・全国的に見ても、各地域では「市民運動」が顕在化しているように思います。
(個人的な感心事の方向転換による感覚や意識度合の影響かもしれませんが…)
★常々、不可解と感じていた事案に「公共事業の事業者の選考委員」があります。
例えば、「高浜小学校と公共施設」の「縮充建設事業」を検討してみます。
---選考委員会-------------☆---
★縮充施設は、「小学校」の他、「公民館」「憩の家」等々の市民施設が対象です。
委員長 | 大学顧問 | ||
委員 | 大学教授 | 大学教授 | |
委員 | 副市長 | 教育長 | 小学校校長 |
● このように「学校関係者」で構成され、市民代表者は不在で、業者選考は疑問です!
選考内容は、業者提案の施設仕様(構造・配置・設備)が加わります。
● 更に、大学関係者は、高浜市民では無いようです。高浜生活もご経験無く、これで市民が利用する公共施設を選考は、市民感覚と異なる結果が十二分に予想されます。
⇒ 市民の施設は、市民感覚を持った方にも選考頂きたいと思うのは自然では?
● 結果、公民館や憩の家を小学校に移転も、実態をご存知無く選考合意されたのでは?
⇒ 縮充の施設は、様々な分野の市民が関係する施設となります。
また、施設建設に血税を投入される以上、「市民代表」として、当該施設の利用者(代理代表)を選考委員に加える配慮は当然のことではないでしょうか?
● 更に、選考結果を、市民に公開することも当然かと思いますが、例の通り秘密の施政です。これでは、とても「開かれた市政」とは言えず、残念でなりません。
⇒他市の事例で、庁舎内に「施設計画資料」を展示公開されていたケースもあります。
(*市は、市民から請求があれば、個別説明の「トーク&トーク」で説明するとされていますが…)
---市の施設方針-----------☆--- [検索] : 高浜市役所本庁舎整備事業について > 行政グループ
★検索資料の「行政グループ」には、公共施設の建設基本方針が掲載されています。
高浜小学校の建設効果として「本事業により期待される効果」を下記のように説明。
1. 少子高齢化等今後の地域コミュニティの変化を踏まえた、新しい地域拠点の形成
⇒ 高浜小の建設は「新しい地域拠点」です。これを学校関係者だけで選考は疑問です。
2. 市民、行政、民間事業者の3者の連携と協働による事業推進
⇒ 市民に情報公開されず、連携と協働とは矛盾です。言葉だけは巧みのようでです。
3. 資産の有効活用および民間事業者の能力等の活用による住民利便性の向上
⇒ 市民ホールを短期解体し、駐車場のためプールを移設。解体は有効で、利便性向上?
4. 効果的・効率的な財政支出の実現と財政負担の平準化、将来を見据えたライフサイクルコスト縮減
⇒ 縮充建設なら「25億円以下」が妥当。これが倍の「50億円」は財政増大の矛盾では?
● 財政負担の平準化なら「37億円-3年払い」は矛盾では? この効果説明を求めます!
(*支払計画案 : H31-23億円、H32-13億円、H33-0.5億円。これを平準化とは矛盾です)
高小の縮充建設は矛盾の「地域拠点の建設」です!