★現在、建設推進中の公共施設「市庁舎」「高小」について検討してみます。
●建設方針は「1.総量圧縮」「2.長寿命化」です。今後、50年、70年の長期に渡り、市民満足度の向上を図り、市民サービスを提供する施設形態はいかにあるべきか?
⇒ 一つの考え方に、施設の「余裕性」「柔軟性」という尺度の導入を提案します。
・要するに、狭い施設より『広い施設』、固定の空間より『可動できる空間』です。
●施設建設後、30年~35年毎に「大改修」や「リノベーション」が予想されます。
この時に、狭小施設や狭小壁構造の施設では、また、巨額の財政負担が発生します。この財政負担の軽減化を図るためにも、施設の筐体構造は「大型化」を図るべきです。
---狭小施設の問題-------☆---
★市庁舎の周辺、数百メートル圏内に「まち協・消防団・町内会館等」があります。
・広い施設であれば、将来、役所組織が合理化され「余裕空間」が生じた場合、円滑に移転が出来ます。あるいは、新組織を創設の場合も、執務室が容易に確保出来ます。
・民間の「テナント店舗」導入等も、施設機能の活性化につながるかと思います。
・現状の「狭小施設」では、「余裕性」「柔軟性」に劣り、高浜市政の21世紀を円滑に運営は難があり、恐らく組織運営も非効率的で破たんする時が来ると思います。
・事実、現在、「いきいき広場」の役所スペースはギリギリかと…。数名の増員すら対応出来ない事態となっているのでは?
⇒「総量圧縮」を本気で実現されようとするのであれば「余裕度」の確保が必要です!
この意味から高小の教室を、55㎡から「64㎡」に拡大は賢明なご判断と思います。
---高小の施設計画-------☆---
●高小は「縮充」と言われ、実態は財政効果が疑わしい「集合施設」の巨額建設(50億円)を、市民に説明もされず強引に推進中です。
(*埼玉・「縮充」小学校の二校分の費用を掛けて建設にしては狭小の学校建設です)
・不可解は「隣の幼稚園」は、このまま存続でしようか? これが「総量圧縮」施策として適格、適切なのでしょうか?
⇒ この「総量圧縮」の基本方針の貫徹に「ふらつき」が出ている証となっています。
●高小建設に「幼稚園機能スペース」を確保された「余裕性」が必要と思います。
・将来「学校の安全・安心の絶対確保」に確信を持たれた時、幼稚園を移設です。これで「総量圧縮」が出来るかと思います。
⇒現在の高小計画では、高浜21世紀 - 教育施設としては、運動場も狭く、余裕性に欠けています! これで、元気・活発・健康な体力ある児童を育成とお考えでしようか?
(*先日の新聞にも「愛知県の児童の運動体力」低下傾向の記事がありました)
・市庁舎同様、また竣工数年後に後悔が湧いてくるのが見えるようです。
---セキュリティ管理-------☆---
●公共施設の基本機能である「安全・安心」確保策として「市民ID管理」があります。
・市民全員が「IDカード」を保有し、公共施設の「入退場管理」「利用管理」に活用するシステム構築です。将来は「スマホ端末の併用」となることも予想されます。
⇒このような「情報システム」対応も施設計画の必須条件となるでしよう。
今や、『21世紀! 』。「大家族たかはま」の半世紀先を見越した施設計画を見せて頂きたいものです!