t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 学校の熱中症対策の遅延問題 

今年の暑さの異常さを痛感の中、熱中症による児童・生徒の搬送が相次いでいます。

・特に、三河-豊田・梅坪小の1年生・男子が亡くなられたことは、大きな驚きと衝撃は全国規模に拡散したようです。貴い犠牲を無駄にはしたくありません!

・この暑さは、今年だけでなく、いつの間にか「地球温暖化」が身近に迫った影響とも言われています。

・今後、毎年、猛暑が予想されるなか、安全・安心な学校づくりを目指すため、子供たちの命を守るため、大人は何をなすべきか、真剣に検討する必要性を感じています。

---温暖化とは-----☆---   (*[検索] : http://www.env.go.jp/earth/cop3/ondan/ondan.html)

● 温暖化とは、人間の活動が活発になるにつれて「温室効果ガス」が大気中に大量に放出され、地球全体の平均気温が急激に上がり始めている現象のことをいいます。

・大気中に微量に含まれる、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、亜酸化窒素(N2O)、フロンなどが、温室効果ガス(Green House Gases:GHGs)といわれています。

・地球規模で気温が上昇すると、海水の膨張や氷河などの融解により海面が上昇したり、気候メカニズムの変化により異常気象が頻発するおそれがあり、ひいては自然生態系や生活環境、農業などへの影響が懸念されています。

・過去100年間に地球全体の平均気温は0.3~0.6度と急激に上昇しており、現在のペースで温室効果ガスが増え続けると、2100年には平均気温が約2度上昇すると予測されています。

---暑さ指数とは?-----☆---   (*[検索] :  環境省熱中症予防情報サイト 暑さ指数とは?)

● 暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。

・単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。

・暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。

近年、下記のように「熱中症計」として、数千円程度から種々販売されています。

        *「価格」- 2,750 円

---日常生活に関する指針---☆---   

●「熱中症計」「WBGT計」にて「測定温度(℃)」を活動目安とします。

・WBGT-「28℃」を超えたら「厳重警戒!」、「31℃」を超えたら「危険!」

---すぐ必要な熱中対策---☆---

近年「エアコン」は贅沢機能ではなく「生命維持」「健康維持」に必須機能です。

・エアコン導入が最終対策ですが財源事情があり、即明日から「設置」は出来ません。

文科省調査では「小・中学校の冷房設置率」-「全国-50%」「愛知県-36%」

高浜のエアコン導入率の「0%」は、子供が危険なのです! 

    (*「水泳指導も『生命』を守る」ために必要とか。)

・高浜は、施設建設の借金を将来世代に押し付け、学校冷房は「対策無し」。二重苦を当然とする施政は誤謬では…?

教育委員会にも頑張って戴きたいものです! 子らの犠牲は、見たくありません…!

 

---熱中症対策の市販品例---☆---

● 明日から、出来るであろう「熱中症対策」を検討してみました。

・「熱中症温度」を計測し、周知を図る - 「WBGT計」の設置配布

・「日陰を作る」- すだれ、よしず、遮光シート、「緑(朝顔・ゴーヤ)のカーテン」

・「水の気化熱を利用する」- 打ち水冷風扇、ミストクーリング、ミストシャワー 

・「氷」による冷却 - (緊急用として保健室に常備) - 「蓄冷材、氷嚢等」

 

---具体的な対策案---☆---

●「ミスト・カーテン」を提案します!   

     (*既に実施済みの事例があると思います。エアコン設置までの暫定対策案です)

・「学校校舎の南側に『すだれ』を最上階から一階教室まで吊り下げます」

  (*「すだれ」は「農業用の遮光ネット」が良いと思います)

・最上階に「水道管」を設置し「水滴状」に落ちるよう「孔径1mm?」を連続開口。

・水道は、出来れば「時間と温度」を検知し、水量調節できる制御機能を設置します。

この方式であれば「一校当り、百万円程度」で対策できるのではないでしようか?

   (*簡単な効果確認も必要ですが、即効的、且つ安価な方法としていかがでしようか?) 

   (*美観的な問題もありますが、美観より生命が大事! )

---将来的なテーマ---☆---

・校舎構造の空調省エネ対策として「断熱性」「気密性」「換気機能」を向上!

  (*外断熱壁・二重窓・ガラス窓に熱反射シール貼り等々) 

・エアコンの機種選定を「業務用」から「家庭用機種」に変更によりコストダウン! 

・エアコン配管スペースの確保 (将来的な設備交換に対応)

・太陽光の反射性・遮熱性が高い瓦(壁面材)の開発

・保水性の高い「シャモット」の利用促進 - (運動場の一部に埋設)

以上、住民提案です。ご参考になれば幸いです。

それにしても「小中学校のエアコン設置率-0%」は残念で恥ずかしい施政実態です!

・住みよさ-全国553位の低い理由が納得できます。市民を犠牲の施政の結果です!

〒444-1335 高浜市芳川町1-2-34 電話 0566-52-5419 fax (同) Mail yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責 矢野義幸