☆国内の自治体は、市-790市。町-745町。村-183村。計1,718所あるそうです(H26年)。
各自治体で「情報公開制度」は、基本的な要素として条例化されているようです。
☆政治は「行政と議員さんに任すもの」と言われますが、恐らく明治以降の議会政治の歴史的な経緯(140年)を経て、このような解釈が生まれたものと思いますが「行政や議員さん」は施政の代行者では? 故に「二元代表制」と言われる所以かと思います。
⇒ 根本原則は、政治は「民」のもの! これを憲法で「主権在民」と現しているのでは?!
☆では「民」の為すべき責務は? 施政に関心を持ち、施政の監視も一つと思います。
⇒ このため「施政の情報公開を求める制度」が制定されたのではないでしようか?
市政情報の公開は「まちづくり」の第一歩です!
このより良い「まちづくり」のため「公文書公開請求」をお奨めします。
---高浜市情報公開条例-----☆--- (*[検索] : 高浜市情報公開条例 )
☆高浜市の情報公開条例から引用抜粋し、「目的」を確認したいと思います。
「市政に関する市民の知る権利を保障するとともに、市が行う諸活動を積極的に市民に説明する責任を果たすため、市が保有する行政情報の公開に関し必要な事項を定めることにより、開かれた市政を推進し、市政に対する市民の理解と信頼を深め、もって市民が主体となった自治の進展を図ることを目的とする」と規定されています。
⇒ この条例目的に沿った施政運営が遂行されているかを 市民が確認は責務と思います!
---高浜ハコモノ計画の事例---☆--- *市政の疑問の案件は「公共施設の建設」です。
★特に「ハコモノ」は巨額の財源を費やすため 監視を強める必要があると思います。
(*例>介護保険は県下第2位の高額。市民の本音は、ハコモノ投資より市民の生活経費の削減が優先とも!)
☆ハコモノ施政の「疑念」の一例を列記します。
● 過去を遡れば「かわら美術館」- 80億円超! 近年、運営縮小を検討開始の模様。
● 新市役所の定期借家建設-30億円。旧市役所を改造すれば15億円。なぜ、30億円!?
● 中央公民館の解体-民間病院のため、資産価値 7億円を解体費3.5億円も負担し提供?!
● 新高小は、当初、13施設-37億円と説明。現在、10施設-50億円計画! 市民説明無し!?
● 新高小のため、青少年ホーム解体しプール建設運営を委託! 年2百万円が8百万円増額!
⇒ これら建設推進が性急過ぎです! 今後のハコモノ建設の最重要課題は「財源削減!!」
これを解決提案されず、市民説明を省き、巨額建設を急がれる施政は不適切です!
この性急な進め方は「第二の美術館」の可能性も有り注意監視が必要です!
● 例えば「憩の家」も高小に併合されますが、「カラオケ」も楽しまれるのでは?
しかし、防音の部屋は無く、新高小では「カラオケ等は騒音上禁止」かも…?
⇒ このように具体的な施設運用の説明も無しで建設し、後で後悔では遅いのでは?!
施設計画の開示説明や建設情報の公開は市民の権利です!
---高浜の情報公開の実態---☆--- (*「情報公開請求」の結果)
● 実は、市役所と中公の解体工事の「金入り設計書」の情報公開を請求していました。
⇒ 結果は、予想通り「単価、金額等」は「情報公開しない」のご回答。
但し、金額以外の設計書や図面、資料は、一部公開頂けました。少しは改善配慮か?
● 主な非公開の理由は「契約に係る事務に関し、市の財産上の利益又は当事者としての地位を不当に害するおそれ」のためと、非常に正直な理由でした。(公開条例-第7条6号イ)
⇒ つまり「金額、単価を公開すると地位が危うくなる」だから非公開のご回答か?
地位を害するほどの金銭情報が含まれているのか?!
「金入り設計書」の非公開は疑念が広がります!
---「金入り設計書」の情報公開---☆---
★この「金入り設計書」の情報公開は、自治体の市民との協調・透明性の目安です。
「大家族度合」の目安です。高浜は、未だに、低いレベルなのかもしれません。
☆「金入り設計書」の公開自治体例(一部)
○都道府県 : 東京・大阪・秋田・埼玉・滋賀・京都・島根・沖縄・岡山・高知 他…
○市町村 : 岡崎・豊橋・豊田・伊勢・浜松・湖西・横浜・仙台・神戸・北九州 他…
⇒ いつか「高浜」もこの仲間となり、市民と協調・透明性の高い市政を望みます!