公共施設を短期閉館は、余りにも行政の一方的すぎる計画であり、市民を愚民扱いの施政はいかがなものかと不快感しかありません。

・少なくとも「大家族精神」にそぐわない乱暴な進め方と感じています。

---市立図書館----------------☆---  (*駐車場も入口前にあり、お子様連れにも便利で安心)

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●「市立図書館」・床面積「1,707㎡」・建設費「不明」・坪単価「不明」「S54(‘79年)に開館。築38年」の施設です。鉄筋コンクリート造の堅牢な建物です。

・蔵書数は約20万冊(一般-132千冊・児童書-57千冊)。貸出数-18万冊。利用者は、年間33千人(日当り110人)。

⇒いきいき広場の不安要素は「駐車場」。駐車巾は狭く事故や、盗難の可能性も…。

 煩わしいのは「駐車料金」。今は、片手に書籍、もう片方は子どもでも大丈夫!

 更に、駐車場はスペース広くゆったりとし、周囲は開放的で監視も容易なのです。

---施設移転計画の不可解---☆---  (* 不可解な点として、下記の5点を上げてみます)

1.図書館エリアは「防災対策上、危険地域と良く言われます」

・市の施設のあり方計画にも「施設の立地環境から液状化の危険性や津波による被害も想定される」と記載されています。

・しかし、市が作成された「地震防災マップ」を見ると「図書館エリア」より、隣にある「港小学校エリア」のほうが「危険度が高い」エリアと表記されています。

---防災マップ-------------☆---  (*理論上最大想定モデル)

 <*津波の最大浸水深分布 >       <*液状化危険度>

→鉛筆の先が「図書館の建設位置」・「港小は右下の位置となります」

f:id:t2521:20180312131044j:plain    f:id:t2521:20180312130945j:plain

●今回の施設計画は、防災マップの警告表記を無視され、「港小学校は、このまま現状継続で良し」とし、「図書館を移転」とする考え方は、不適切ではないでしようか?

・市の総合的な防災方針や考え方を、またもや市民に説明責任を果たされることなく強行推進は、行政のあり方としても不適切と思います。

・耐震性が移転理由であれば「港小」こそ最優先で移転推進されるべきかと思います!

⇒「市民の安全・安心」を最優先とすべき施設計画としてはいかがなものでしようか?

・通常、公共施設の基礎杭は支持杭方式で、強固な地盤まで到達支持する方式のはず。  

  - 液状化対策の基礎構造とするのが建築基準なのでは? 図書館はこの基準に合致していないのでしょうか?  不可解です?! 

⇒「図書機能」の移転の必要性に疑問を感じます?  如何ほどの財政効果なのでしよう?

* このように何ら移転につき納得できる合理的理由、合理性ある説明も無く、一方的な施設機能の移転は「無駄な財政浪費」でしかありません。これで移転強行は暴政です!

* 市民不在の施政は『大家族精神』に反し、施政のあり方として適切とは言えません!  

2.市民サービスを維持しつつ、円滑に施設機能を移転出来るのか?

●書籍の貸借サービス提供の中断期間はあるのか?  その中断期間は、適正な範囲なのか?  近々にも、市民に詳細、かつ丁寧な説明を戴きたいものです。

⇒「指定管理」は来年度で終了。次の年度の計画ですから…

3.「機能移転」の範囲が不明確では市民をまた騙すことになりかねません… 

●図書「閲覧室」の他、「自習室」「児童室」等々があり、何処までの機能を移転なのか?  また「規模縮小」を優先され「自習室」や「児童室」を廃止では「機能移転」ではなく「市民サービスの縮小移転」です。この辺りの計画内容の曖昧さが強引と感じます!

ある意味、市民を愚弄した計画なのかもしれません。残念ながら警戒を要します。

4.では、現図書館施設は、機能移転後、どのような処置方向を検討されているのか?

● 解体であれば「愚行」であり、「浪費」でもあり、「暴政」そのものです。

・鉄筋コンクリート造の強固な建造物は「地域の臨時的な避難場所」として活躍する可能性もあり、即解体では、血税浪費でしかありません!

⇒ 明確に、施設寿命「70年」を遵守の施設の活用方法を市民に説明されるべきでは?

   市民に説明無く強引推進は、根底に「愚民扱い」の気持ちが伺えます!    

5.なぜ「防波堤の延長建設」を推進されないのか?

 ●「南海トラフ」等の大地震の到来が叫ばれて数十年。港小の南側にある高浜川の防波堤の延長工事を推進こそが、公的機関のお役目であり、果たされるべき責務では?

⇒「あぶない」「危ない」の「口先だけ」では、行政のあり方とは思えません!

時代は ICT! もう市民を愚民扱いは終焉を迎えています。

過去の時代の自治方式は通じず「より適切に、丁寧に、説明責任を果たされるべき時代」が到来しています!

・市民と共に進める「大家族精神」による「まちづくり」こそが次代のあるべき姿です!

住民監査 - 介護保険料の引き上げ!

当市は「福祉のまち」を宣言され久しいのですが、他市と比べそれほど優位的な「福祉サービス」を展開されているとは思えないのが残念な一面でもあります。

 (*「福祉のまち」に居ながら、福祉に無知なため違っていたら、ご指摘お願いします)

---最近、知ったこと-----☆---

1.「介護保険料がダントツに高額なこと」 - (名古屋市に次いで県下第二位)

2.「その差額分のメリットは皆目不明な事」- (差額理由を説明されるべきと思います)

⇒「介護保険料」に見合う介護サービスであれば県内第二位の高水準のはずですが…?

・「単純に「料金が高い」だけの介護保険制度」のように思えてなりません…?

● しかし、無知な市民の一方で「介護保険を有効に活用され「快適な老後生活」を送られている方、ご家族がある」ことも実際にあるようです。

そう!「介護保険は不公平な制度なのです!」

---介護保険の問題点---☆--- (*[検索] :  介護保険の問題点 | 3分でわかる介護保険料)   

高齢者が介護を必要としていても、そもそもサービスの使い方がわからない。
・要介護の認定・調査をする人によって介護度にバラツキが出ている。
・入居したい施設(特に特別養護老人ホーム)の待機期間が長すぎる。
・保険料を支払っているにも関わらず、サービスを受けられていない高齢者の増加。
・施設の介護職員の人員不足。
・人員不足による介護サービスの質の低下。
・介護サービスに頼りすぎて、家族が全く介護をしなくなる。
認知症高齢者が増え、認知症ケアの対応が間に合っていない。
・規制が多すぎて満足のいくサービスが提供されない。
・在宅での生活を推進しているがゆえ、孤独死が増加している。

このような問題点があることを親の生活実態からも実感したのです。不公平だと!

 (*親は「介護サービス」を何ら受けることなく旅たちました…。何のための介護保険だったのか疑問です )

そして、更に、介護保険の財源確保のため「保険料値上げ」や「徴収対象年齢の引下げ」が検討されているそうです。

保険料だけでも「世間相場」に引き下げて頂きたいものです。市民への福祉策として!

   (*介護保険料の高額さは「県下第二位!」「碧海五市第一位!」は残念な施政実態です)

 (*まさか「分院入院者」にも適用される制度でしょうか? であれば尚 不公平です! 後日、確認します)

---介護保険料の値上げ! ---☆---

●新サービス提供のため、保険料や税金の値上げは当然とされるところですが、市民への貢献策として「智慧」を発揮されたか?という視点から見ると努力不足では?

・単純値上げでは「誰でも出来る事」ではないでしようか?

施設計画に莫大な血税投入を推進されますが、今一歩、市民生活に密着した施政分野へのご配慮を切望するものです。 

・全市民が同等の介護サービス提供を受けられる制度改革が前提の値上げであってほしいとも思います。兎に角「県下第二位の高額」は汚名です。ご改善をお願いします!!

住民監査 - かわら美術館の民間譲渡 (予定)

☆かわら美術館で最も印象的な企画展は「H20年 - ねむの木のこどもたちとまり子美術展」です。もうあれから10年も経過。早いものです。しかし強烈な印象は今でも残っています。「宮城まり子」という人の存在感のすごさが…。 

・「宮城まり子さんが主宰する「ねむの木」の子らの緻密な絵画にも圧倒されました」

来場者も大勢で、ホールに入りきれず、通路も長蛇の列となり立ち見の状態でした。

・当時、金髪の宮城さんは「クルマ椅子で場内をあちこちに移動され、手を伸ばせば触れるような距離感でしたが近寄りがたい圧倒的オーラ」を感じた初めての経験でした。

・「人間のすごさ」を感じた、よき経験でした。しかし、以後、約10年間で美術館には数回の訪問にとどまっています。なかなか、魅力ある行事を開催することは高度な企画力を必要とするようです。

 [検索] : 「ねむの木」http://www.nemunoki.or.jp/

---かわら美術館----------☆---

● H3年、高浜は三州瓦の産地であり、地元瓦産業に携わる市民からの要望を受けられたのか「美術館」の建設に着手されたようです。

・その昔、三州瓦を日本全国に運んだ「千石船」をイメージしてデザインされたそうですが、そう言われても理解に苦しむ施設意匠は素人には分らない世界です。

・「かわら美術館」・床面積「4,670㎡」・建設費「41億1千万円」・坪単価「290万円」という破格の超高額な施設は「H7(‘95年)に開館」となったのです。

当時の市民は愚民政策により「40億円超」もの施設建設費とは分りませんでした!

     ただ「ハコモノ建設のムダ遣い」という感覚はありました。庁舎と同じです…。

---施設建設と運営費-----☆--- 

●「公共施設推進プラン(H30年度版)」に「かわら美術館」は、H33年-「民間譲渡」と表記されています。

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市民感覚では「勝手に作って、勝手に売買」。その血税たるや「建設費-41億円」+「施設運営-38億円(H7年~H28年推定)」で、何と「血税80億円」を投入の施設です。

血税-80億円も投入し、またまた短期の26年間で譲渡とは、またもや失敗では!?

・瓦産業にいかなる売上拡大効果があったのでしようか? 今では、相当、衰退し疲弊産業との噂がきこえてきます。

⇒「80億円」を他の拡販手段に活用されたほうが有益だったのでは?

  市民感覚では、またもや「もったいない」使い方です。

・このような事態を、いとも簡単に「民間譲渡」という感覚を疑いたくなります。

 責任を取られる覚悟も、説明責任を果たされる意向もないようです。

 危機意識の欠落と感じます!!  市民を愚民扱いです!!

---施設建設の不可解-----☆---

● 不可解な点は、二点あります。

1. 美術館の展示を前提に「収集された美術品は何と『約5億円-1千点超』になります」

・「瓦」は分りますが「油絵-1千万円超」も数点。「5百万円を超える油絵も多数」「日本画」「浮世絵?」 見た事もありません?!  

血税」は湯水のように湧いてくるのかもしれませんが、その管理方法は不明です?

・今後、美術品をどのように管理され、有効利用を図られる予定なのか? 

・これも含め「民間譲渡」なのか?

まったく市民に説明責任を果たされることなく強行推進はいかがなものかと。

 「愚民扱いにも限度があります」

2. H6年当時「森前公園整備事業用地」として「土地買収」をされたようです。

・事業費は「約5億6千万円」。対象となる土地は「4筆」。

その購入単価がバラバラで、且つ、異常な高額なのです。

    地主さんとの交渉経緯は不明ですが、どのような調整行為があったのでしょうか?

   不可解な事業です。

⇒「坪単価は、30万円代、60万円代、なんと100万円を超える物件も有ります。異常な高額では?」

 現在でも超破格の買収額は不適切な「忖度の証」では?

 市民に適時的な説明責任を果たして戴きたいものです!

  愚民政策は止めて戴きたい! 納税の道具ではありません!

  市民と共に進める「まちづくり」が大家族精神です!

住民監査 - 施設計画のあり方

血税が、適切、適正に利用されているか? 市民、お一人、おひとりが考える時と思います。

● 現在、高浜の施設計画は「客観的に見ても『浪費』そのものです!」 

「市民の声」も無視されて「巨額施設の建設」を強行されています。

・おそらく、10年も経過すれば、現在 進行されている施設建設の評価は正確に下されると思いますが「優れた施策」と判定される可能性は極めて低いと思われます。

● 第一の要因は「基本方針」と「現実の施設建設」が「整合していない」ことです。 

・「基本方針」 -「施設寿命-70年化」  +「縮充(複合・集約化)」 = 「財政削減!」

・「現実の建設」-「施設解体は早期化」+「建設仕様は『集合』」= 「借金増大!?」

・「施設仕様」 -「市民意向を反映されていないため」使いづらい施設に!

   (*既に「新庁舎は便利になった」という声は一度すら聞いたことがありません! 誤謬!!)

施設建設も「愚民政策」により「行政が独断的に推進され、建設強行」の姿は不適切そのものです。

 (*「愚民政策」- 市民に正しい施設建設情報を伝えず、情報非公開にて進められている)

・「市民サービスの充実」のための施設建設が、これを充足出来ず不満を蓄積の結果、「将来世代 - 70年」もたず、市民の不満は、いつか爆発する可能性もあるでしょう。

・更に、将来世代から、当時の「市民」は「なぜ、傍観していたのか?」と批判的な苦言も聞こえてきそうな気がします。

・この原因は「施政が市民意見を吸い上げていない」ということも一因と思います。

---市民意見による施設計画---☆---       

 [検索]: アンケート http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/gyosei/shigoto/shisetu/arikatakeikaku/anketo.pdf

 ・市は「アンケート調査」や「意見募集」を実施した。とお答えになると思います?

 - 実態は「アンケート」「意見募集」実施のみ。「施政に反映されないのです!」

形式優先の「アンケート」「意見募集」「説明会」と感じます。「愚民政策」です! 

  (*未だに「リース庁舎・20年-33億円」+「21年-解体」の「財政効果」は疑問です!!)

---市民意見の聞き方---☆---  (18.3.6・中日新聞・西三河版・P.16・SPC提案大幅見直し)

・お隣の街「西尾」では「PFI 建設」で混乱し、行政が施設計画の見直しに全力投球の途上にあるようです。

・施設建設方針の見直しを行政が骨身を削って推進されている姿は頭が下がります。

・西尾が行ったことは、まず「市民アンケート」でした。「市民の声」を聴く事でした!

・個々の施設を取上げ、「施設の必要性」「設置計画機能の是非」「市民が望む施設機能」につき、市民の意志・意向・意見を確認されたようです。

● 結果「特定目的会社が提案」の「施設の活用法」「新機能」に市民は批判的な評価を下されたとあります。

高浜は「応募1件のPFI 団体」の提案を丸のみのようです!  市民には情報非公開!!

 (*着工後、関連団体がHP解説。仕様等は「イメージ図」。詳細不明の愚民政策です!)

---高浜の市民アンケート例---☆--- 

★数年前に実施されたアンケート結果を視ると設問方法が「大胆」過ぎです。

・これで「市民意見を反映し、高小・整備事業に反映された」ようですが、到底、理解出来ません。が、「市は採用」です…。

● 「ご都合の良い解釈をされた」「ご都合の良い回答を採用」されたとしか思えません!

★「複合化」-「複合化に賛成は『89%』-「誘導設問」のような感覚も受けます。

  - 高小は「集合」です。体育館や児童センタは別棟式! - 「市民の意向は無視では?!」

・「アンケート回答」の主旨から「逸脱」と思われますが「御構い無し」 

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★「高小に必要な施設」-「一体、施設にどのように計画反映されたのでしょうか?」 

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・大胆(大ざっぱ)なアンケートによる施設計画は結局「大ざっぱな計画」と思います!

施政に「無謬性」を求めるのは無理な話なのかもしれません?  

---施政のあり方---------☆---

・地域自治のあり方は「市民サービス」の充実です。

 - このままの施設建設を強行では「市民は犠牲」です。

     費用対効果(VFM)が認められない施設建設を強引推進はいかがなものかと思います!

『大家族精神』の復活を切望します!

    将来世代のためにも施設建設を立ち止まって「考えるべき」「説明責任」を果たされるべきと思います!!

〒444-1335 高浜市芳川町1-2-34 電話 0566-52-5419 fax (同) Mail yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責 矢野義幸