t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

読者の声 - 高小建設費の疑問

<お詫び>・今回のブログは議事録を入れたため少し長くなってしまいました。申し訳ございません。

いつ聞いても行政の説明は言葉巧みで定性的な説明の羅列で、議員さんの納得も疑問と感じています。 

---高小建設計画の疑問-----☆---

★市の説明は「高浜小学校を始めとした高浜小学校区の公共施設整備の今後の方向性として、平成26 年1月、今後の地域社会の変化等を踏まえ、小学校区を単位とした地域の活動拠点 として位置づけ、多目的利用を図る。

他の市立学校の多目的利用計画はどうなっているのか?

★事業方式については市民との協働や民間 事業者の有する能力、ノウハウの活用を前提とする新たな手法を取り入れていくこと等を 内容とする基本方針(新しい地域活動拠点の形成を目指して)を公表しました。

問題は「財政削減効果」です。小学校単独であれば20億円程度の負担を「倍増」は不可解です! PFI方式のメリット「2%」で決定は理解も納得も出来ません!!

---読者の声-------------------☆---

小学校整備についてブログを見て、疑問に思ったのでメールします。

・小学校の内訳が黒塗りですが、以前議会で実施設計が終わったら公表すると言っていたのでは? 

・建設費は公表しない、支出は、建設完了時に建設費相当分23億の支払い予定の契約?

・コスト削減、財政の平準化と言っているが、本当でしょうか?根拠となる部分を黒塗りで公表していないのに何を持って効果があるというのでしょうか。

・市は「市が言うことは間違いない」であれば、他市の副市長は何故辞めなくてはいけなかったのでしょうか?

(市のように情報を出さなければ、随契ということがばれなかったので辞めなくてよかったのでは?)

『議会での市の答弁と現在実施されている内容は違うのでは?   市民に十分説明していると言えるでしょうか?』

---市議会-特別委員会議事---☆---

高浜小学校の建設計画の質疑応答です。(抜粋修正しています)

会議名  公共施設あり方検討特別委員会  議事録抜粋

開閉日時 平成28年6月1日(水)               [検索] : 委員会議事 28.6.1 公共施設

・・・ある議員さんと行政との質疑応答・・・

問(11)ちょっと重複するかもしれません…PFI事業として実施する場合、財政負担の主な内訳に「割賦手数料、開業前経費、融資組成手数料等、アドバイザー費用、モニタリング費用、事業者からの税収」とある。

…費用的には絶対的に増えるはずなのに、PFI事業として実施する場合縮小されているのか? 

答(行政)PFIで実施する場合は、SPCに係ります経費や資金調達に係る手数料が発生する他、民間によります資金の借入れ分等が、公共が借りるよりは高いというようなことが想定されます。

しかし、このPFI事業では民間事業者のノウハウの活用、設計から維持管理までの一括した発注という特徴により、その建設や維持管理に係るコスト等が縮減できるというところです。

こうした、コストの増加部分も含めまして、市が自ら実施する場合と、PFIで実施する場合のコスト比較として、一定のコストの削減効果は得られるということで確認してございます

ただ、なぜPFIで実施したほうがいいのいかというところでいきますと、これは国の基本方針でございますけれども、市が直接実施する場合と、PFIで実施する場合には、現在価値に換算をして比較するといったことが定められてございます。

この、現在価値といったところは少々説明が分かりにくいかなとは思うんですけれども、例えば10年先の1億円が、今の1億円ではどうだといったところ、そういったところを換算するといったものがこの前提条件の中にあります。割引率と入っておりますけれども、それを、割引率を掛けることによって最終的にその現在価値を判断した中で、PFIで実施したほうが安価でできるというところの中で今回、特定事業の選定をさせていただくというところでございます。

問(11)PFIの事業として計算した価値と、本市が自ら実施した場合の計算方法が違っていて、PFI事業として実施した場合は現在価値換算額によって計算したので、この金額になるということの理解でよろしいですか。

答(総務部)市が直接実施しますと、建設する年度に一時期に、この例でいいますと、当初3年から4年に一時期に費用が発生する。PFIによりまして、一時期に係る費用を15年以上に割って平準化ができます

そうしますと、15年先のお金の価値が今の価値に置き換えたらいくらになるかというのがここでいいます現在価値ということで、将来のお金を今の価値に比較することで、このPFIの評価をしなさいというのが国のガイドラインの定めですので、そういった基準によって現在価値化したらPFIのほうが効率的ですよということで、選定させていただいたという趣旨になります。 

---読者の声------------------☆---

☆市の回答ですが「建設費をH31年-23億支払う計画」は「議会答弁と違う」のでは?

(* 市の支払い追加予定 -  H32年-14億円  ,  H33年- 約5千万円)*このように「いびつな支払い計画」を「平準化」と表現のようです!?? 不可解です? )

・この支払い計画では市の説明である将来価値(上記答弁にPFIで実施する場合と比較する際には、現在価値に換算をして比較するといったことが定められている)

・確かバリューフォーマネー<VFM>を計算すると2%?の削減効果があるとの説明があったと思いますが、建設費を一度に払うのであれば、将来金銭価値はないのでPFIのメリットは無いし、この市の説明にあるPFIでは金利や経費が掛かる明しているので、この経費がまるまる無駄使いではないでしょうか?

この議会の答弁は全くの「うそ」ではないでしょうか?

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市民の「お人好し」「無関心」も、そろそろ限界かと!!

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