t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

11/20 高浜初の住民投票は『不成立』

☆ 日本初に制定されたと言われる「高浜市自治基本条例」による常設型の「住民投票」で、高浜市初の「中央公民館の取り壊しの賛否を問う住民投票」は『不成立』!! の結果となりました。

● 確定投票率は「36.66%」 

 過半数を超える壁は、想像を超える高いものでした。(素人の甘さ、悲しさでした)

投 票    13,034人  

●  棄 権     22,522人  

⇒ 「賛成」か「反対」か、二者択一しかない住民投票で、棄権は意志不明?!

    棄権された市民の方々の意志が全く見えず、市政判断できない事態と思われます。

     (* ある新聞社の投票結果の出口調査では、約75%が「解体反対」だったそうです)

☆ よく耳にしたのは「ご高齢者の移動」の問題でした。 

 ・「投票所まで移動するのが大変。行きたくとも行けない。」というものです。

● かつて福祉の街と言われた高浜市でさえ、市民の権利である「投票権」の充足は全く不備な世界でした。

☆ 選挙の難しさを初めて知りました。貴重な体験だったと思います。

⇒ 「投票行動」の壁を低くするような工夫制度の必要性を痛感し、市政に提案要望も将来的な課題のように考えています。 

☆ いずれにしましても、投票された市民の方には「感謝申し上げます

 「解体反対」に投票された方には、「力不足をお詫び申し上げます

⇒ 市政是正に向けて、また、次なる方法をもって活動を進めたいと思います。

まずは、市民の皆様、並びにご関係者の方々様には、御礼申し上げます。

ご支援、ご協力、ありがとうございました」 

 

---あとがき-----☆---

●市内唯一の「劇場ホール」を有する「中央公民館」は解体されました。

・築36年、資産価格-7億円、解体費-3億円で、民間分院の要請を受け解体されました。

・年間利用-7~8万人。幼稚園から小・中・高校生の成果発表の施設でした。

 周辺市では「高浜」だけ「ホール」の無い街に転落。あとは「小学校の体育館」が、市の「ホール」だそうです。

 

・同民間分院は、前市立病院で、中央公民館の南-約400m辺りにあります。同病院は「同じ場所に建替えは大変だから、公民館の場所が便利だからそこに建替える」

・「建設費」は、「40億円」で市に「20億円負担」を要求。更に、運営補助「3億円」「土地は無償貸与-5年間、6年以後は減免措置」「利子補給」「駐車場は拡大-約1億円を市が負担」という傲慢とも思える要求を市は了解したようです。

恐らく、多くの市民はこのような実態を知る機会は無かったように思います。

・市の説明も「解体ありき」で市民に是非の判断材料として以上の情報提供は皆無。

 この民間分院に経営移譲以来-20年間で「血税-60億円超」を投入なのです

 

・可哀想なのは「ホール」を奪われた「子どもら」、「市外のホールにて『発表活動』を開催」、市は「これが定住圏構想、積極的に利用」と推奨しています。

 

・市は「施設は後世の市民も使う。借金も後世の市民が返す」と説明です。

〒444-1335 高浜市芳川町1-2-34 電話 0566-52-5419 fax (同) Mail yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責 矢野義幸