★相生市市長の将来展望された施政運営は「経営感覚」を持ってとありました。
●「公共施設建設」は巨額血税を投入事業であり、今回の施設建設の目的も「財政効果(削減)」です。
⇒ しかし、問題は「財政効果」を説明されず、建設推進を強行されていることです。
● 繰返しますが、現在、公共施設計画 (H30年2月)は「総額-350億円」で推進中です。
・この市債(借金)は、いつの間にか「200億円」に増大し、理由や返済計画は説明無し。
・市は、ある時は「厳しい財政状況である」「効率化・スリム化・財政削減」と言われ、なかなか「新規事業」や「市民要望」に対応されることは極めて希と思います。
(*我が町内会では「公園に時計設置を要望-50万円」⇒「財源余裕無く対応不可」の回答でした)
---市債(借金)の状況---☆---
・市は、ある時は、高浜の財政力は「良好」[H29年-市債残高157億円]。地方債現在高比の全国ランキングは「27位 / 790市」と上位にあり安心と説明です。
⇒ 問題は施設建設の市債「200億円」を加算した場合の状況は「説明無し」なのです。
● 市民感覚では、事業支出を極端に削減して表面上の採算を調整しているだけでは?
「例えば、刈谷は防犯カメラ-約1千台設置。高浜は10台程度。民間団体の寄贈が主?」
「防災倉庫は設置されたが、以前、防災備品は過少(毛布は数千人、水は一日分とか?)」
かたや「介護保険料や国民健康保険は県内でもトップクラスの高額レベル?」・・・
⇒ 市民の「最大幸福」を実現され上位ランクであれば良いのですが市民が犠牲です!
---基金(貯金)の状況------☆---
・次の疑問は「基金(貯金)」が少ないことです。H29年-27億円。これは、全国ランキング「514位 / 790市」では「安心」出来ない施政運営と思います。
これを知るにつけ「イソップ物語の『アリとキリギリス』」を思い起こします。
⇒ 本当に市債[借金]「200億円」事業を推進強行して大丈夫なのか?
・他の街では「基金」を目的別に設定して「施設建設」や「災害対応」の準備をされています。
(*基金例>「財政調整」「減債」「公共施設整備」「庁舎建設」「公共施設維持」「教育施設整備」「こども未来」「奨学資金」「ふるさと創生」「復興基金」等々)
⇒『基金を準備し事業開始』が無謬性の推進方法では!?
● 当市は「庁舎は『リース』、小学校は『PFI』と、民間の「懐」を充てにした建設推進は本当に「財政効果」のある建設なのか? 説明無しの推進は、疑問であり不安です。
(*庁舎-20年リースも「21年目の措置対応は後世に委ねる方針?」の 無責任建設です! )
このような進め方は「誤謬」であり不適切です!
---市の大丈夫は「将来世代」頼み---☆—
★市の説明は「公共施設は将来世代も利用。だから、一部の借金返済負担は公平です」
● 建設費「350億円」に対する借金「200億円(57%)」負担は「一部」なのでしようか?
⇒ 問題は「将来世代」に説明や承認を確認されたのか? 借金押付けは不適切です!
★公共施設の早期解体も問題です。
- 施設寿命は「60年」の方針で血税負担で施設建設されたのでは? (*現在寿命-70年)
・これを庁舎や中央公民館は「築40年程度」で早期解体は方針逸脱であり、市民の施設利用の権利を剥奪です! 市民や将来世代にとって「損失であり適切」ではありません!
⇒ つまり「借金返済を将来世代が負担し、早期解体では『公平性は疑問です…』」
・かわら美術館も「80億円建設」の借金をもうすぐ返済とか? 途端に「民間譲渡」…?
⇒「ホール」も無い。「美術館」も無い。「図書館」もいきいき広場に移転とする、無い無い尽くしの「まちづくり」は、将来世代のための適切な施策とは思えないのです。
★高浜小の「格差建設」も問題です!
- 市立小学校は将来世代にとって「公平」であるべきです。しかし、現在の建設計画では、高小だけに巨額投入「50億円」。他の小学校は「25億円程度」で建替え予定。
⇒ 複合建設と面積比「小学校 : 地域施設」=「85:15」これで倍額は不適切では!?
公共施設 (特に、教育施設) の建設は「公平、平等」が原則ではないでしようか?
(*他方「民間病院」には「既に30億円補助!・公共施設を早期解体し、新築補助は23億円!」の過剰待遇!)
誰のための施政を目指されているのか? 不可解です!
---資料----------------------☆---
・平成29年度 高浜市当初予算の概要