★市の財政運営の概要を確認したいと思います。
・歳入予算-「151億円」- 全国750位/全814。人口5万人程度の街ですから相応か?
・市債(借金)-「72億円」- 全国27位(地方債残高比)。今後、建設借金-200億円追加!
・基金(貯金)-「27億円」- 全国514位(基金比)。貯金が少ないのに借金で施設建設?
⇒ 公共施設建設の借金建設は、将来世代がこの返済負担の犠牲となります。
(*公共施設の建設費-350億円で「200億円(57%)」を将来世代が負担は適正でしょうか)
●財政に余裕がある時期に「貯蓄増進」とか「借金削減」に注力が適切と思いますが…?
●素朴な疑問は「なぜ借金説明されないのか?」「既成事実化の作戦?」と推測します。
・例えば、市民が苦言を呈すると『「公共施設管理計画」にて発表済み。個々の施設計画、約40件を集計すれば「200億円」と分ります。よく資料を見て下さい』と説明かもしれません。
・「市を信用して、金額集計しない市民が悪い」と、ご指摘を受けるかもしれません。
⇒ しかし、市は「丁寧な説明」が責務です。市民に「より沿った施政が責務」では?!
---財政削減の提案---☆---
● 市は「財政削減」と「公共施設」「インフラ施設」合わせて約700億円計画を発表。
⇒この資料提示だけの説明に不信と不安を覚えました。黙認は「たかはま・あぶない!」
---自治体が借金を減らす方法---☆---
(*[検索]: 自治体の借金ランキング|都道府県の財政力指数&経常収支 - お金の教科書 )
1.事務事業の抜本的見直し – 必要な事業に限定。補助金の中止。ゼロベースで見直し。
2. 歳入の確保 - 市税負担の見直し、使用料・手数料など受益者負担、税の徴収率の向上
3. 人件費の抑制 - 職員採用の削減、早期退職、組織機構の見直し、給与水準の引き下げ
4. 観光事業の見直 - 不採算事業の中止、委託事業の管理経費の削減、委託先の見直し。
5. 病院事業の見直 - 抜本的な医療経営改革、他の医療機関との連携、経営改革の推進。
⇒ 今回、借金を減らすを推進のため「3.総人件費の抑制」につき検討してみました。
---総人件費の削減-----☆---
☆「人件費削減」として、より安価な人材を他に求める事が定石として検討されます。
⇒ 「より低コスト」「より高能力」の人材は、どこかに居ないのか?
● 人口構成の推移に、市が「調査委託」した「人口ビジョン」によると、当市も「H32年には、65才以上の高齢者が、約1万人となり、高齢者社会に突入するようです」(下表) *常識的な提案かもしれませんが…、
⇒ 今回の提案は「高齢者の人材活用であり『シルバー人材センター』の拡充」です。
・今後、ネット・システム構築により「自宅就労」も可能性が高まります。
●既に、当市も「シルバー人材センター」を設立され、運営されていますが、尚一層、「福祉のまち・大家族のまち」を実現のため、倍増するであろう高齢者の人材活用をいかに進めるのか。「まちづくり」の一環として、より積極的な取り組みが望まれます。
⇒『シルバー世代を「まちづくり」の戦力化』を図るめ、「より一層、活躍頂く機会提供の制度・体制の整備」を推進が「たかはま」を元気にする重要な要素と思います。
● 恐らく、あと十年も経てば「元気な高齢者が市中を闊歩している」と思います。
⇒ この人材に「いかに活躍できる場」を提供できるかが「まちづくり」の成否を握っているように思います。
(*「人口ビジョン」- 高齢者はH65年頃をピーク。約16千人(34%)と予測されています)
---希望的な提案例-----------☆---
● 思いつくままの提案ですが、高浜の「委託」業務は多く、高齢者に代替されては?
(1)「市役所」-「集計作業の内製化」「重要保管書類の整理とデータ記録化」
(2)「教 育」-「図書館(司書)」に再雇用 (*勤務時間のフレキシブル化)
(3)「市 内」-「デマンド・タクシー」のドライバー (*「二種免許」が課題か?)
(4)「雇用斡旋」- 市内事業所(企業・店舗)への就労斡旋(場所・時間の選択制) など
*稚拙な提案ですがご参考まで…