t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 高浜小建設の疑問 Ⅲ (教育格差)

☆「教育」は、国民、市民に平等に受ける権利があると制定されています。当然、教育施設も平等、公平であるべきで、差別や格差があることは違法の疑いも生じます。    

● その教育施設が「市立小学校」であれば、尚更、市内の児童に「平等・公平」な教育施設環境の提供が、根本的な原則ではないでしょうか?

このような視点から、高浜市内の小学校の建設計画を比較検討してみました。 

---高浜小の建設計画---☆--- 

市の発表資料「公共施設総合管理計画」を基に、高浜小と、他の三校の「平均」を試算した結果です。 (*翼小は「大規模改修計画のため除外」)

  建替費の比較

 建設費 (億円)

 生徒数 (人)

 建設単価

   (百万円/人)

高浜小(校舎・体育館等)

  47.98

  617

 7.8  (236)

小学校(高取・港・吉浜)

  19.22

  588

 3.3  (100)

「建設費」が「高浜小」だけ突出しています。 理由説明はありません。

高浜小だけ「優遇」の計画です!  この特定の小学校だけ、巨額の血税投入は「不公平」「不平等」な教育施設の建設であり「格差建設」は不適切ではないでしようか?

・巷では「選挙投票」の格差是正が争われています。一票の重みが「2倍」未満が判断基準となるようですが「高小の建設単価」の格差は「2.4倍!」。これは異常です!

この異常な「教育施設の格差建設」は「誤謬」であり、児童・市民を「差別」です!!

---施政の説明責任------☆---

・このような「格差建設」は、いつ、どこで、市民に説明されたのでしょうか? 

・市民の理解と納得を、どのように確認されたのでしょうか?

知る限りでは「丁寧な説明も無く、強引な施設建設は乱暴!」と思います!

市はトーク&トーク」や「出前説明会」等の様々な機会で説明会を実施と言われますが「学校施設等の床面積の決定根拠」や「財政効果」、そして「不公平な学校建設費用」の説明を、何時、何処で、誰に、ご説明されたのか? 

・高浜小を建設の市債(借金)「22億円」の返済計画を、どのように説明されたのか?

市議会に「資料配布され、承認された」だけでは不十分ではないでしようか?

市議会や、高浜小の保護者や児童に説明だけでは不十分であり、誤謬です。

・果たして、市民 5万人のうち、説明会は「何人」「何%」にされたのか? それで、

 「十分に市民の理解と納得を得られた」とされる根拠はどこにあるのでしょうか?

この説明会の議事録も公開無く、説明会実績を非公開では納得しようもありません。

---施政のあり方---------☆---

今回の「高浜小建設」を含め「公共施設総合管理計画」は「施設 (除くインフラ)」だけでも「財政投入-350億円!」「市債 (借金) -200億円!!」という巨額の計画です。

⇒ 個々の施設計画につき、絶対、「財政効果」がある。という証明が必要と思います。

・市にとっても、市民にとっても、多大な影響が予想され、あらゆる方法を通じて「市民に丁寧な説明で理解と納得」を確認されることが、重要課題であり、責務です。

⇒「地方自治」も含め、施政運営は「無謬性」を求められる厳しい世界と思います! 

・市民の「血税」で施政運営という条件である限り、求められるお役目と思います。

・だから「お役所仕事は遅い」は当然とも思われます。

「無謬性を第一」とされ、「誤謬」の無い、まちづくり「百年」の大計の実現を切に願うばかりです。

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