☆血税が、適切、適正に利用されているか? 市民、一人ひとりが考える時と思います。
★高浜市は意外に「まつり」が多いと感じています。神社はもとより、町内会などの「地域まつり」や行政団体の例えば「福祉まつり」など、市内至る所で散見できます。
市も、様々な「まつり行事」に、人的、財政的にも支援されているようです。
(*個人的には、年齢を重ねるごとに「浮かれてて良いのか」と思うことが多くなりました)
⇒ 今回は、この地域資源を活用し、地域活性化への予算状況を確認したいと思います。
(*但し、記事内容の「コミュニティ・ビジネス(C.B)」に関して、情報も知識も無く的外れかもしれません)
---地域資源の開発-------☆--- *予算 : 28,409(千円)
★商工会の事業として、地域資源を活用し地域活性化に取組まれていることを予算を調べていて気付きました。下記のように「28百万円超」の予算が費やされました。
商工費 | 名 目 | 団体名 | 金額 (千円) |
地域産業支援 | B-1 グランプリ広報業務委託 | 観光協会 | 842 |
地域創生 | コミュニティ・ビジネス運営支援 | 3件 | 280 |
C・B 創生支援委託 -1 | 百五総研 | 6,260 | |
C・B 創生支援委託 -2 | 起業支援ネット | 1,605 | |
C・B 創生支援・情報発信委託 | 木楽舎 | 6,480 | |
C・B 創生支援・事務補助委託 | 総合サービス | 2,656 | |
観光推進 | 観光活動事業補助 | 観光協会 | 10,286 |
---コミニュニティ・ビジネス?-----☆---
● ここで疑問は「コミュニティ・ビジネス(C・B)」とは何ぞや…?
説明には「地域の身近な課題を地域自らが解決させるため、地域の人材、産業、伝統的な技術・知識、既存施設などの地域資源を活用したC・Bの手法を用い創出や自立した継続的な運営となるよう支援し、雇用や生きがいの創出を図る」と解らない解説。どうもH22年頃から取組まれているようです。8年目にして初めて知った気がします。
⇒ 気になるのは、やはり「成果」ですね。この情報をあれこれ探してみました。
●内容不明ですが、予算書には、C・B内容として「高校生の法人設立支援・販売開拓支援・商品の情報発信支援等」と記載され、検索を進めて下記資料を見つけました。
★『カワラでつながる未来事業』。これに、17百万円を投資? 骨太な予算ですね~?
⇒ [検索] : http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/seisaku/shigoto/kenkyujyo/senryaku/mirai.pdf
---C・Bの疑問-----------☆---
● 本気で取組むのであれば、委託事業を止めて「自立した活動運営」を図るべきです。
・委託内容に「ノウハウ取得」・「販売開拓」・「商品情報発信」等と記載されてますが、これらを委託では、何時まで経っても「事業の自立」は出来ません。
⇒ 何よりの証拠は「市民の周知すら圧倒的に低い」これで事業化は失敗が見えてます!
(*本気でなくアピール狙いであれば、高校生の労苦の犠牲と、17百万円のムダ遣いは「もったいない」!)
---本気の自立事業---------☆---
● 事業開発の委託は「甘え」でしかありません。高浜は委託が多いのは問題です。
● 高校生にもなれば、大人社会との接触も貴重な体験学習の一環です。
⇒ まずは「ゼロ」から始めて、行き当たりばったり「猪突猛進」で進みましょう!
● 高校生なら失敗も良い経験です。恥をかくことも勉強です。その「ぶつかる」活動の結果、本当に探していた情報が見つかり、智慧が湧いてきます。
⇒ その結果「真の製品仕様、販売経路や販促手法」が見えてくるはずです。
更には、本当に求めていた「人材育成」が自ずと出来ているのです。
血税の最大効率の有効利用は「委託廃止」です!
*本気のビジネス探求を目指しましょう!
---観光推進-----------------☆--- *補助金 : 10百万円
● 商工費の「観光推進事業」として「補助金 : 10百万円 」が提供されています。
⇒ 使途は「オニハウス設置運営」や「鬼みちまつり(春・秋)」が主のようです。
「まつり」行事が、一過性の観光事業とならないよう。相乗的な観光効果が得られるよう知恵ある工夫を期待しています。
それにしても「宣伝が下手過ぎ」と痛感しています。情報発信が少なすぎます!!
今や、ネット情報社会です。「鬼みちまつり」の魅力はどのように発信されているのでしようか?
---残された大問題---------☆---
★この「C・B」を口実に「かわら美術館」は継続されるのでしようか?
・かわら美術館に投入された財源は「約80億円!」。最近は、運営費として年1億円超。
・市の文化・芸術拠点でもあった「中央公民館」を解体し、狭小の「かわら美術館」を充てる発想は、庁舎と全く同じで、市民ニーズを充足できず、反するものです!!
・確か昨年、この「浪費施設」の方向性を数年内に検討する。が、ご回答だったかと思いますが、また、いつのまにか、思いに反して「継続」のようです。
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☆「施設のあり方」を再考すべき適時であり、財源に余裕がある時に、長期的な未来構想を打ち立て、これに向かって施政運営が道筋かと思うのですが…。残念です…。