☆マスコミも話題にする「ふるさと納税」は、「応援寄付」と言うようです。
「まちの魅力」を情報発信により、全国から資金協力を募るシステムであり、この応援額は「まちづくりの成績表」のような気がします。
高浜は、この「応援額」は、隣の「碧南」の「3%」程度で残念な結果です。
⇒ この不振の打開策として、市内の企業や団体の経営努力だけにお任せでなく、『市民の智慧を結集して、市の「魅力商品」を開発するような制度・仕組みを設定する』ことが、施政として最重要課題とも思われます。
---ふるさと応援寄付金---☆---
ふるさと応援寄付金 | 高浜 | 碧南 |
28年度 (千円) | 14,932 | 525,047 |
---不可解な体制------------☆---
● 寄付額が低迷していることも問題ですが、制度や体制が不可解に感じました。
・例えば、碧南は、謝礼品の発送を、出品社である「パートナ企業」に発注しますが、高浜は、何故か「観光協会」に委託料を提供し、発送委託しているようなのです。
ふるさと応援業務委託料 | 高浜観光協会 |
28年度 (千円) | 5,864 |
・碧南では、パートナ企業は、寄付者(消費者)に寄付謝礼品の送付を契機として、継続性のある取引を促進し、地場産業の発展につないでいます。が、高浜のように「観光協会」に委託では、次年以降、寄付者に対する「アフターフォロー」をどのようにされているのか全く不明ではないでしようか?
⇒ 折角の「つながり」のチャンスを消滅させ発展性の無い体制のような気がします。
・効果測定の方法として「寄付者」のリピート寄付状況の分析も必要です。
・寄付者に、次年度以降、DM等の宣伝活動をどのようにされているのか?
⇒ 「観光協会」への委託により、どのような付随・還元効果があるのでしようか?
---情報非公開------------☆---
● どのような情報もそうですが、高浜は施政情報を調べるのが大変です。
例えば、碧南は「ふるさと寄付」の分析を市長自ら公表されています。
[検索] : http://www.city.hekinan.aichi.jp/sec01/message/2015/0201.html
★高浜は秘密のようです ⇒「寄付額」を調べるだけでも小一時間を要しています。
⇒「大家族たかはま」を提唱されながら、実態は、市民参加を歓迎されないのでは??
そんな「施政情報の非公開」の実態も理解できた「ふるさと納税」でした。
なぜ、これほどまでに情報非公開なのか不可解!?