・『災』- 先日、インドネシアで「津波」発生! まだまだ災いは続きそうです。
・地震防災マップを改めて開き、やはり「高浜 - 碧海町」の深刻さは問題です。
⇒「地震災害の被災想定域」であり、市は緊急的な対策を講ずべきでは…?
・同時に、同町は意外に多くの「ハコモノ」が集中設置している町となっています。
⇒ どのような対策をすべきなのか、市民目線で考えたいと思います。
---碧海町の地域特性---☆--- (*市・地震防災マップより )
・防災マップの資料より抜粋したものです。 (*地図 - クリックで大きくなります…)
● 地表震度 ● 浸水深分布 ● 液状化分布
⇒ 驚きは「港小学校域」が被害想定域として上記三つの危険要素が重なっています。
---碧海町のハコモノ例---☆---
・施設名 改修移転 改修規模 建設時期 市民の思い
① 港小学校 H38年 8.3億円 S50 - 築43年 ⇒ 改修より移転?
② 南部幼稚園 H35年 1.1億円 S53 - 築40年 ⇒ 改修より移転?
③ 体育センター H32年 高小-移転 S52 - 築41年 ⇒ 移転より長寿命化
➃ 武道館 H35年 高小-移転 S54 ‐ 築39年 ⇒ 移転より長寿命化
⑤ 図書館 H32年 いき広場へ S54 - 築39年 ⇒ 移転先の再検討を?
⑥ 漕艇センター H35年 あり方検討? H 9 - 築21年 ⇒ 当初の目的は…?
⇒ そもそも「被災想定域」にハコモノ建設が誤りです。また、市民生活を営める地域とされたことも疑問です。施政に「市民の生命と財産を守る義務が生じた」のでは…?
・全域の地盤改良から取り組まれるべき地域と思われます。または補助政策 の展開!
・①②は、幼児と児童を、より安全な環境で育児と教育をはぐくむべきです。
⇒ 大改修計画に「耐震」「浸水」「液状化」対策の仕様を事前公表されるべきです!
・③➃の早期解体は無駄遣いです。高小のサブアリーナは、また狭小化とか?
⇒ 狭小化のハコモノは融通が利かないものです。避難所としても使いづらく不適切…!
・⑤図書館をいきいき広場へ移転はスペースが狭小化! 駐車場や駐輪場も不便です。
⇒ 移転候補先として「分院施設」の再活用を検討されてはいかがでしょうか?
民間企業には「敷地」も「駐車場」も拡大。市民には「狭小化」は誤謬です!
・⑥漕艇センターは、何のための「ハコモノ」だったのでしょう?
⇒「年一回」の「レガッタ祭り」にその意義や目的・効果は理解出来ず残念です。
発展性の無い、ハコモノ施政だったのでは…?
● 矛盾は「防災マップ」の液状化危険度が「極めて高い」-「幼稚園・学校」は現在地! 危険度が「高い」- 「図書館」は早期移転!?
⇒ 後世の市民より「図書」を優先という感覚は、施政として不適切としか思えません…
● 更なる矛盾は「避難所」です。「港小」や「南部幼稚園」を避難所とされています。
⇒「震度」「浸水」「液状化」の全てにつき危険度が高いとされる同地を「避難所」とされることは「市民」を危機におとしめることになるのではないかと危惧されます。
---市民の素朴な疑問---☆---
● 「庁舎建替え」は、耐震対策を緊急課題として真っ先に着手されました。しかし、市内で最も大きな被害が予想されるであろう「碧海町」は未着手では手落ちでは?
・図書館や体育センターは、H32年には移転の予定ですが、肝心の弱者施設「小学校-H38年」や「幼稚園-H35年」と数年間も大改修を先送りは、適切なのでしょうか?
⇒ 現「ハコモノ」計画は、「バランス感覚」「優先順位」に適切性を欠く証しです!
● また、同町に在住されている「老若男女の市民」や「企業関係者」への災害対策は、如何様にお考えなのか? 全く見えない無策ぶりは残念というか、危機感を覚えます!
・民間プール会社だけ「移転先の敷地も準備(数億円)され、建設費も、今後、30年間で約9億円」もの巨額補助は公平さを欠いた優遇措置は疑問しかありません。不適切です!
⇒ 再び「*商工会」同様の「30年間-家賃無料化」の過剰補助は血税の無駄遣いです!
(*中公内にあった「商工会」に37年間の家賃を無償化する補助実施 ⇒ 係争中です! )
---市民の素朴な思い---☆---
■ 高浜の防災上の弱点は「衣浦湾」に沿った海岸線に広く分布している被災想定域です!
(*住宅を初め、学校・商店・工場・老人福祉施設等が混在しています。低地も有り )
●「庁舎」だけ、「ハコモノ」だけ整備すれば良いというものではありません。
・いつ起きるかもしれない大災害に対し、行政・議会は如何様にお考えなのでしょう?
・特に、地震防災マップに表記の、被災想定区域の対策は喫緊の課題と思われます。
(*「避難所や避難経路の確保」・「救急救命備品の整備」・「現地に危険表記」等)
・また、避難所である高浜小の「防火プール - 300㎥」解体も疑問と不安の一つです。
(*「防火水槽-100㎥」で充分とする保障資料は、どこにも無いのですから… )
市民優先の防災の率先垂範が施政のあり方と思われます!
安心・安全な「まちづくり」にも更なるご注力をお願いしたいものです。