★最近、市の「縮充」説明に、総量圧縮、いわゆる施設を「狭小建設」のため「財政削減」との説明に違和感を覚えています。
● 例えば、庁舎の狭小化により「建設費」は削減できたのでしょうか?
・庁舎二分割により「機能向上」したのでしようか? 市はこれを「ワンストップ」と表現されますが明らかな詭弁と思います。
・本来、「縮充(複合化)」建設は、施設形態は「一体化」されたなかに、様々な「利用施設」を包含するものと思われます。
・たとえば「シャーボ」は一本の筆形態に「シャープペンとボールペン」を内蔵。これにより、筆筐体は一個のため価格削減が可能なのです。
・高小建設施設は「建物が一体でしょうか?」「計画概要図を見る限り『体育館-二棟や児童センターは別棟方式』と思われます」
⇒ 残念ながら「縮充施設」では無いのです。「集合建設」なのです。
集合建設では「財政削減効果」は発揮できないのです。故に高小は「48億円」です!
「市内の小学校の二校分の建設費となる所以です」
---埼玉・縮充小学校との比較-----☆---
● 市議さんが視察された「埼玉県」の小学校を事例に建設費を推定してみました。
美南小 |
生徒-620名 |
21学級 |
*屋上プール |
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校舎 |
体育館 |
公民館 |
児童センタ |
合計 |
床面積 |
6,034 |
2,100 |
481 |
463 |
9,078 ㎡ |
総務省単価 |
33 万円/㎡ |
36 |
40 |
33 |
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建設費 |
199,122 |
75,600 |
19,240 |
15,279 |
約31億円 |
・総務省単価による合計建設費は「約31億円」縮充により「実建設費-23億円」です。
つまり「縮充(複合効果)-▲8億円<▲26%>」の財政削減効果を得ているようです。
・実は「屋上プール付き」ですから、更に、財政効果はあるようです。
● 高浜小を同様に検討してみます。
高浜小 |
生徒-647名 |
22学級 |
*プール別途 |
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校舎 |
体育館 |
公民館 |
児童センタ |
合計 |
床面積 |
6,760 |
2,329+924 |
853 |
959 |
11,825 ㎡ |
総務省単価 |
33 万円/㎡ |
36 |
40 |
33 |
|
建設費 |
223,080 |
117,108 |
34,120 |
31,647 |
約41億円 |
・総務省単価による合計建設費は「約41億円」。縮充効果を加味し「建設費-33億円」と推定。(*「公民館」は小学校校舎と一体)
・しかし、総建設費は「48億円」。この差額「15億円がPFI費用」と推定しますが、これでは「財政効果」は疑問です。
・埼玉の縮充小学校と比較すれば、床面積が30%増加だけで「実建設費は208%」
これは高額過ぎます! 常識を超えた異常価格であり「血税の浪費」です!
(*市内小学校の建替え予定額は、約20億円。高小だけ「倍額」!?)
⇒ 市は「埼玉の縮充小学校との差異を『条件が違う』の一言で『▲25億円』を説明済みとされますが、これで納得される市民が居るのでしょうか?
● 更に、小学校の維持運営費が「毎年1億円×15年」は、適正なのでしょうか?
・例えば、H28年度の「小学校維持管理事業予算- 約2億円」。一校当たり「40百万円」相当。新高小は「やはり維持管理も「倍額」のようです。不適正な施政です」
⇒「PFI方式」は本当に「財政削減」なのでしょうか? 不適切な方式選択です。
・この「財政削減効果を説明されること無く」
建設強行は「市民と将来世代が犠牲です!」