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t2521’s blog

高浜市の公共施設を市民目線で考える市民団体 

・市内の公共施設は、市役所・公民館・美術館・学校といつのまにか100施設を超えました。どれも巨額の血税で建てられています。今、最大の問題は、民間病院である高浜分院のため、公共施設「中央公民館」を解体し、跡地にこの病院建設のため、また血税20億円を投入です。まったく市民無視の、まちづくりが進められています! これを「市民参画」で決めたいのです。もはや議会、行政だけで決める時代は終わりました。

高浜市医師会の投稿  高浜分院問題 (27年12月)

刈谷豊田総合病院高浜分院(以下、「分院」)が移転、新築されるそうです。移転先は中央公民館を取り壊した跡地、平成30年の開業を目指すということです。建設費用のうち20億円を市が負担し、土地も無償で貸す、ということです。本当にこれでいいのでしょうか?

 協定書    

 平成21年に市立病院から刈谷豊田総合病院の経営母体である豊田会に譲渡されたときに協定書がかわされました。そこに、費用20億円を限度として市が負担することが記載されています。また分院の運営に要する経費、施設の修繕費、刈谷豊田総合病院の地域医療及び救急医療振興事業への補助金、高度医療機器等への補助金というさまざまな財政支援を平成31年まで行うことも記載されています。       

 新分院の計画            

新しい分院は透析センターを新設、ベッド数も現在の104床から150~200床に増床、腎臓内科も新設し、これらにより経営改善を目指すということです。ベッド数も増え、赤字も縮小される、いいことずくめのようです。   

でも、ちょっと待ってください。増えるのはリハビリ病棟と特別な治療は必要のない寝たきりの人のための病棟で、一般の人は入院できません。肺炎になった、骨折したという人は今まで通り、刈谷豊田総合病院に回されます。時間外、休日診療も一切しません。普段から分院にかかっている患者さんでもお断りです。                   

 黒字になるのか?  

新分院開業により黒字経営に転換できるかは極めて不透明だと思います。透析センターは安定した収入が見込めることは確かですが、人件費もバカになりません。腎臓内科もそれほど劇的な患者増には結びつかないでしょう。   

リハビリ病棟といってもどういう形になるかは不明です。本格的なリハビリ専門病棟にして、先進的なリハビリテーションを行えば近隣市町村の患者さんも増え、経営改善に貢献できるかもしれません。

いずれにしても、黒字にさせるとしたら、市民が今以上に分院に通院する必要があるのではないでしょうか。赤字路線の廃止を食い止めるために住民がせっせと利用に励んでいる名鉄三河線の西尾蒲郡間みたいに。でも、そうなると結果的に医療費がかさみ、市民の医療費負担が増すことになるのではないでしょうか。あるいは当院のような地域の開業医が経営不振に陥ることになるかもしれません。 

 無償で土地を供与?          

中央公民館の跡地に新築することも賛否両論ありますが、それはさておいて無償で貸すというのは納得できません。高浜安立荘もこもれびの里も市の土地を借りていますが、きちんと賃料を払っているそうです。一番裕福で、世界のトヨタという後ろ盾を持つ豊田会からは一銭ももらわないというのはどう考えても不公平、というよりアベコベです。 

今こそ高浜市民は、今以上の負担を負って地域医療にさほどメリットがないと思われる分院を存続させるのか、あるいは負担を最小限に抑えるために分院を廃止する道を選ぶのか、覚悟を決めるべきだと思います。                                                                      

〒444-1335 愛知県高浜市芳川町2-10-13 高浜の住民自治をめざす会 代表 牧 信儀    電話 0566-52-2521 FAX 0566-52-4210 Mail maki2521@circus.ocn.ne.jp