☆新年度が始まりました。高浜小の工事も始まっています。しかし、市民目線では「本当に、強行工事で良いのか?」疑問と不安が交錯状態のままです。
・不安要素の一つは「運動場の狭さです。今年度1年間が工期のようです。様々な運動活動や行事が行われますが、児童への影響が少なく無事、工事終了を願うばかりです」
・しかし、この狭小運動場は、今後70年以上続きます。ガマンの70年間で良いのか?
(*狭小-市庁舎はリース期間「20年」のガマンですが、それでも「長く」感じています…)
・更に、次なる問題は「高浜小だけ優遇された格差建設です」「市立小学校で一校だけ格段の巨額投入の特別優遇は、児童を差別となり不適切です!」「今後70年以上にわたり、不平等な市立の教育施設環境を形成となることは不適切な建設です」
⇒ これは児童にも、納税者である市民にとっても不公平、不平等な施設建設です。
・民主的な施政運営として、法的にも、不適切な公共施設の建設となるのではないか? これを危惧しています。
---公共施設計画を再考---☆---
・「公共施設の計画(解体や建設)」につき、原点に戻って再考を試みました。
☆政府(総務省)は、H26年「公共施設総合管理計画の策定」を全国の自治体に要請したようですが、高浜では、これより前のH23年頃から検討開始されたようです。
・早期の取組み開始は結構なのですが、進め方に疑問を感じています。最も重要と思われる「市民の意見や希望と夢」をどのように確認され反映されたのでしょう?
⇒「あり方検討委員会 (市民と有識者?)」だけでは、適切な「あり方」とは言えません!
(*「あり方検討委員会」のメンバーや人数は秘密…? 施政を特定の人に託す事は民主的でしょうか?)
---市民への説明責任と意見聴取---☆---
・市の「市民意見の収集活動」につき、市公式HPに掲示情報から調べてみました。
・H23年~H30年の7年間で「地域説明会-H26年、H27年の2回」。質問禁止の「シンポジウム-H28年- 1回」「パブリックコメント- 4回は、数人が質問提示」合計7回程度。
⇒ 結果「1年に1回」で市民の意見を十二分に反映したとされる感覚を疑います。
・これで、どれだけの市民に説明され、どの程度理解を得て、意見反映されたのか?
・過去実績を調べると、最初の地域説明会は「参加-146名」「アンケート-113名」
⇒ 当時の説明では「施設更新-461億円」を「施策- 総量圧縮+機能移転」で公共施設建設費を「209億円」に削減との説明に「反対は少数」は当然でもあります。
・問題は、市は現在でも「施設建設費は市民の了解を得た」と主張されている事です。
⇒ 現在「建設費合計-350億円」「市債(借金)-200億円」は、説明も無く、資料掲載すら無いのは、市民の誤解を招くものであり不適切な説明対応です。
・第二回目の地区説明会は各学区毎にそれぞれ一回開催されました。「参加計-593名」「アンケート提示-317名(54%)」。確かに説明会は大変です。半分は「反対」や「疑問」意向とする参加者の集会のようでしたから。
⇒ この説明会に参加市民は、市内有権者を「3.6万人」とすれば「参加市民-1.6%」、「アンケート回答-0.9%」これをもって「市は『市民の了解』を確認した」と主張されるのですが、果たして、適切・適正なご判断なのでしょうか?
(*28年11月の「住民投票」は投票率「36.6% (50%未満)」により未開票となりました)
☆ 説明会に代わる「市民意志の確認方法」を検討すべきであり必須課題と思います!!
⇒ 少なくとも「50%超」の市民意見を把握できるシステム構築が適切な施政です。
---説明会の問題--------☆---
・説明会の資料は、総論的な説明に限定です。個々の施設の説明は「資料配布だけ!」
・例えば、個々の施設説明会は「庁舎は着工- 3カ月前」。「高小は保護者、児童限」では不適切です。更に、高小の設計図の公開は「着工後」も不可解です。
⇒「完全に市民意見を拒否する」方法を選択は「大家族」精神にも反します!!
---施政の原点回帰を---☆---
☆施政は誰のためのものか? 行政でも議会のためのものではありません。
・「市民のためのものである」この認識を腹に落とし込んで戴く必要性を痛感します。
最も重要課題である「市民の希望と夢」を実現のため「大家族」精神を再認識し発揮戴いて、市民が、安心して納得できる施政運営を切に願いたいものです!