t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

高小建設 - 体育館の音響仕様

★中央公民館(市民ホール)を解体し、このホール機能を「高小・体育館に機能移転する」の説明は本当でしょうか?

⇒時々、聞くのは「座席だけ階段状の『ロールバック』にすれば良い」を推進中では?

---ホール機能-------------☆---

☆ 昨年4月、音楽団体「アルスノーバ」が、中央公民館の解体に市民の関心拡大を図るため、演奏会を開催頂きました。そのホールでは「マイク無しの独唱」や「バイオリンを指でつまびく演奏ピチカート(Pizzicato)奏法」など、ホールならでは会場の隅々まで音が伝わった驚きと感激を覚えています。

 ☆ 築36年の市民ホールでも、音楽器の小さな音を伝える、その伝搬効果は絶大でした。高浜の文化の殿堂を立派に担っていたと思います。これが『ホール機能』です。

このような「音響効果」を、本当に、高小の体育館で機能発揮できるのでしょうか?

     市は「機能移転する」と明言されていますが、怪しいお約束のようです?!

---要求水準書--------------☆---

★市は、建設設計会社へ建設仕様を伝えるため「要求水準書」を作成されますが、「ホール機能」につき、この内容を確認してみました。

屋内運動場 (メインアリーナ)

・メインアリーナは、学校体育等のスポーツ活動と、音楽会・講演会等を行うホールとしての利用に対応可能な計画(天井及び壁面に吸音材を設ける等)とすること。

・座席は、パイプ椅子(700 脚)の収納スペースをステージ下に設けるとともに、電動
式のロールバックチェア(約300 席分)を設置すること。

・ステージの奥行きは 9.0m とし可動式音響反射板の配置を想定した計画とすること。

これが、ホール機能等に関する要求で「音響効果」は、細かく指示されていません!

  (*音楽室は「良好な音響的環境の整備とともに、(略)… 高い遮音性を確保すること」と、音楽室の音響効果には配慮されているようです。但し、感覚的で定量的な要求が必要と思います。余りにも適当すぎです)

---市民の声----------------☆---

☆これでは、現在の小学校の体育館と同じで、立派な放送設備があっても音が反響したり、外部の音が入り「学芸会や発表会の声が聞きづらい」という苦情が起こります。

☆音響に配慮のため「放送設備を良いもの」だけで音響に配慮とは言えません!

---音響効果----------------☆---

☆本来、ホールであれば、残響時間や遮音性の目標値を設定するものです。例えば…

・「500Hzで1.5~1.8秒程度の響きを…」「客席においてNC-20未満の静けさを…」

高小・体育館は、傍に「名鉄線」があり、鉄路対応の「遮音対策」は必要です!

    

 

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