・まだまだ「酷暑」「厳暑」は続きそうです。体調管理にご配慮を!
● 昨日、テレビで「日本の水道」を取材番組で「横浜」の災害時の給水設備を紹介されていました。
・改めて調べてみると「災害用地下給水タンク」と言われ、下記のようなシステム。
[検索]: http://www.u-sol.co.jp/hodogaya/water/tank.html (*写真を後日、添付予定)
・普段は配水管の一部として機能し、新鮮な水道水が流れ、地震災害時に配水管の水圧が下がると自動的に緊急閉止弁が作動し、タンク内に「飲料水」を確保し貯水する。というシステムだそうです。
・横浜市は、このシステムを、防災拠点である小中学校に設置し、現在、「134基」を設置済みとか。
・この施設を、市内どこでも、半径1km圏内で、飲料水を確保できるよう整備されているそうです。
⇒ 先進都市では、確実に防災施設の整備が着実に進められているようです。ちなみに市民に一週間分の給水量を確保することを目標とされているとか。
[検索]:http://www.city.yokohama.lg.jp/suidou/kyoku/torikumi/anshin-oishi/saigai/oukyu-kyusui.html
---高浜の防火用水施設------------☆---
● 高浜は、このような災害時の給水対応につき、総合的にまとめられた資料が無いのが更に、不安を掻き立てます。
・やっと見つけたのは、H19年度版の「消防設備、施設および人員」という資料でした。本当に、たかはま大丈夫かな??
[検索]:http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/ict/shigoto/toukei/toukei20/16-12.pdf
・今回の関心事の「消防水利施設」は「消火栓-539個」「防火水槽-75」「プール-8個」市内にあるそうです。
・「飲料水」は記述無く、「ペットボトル」頼みなのか?
これで「調理」して「食器洗い」まで賄うのでしょうか…?
・「消防利水」に「プール」がありますが、現在、市は、「将来、プールは廃止」の方向のようです?
(*「水泳指導」は民間委託が効率的とか…? 消防水利機能は無しで良いのか…? )
⇒「飲料水は少ない」「プールも無くす」の防災計画に、不安と、不信を感じます。
・少なくとも、最新の「消防体制」「消防設備」を作成し、公開されるのが、適切な「あり方」と思います。
---高小の防災設備-------☆---
●「高浜小学校の要求水準資料」に防災施設を調べることが出来ます。 [検索]:http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/gyosei/shigoto/shisetu/takasyoseibi/280713nyusatu/yokyusuijun280713.pdf ⇒ p.21
・特に、防災設備として「防火用水」らしきものを探してみました。
⑥ 警備・防災設備
iii) 防災設備は、既存の防災用資機材倉庫(本事業の中でメインアリーナに隣接する位置に移設すること)、避難所仮設トイレ用汚水桝に加え、本事業において防災備蓄倉庫及び耐震性貯水槽を設け、地域の防災拠点として計画すること。また、災害時に避難所仮設トイレ用汚水桝が適切に機能するよう、計画する建物の配置に留意すること。
⇒「耐震性貯水槽」としか記述なく詳細不明です。うわさでは容量「100㎥」
・ちなみに「プール」なら「推定300㎥」と三倍ですが、これを解体!!
・「飲料水」として提供できるのかも不明です。
・これで、最も生命維持に必要な「水」の施設検討をまとめられたとは、余りにも「手抜き同然」としか思えないのは残念です。
・これで、市民何万人、市内何千世帯に一週間分の給水を賄えるのでしょうか?
(*試算:一日当たり-3㍑/人×7日≒20㍑。100㎥÷20㍑≒5千人。青木町≒約3千人+α)
⇒ 折角「高浜小学校」新築は、通常の倍額「50億円施設」です!
・災害時に有効な「飲料水」機能も有する「貯水槽」が、今後、百年維持するであろう公共施設には相応しい先進的な必須機能と思います。
不安で不確実な「手抜きの防災施設」は市民が犠牲です!