t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

高浜分院を再考する

 ☆「高浜分院-経営移譲」の 8年前に戻って、施策を再考してみたいと思います。

 ・参考情報として、市議会議事録を用います。 [検索] :  平成20年12月 第4日 本会議 議事録

 ---施設-------------------☆--- *市立病院を、豊田会に「譲渡」し、病院運営を経営移譲

・S60年('85年)  2月、市立病院 - 北棟 - 診療開始。                築32年

・H11年('99年)  1月、市立病院 - 南棟 - 増築「療養病棟」開設 築18年 

・H21年('09年)  4月、豊田会に「経営移譲」~   現在 - H29年     8年経過 

高浜負担・無償譲渡 >・事業債 9.8億 ・施設残存価格 15.6億・医療機器、備品 2.3億 

血税建設の施設を無償譲渡-「28億円相当負担」+土地-無償貸与(8,170㎡<年440万円>)

---病院経営を民間移譲---☆--- *「経営移譲」と言いながら財政実態は「経営委託の補助漬け」

★ 経営移管は様々な方法があったようですが「民間移譲」を選択。理由は…、

 ● 豊田会は「経営の自由を狭めたくない。行政からの関与を最小限にしたい

 ⇒ 結局「金銭補助は最大限に」「経営は自由に」という一方的な要求を承諾!?

● この方針に基づく「不平等協定」を締結され、「経営移譲」の8年間で、経営補助(赤字補償)・高度医療補助等で「計28億円」を補助実施! <市民に報告案内無し>   

高浜負担> なんと、H29年には「合計56億円を負担となったのです。

---公共施設を解体---------☆--- *病院の建替え地に「中央公民館」を要求!  住民投票に発展!

★経営移譲時は「建替えは『現在地』」が条件でした。   (*病院管理Gの答弁 P.3)

⇒ これを豊田会は、市民が利用中の「中央公民館 (築36年)」の土地をご要求 !?

● 市は、建替え地を「中央公民館-解体」という無謀なご要求まで、受け入れたのです。

高浜負担・公民館の解体>「残存価格7億円」-「解体工事費 3.5億円」「合計66億円

---新協定の締結----------☆---   *建替えのため、新たに覚書を締結! 23億円!  市民説明は無しか?

★まだまだ、ご要求は続きます。病院の建設補助「20億円」、経営基盤強化「3億円」

高浜負担・病院の建替え補助> 「23億円+利子補填」、土地は無償貸与(5年)、固定資産税も免除。一つの民間病院に、どこまで、ご奉仕が必要なのでしょう??

愛知県の最小規模の街が、病院に「合計90億円」を負担とは、甚大な財政負担です!

 (*注> 実際には、旧市立病院の建設費も加われば、100億円超」の医療施設事業と予想されます)

---ハコモノ行政--------☆---   *誰のため、何のため? どんなメリットが…?

☆市は、更に、公共施設300億円事業の推進計画を提示されています。ただ心配は…、

● この病院事業のように、情報公開も事業説明も無く強引な施政推進をされる事です!

コンパクトシティ高浜では、「病院だ!」「美術館だ!」「リース建設の庁舎」「集合建設の小学校」と続く「ハコモノ行政」の先は、莫大な財政負担が待ち受けています!

*リース建設-新庁舎の30億円・二分割割建設は、便利になったでしょうか? 

*高小建設も当初は13施設-集合建設-37億円。今や50億円に膨張し、理由・効果説明無し!

ハコモノ借金で「市民サービス」は尚一層、低下・劣化の事態も多分に予想されます。

後世の市民に誇れる「まちづくり」へ転換が必要では!

☆今一度、原点を振り返って「もったいない」精神を呼び起こし、堅実な事業計画の推進が市民の責務です!!

「病院」も「美術館」も、無いより、あったほうが良いかもしれません。しかし財政負担「200億円相当!」

● 人口47千人。予算140億円のコンパクトシティの経営戦略として「ハコモノ施政は、市民サービスが低下する要因ともなりうる重荷」のような気がします。多くの市民が犠牲のような気がします。市民の声を聴き…、

 もっと 市民のための施政方針、施策に切り替えるべきと思います!

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