★「施政のあり方」という原点を市民目線で再確認を試みたいと思います。
● 施政運営は「市民の最大幸福の提供」を重要目標とする組織制度であると思います。
・過去、施設が無い時代の公共施設事業は、市民生活の快適性や利便性の向上、地域活性のため、必要性や重要性は容易に認められ、建設ありきの施設計画でも市民の理解は簡単に得られたと思います。
・しかし作り過ぎました。当市施設は「110カ所」を超え、施設更新の巨額化が問題化!
(*全国的にも公共施設の更新計画は同様に深刻な課題のようです)
⇒ この大問題の施設建設の責任は「誰?」- どのように責任をとられるのでしょうか?
・今回立案の『施設建設-350億円。借金-200億円』が責任を取られる計画のようです。
-「将来世代」に借金返済を負わせる方法は適切でしようか? 無責任な計画なのでは?
● 更なる問題は、市民は「何時」「どのように」この解決策を納得したのでしょう?
⇒ 過去の施政は「計画資料を提示(公表)すれば、市民は合意」との安易、且つ、強引な施政判断の「まちづくり」の結果が、今の高浜となっています。
・このような施政判断や施設計画は誤謬では?
「市民との合意形成と確認」が欠落していると思います。
---今後の施政運営のあり方---☆---
・行政主導の建設事業が、過去の推進方法のままでは、施設建設の目的意義や方針決定の過程も不明であり、事業の透明性や財政効果にも疑念が多く、行政と市民との信頼関係が薄れ、結果、市初の「住民投票」まで発展したのです。
⇒ 現方法では、建設推進を強行は誤謬を招く事態となることが多分に予想されます。
<*誤謬事例>
①「中央公民館の早期解体」- 解体から次の施設建設まで 3年間もサービス機能無し
②「旧庁舎の早期解体-狭小庁舎リース20年建設」- 縮充方針に反し、庁舎-二分割
● 未来の施政のあり方は、社会環境が変化し、市民の意識が向上し、価値観、考え方も多様化傾向にあり、この様々な市民の意見を集約して施政反映されるべきです。
・よって、施政方針の決定に「議会」だけで推進ではなく、市民参加を積極化し、施政事業の透明性を図り、丁寧な説明により市民の理解を得る「市民本位の施政運営」があるべき姿です。
・市民も、自ら理解し納得した上で判断したいという自立的な市民が発露しています。
⇒ 従来の方法では納得出来ない、施政に反対(保留)表明する市民層の顕在化です。
・高浜にも民主主義が芽生え、市民意識が変革への胎動が始まったのかもしれません。
---市民との合意形成を---☆---
☆施政運営に、市民の「合意形成」と「合意確認」を加えた施策展開やシステム構築が必要な時代に移行したものと思われます。
(*このような時代認識が肝要になったとも思われます)
⇒ 施設建設の今が「高浜再生」のチャンスです。過去の方法の踏襲でなく変革を!
市民の叡智も加え無謬性の施政を願うばかりです!