●「財政削減」で始まった公共施設計画は、次々と強行される建設工事ごとに、途中で「予算追加」され、財政は膨張し、工期は遅延、延長という有様です。
(*市庁舎-20年リース-32億円! 小学校-PFI-50億円と通常の倍額の建設費は浪費では? )
・今回の「プール建設」でも同様に、解体工事途中で「産業廃棄予算の追加」は、工事管理のあり方に疑問が膨らむばかりであり、残念な施政と言うしかありません。
・普通の小学校のプールなら「1億円」が建設相場を、「民間プール」建設は「土地整備」だけで「1億円」を軽く超過は、その「財政削減効果」は疑問となるような工事を強行は不適切なのでは…?
⇒ 果たして「血税負担の土地代」は回収できるのでしようか?
単純計算では、追加工事分だけでも「1億7千万円 ÷ 30年 ≒ 約570万円 」?
---怪しい土地整備---☆---
1.土地手当の方法
●市民が利用中の公共施設「青少年ホーム」 (築42年)を解体 (4千万円)。その跡地を提供!
・決して「市の中央に立地」とは言い難い場所に位置し、将来、全小・中学校の水泳指導施設拠点として適正、適切なのかも疑問です。
⇒ 余りにも「民間優遇」の施設建設と、巨額の運営補助を含む財政効果は疑問です!
また、学校エアコン「0%」のように、児童生徒が犠牲となることも予想されます!
2.「産廃」処分費の責任区分のあり方
・大阪の小学校は「産廃」で地価値下げ、高浜は「産廃」で工事費追加は怪しい限り。
・「産廃」があると言われる土地において、市は、かつて「青少年ホーム」を建設したのに、今回、なぜ「民間プール建設」には「産廃」処分が発生するのでしょうか?
⇒「産廃」処分費は、民間プール社の負担が適正と思われます。受益者負担です。
「民間プール建設」のため「産廃」処分を市民(血税)負担の理由が分かりません!?
「水泳指導」はプール営業時間の「1割」に相当。過剰な負担割合と思います。
3.「産廃」処分単価の妥当性
・「産廃」が「陶器・ガラスくず等」とされるなら「4万円/㎥」は高額過ぎます。
・一般的な相場資料では「積込み-1千円/㎥」「運搬-2千円/㎥」「処分-6千円/㎥」。
⇒「産廃」と一言でなく「正確に内容物」と「体積・重量」を説明されるべきです。
「内容物も体積も分からない」産廃を、予算取りとは大胆な施政判断と思います。
4.「地盤強度」の問題
・「青少年ホーム」跡地は埋立地のようです。建設当時の「ボーリング調査」では、表土から地下2mまでは、地盤強度が若干確保されており、更に深くなると、約6mまで「全く弱い」という試験結果のようです。
⇒ なぜ、わざわざ「地盤強度」が弱くなるような方法を選択?
なぜ、「追加工事」が発生となる方法を選択されるのか?
それほど「工事追加」されたい理由は何か?
5.「工事業者」さんの選定
・恐らく「恒例の随意契約(指名入札)」ではなく「競争入札方式」を選択されると思いますが、ひょっとすると、決まっているのかもしれません?
公正、公平な入札遂行を切望するものです!
⇒ 市民にできることは「監視」しかありません。関心を寄せて頂きたいと思います。
余りにも不可解な施設建設! なぜ、ここまで強引強行なのか? 疑問です?!