t2521’s blog

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・市内の公共施設は、議会や行政主導で建設推進され、市役所・公民館・美術館・学校といつのまにか140施設を超えたそうです。今、最大の問題は、市はこのまま公共施設を更新すると数百億円の財政投資となり、財政破たんすると、市民の納得もないまま旧市役所や市民ホールを次々と解体され、高小建設は50億円超。更に民間プール建設は数億円補助という大盤振る舞いのハコモノ建設を計画しています。 さらに、民間病院には、中央公民館の跡地を格安で貸付し、病院建設補助のため、また血税23億円を提供予定だそうです。まったく説明責任抜きで「まちづくり」が進められています! このまま、議会や、行政にお任せの「まちづくり」では、血税が無駄の可能性が高く、市民の監視を高めるため情報展開を図るものです。

住民監査 - 市庁舎の建設を検証 Ⅲ 

・先回は「財政削減」のため「施設-百年」と「縮充-徹底」を提案させて頂きました。

● 今回は、市が説明されなかった視点から検討したいと思います。

1. 施設単価      2. 他市の庁舎建設の工程(再掲かも…ご容赦を)

 

---1. 施設単価の比較---☆---

・庁舎建設のQ&Aのように、市は建設費だけを比較し「リース建設」を優位と説明。

・これを下記のように、「1㎡当たりの施設単価」を比較してみました。

  市庁舎整備事業  民間リース建設  市独自建設
施設建設費(億円)  33.2  37.6
床面積  (㎡)  3,668  7,673
施設単価 (万円/㎡)  90.5  49.0

・同じ施設機能であれば「単位面積当たり安価なほうを選ぶ」のが常識と思います。

リース施設は「約2倍」も高価を、これを「優位」とする判断基準は理解出来ません

  (*「リース庁舎」は豪華な施設なのでしょうか?  もったいない浪費の証しです… )

  民間リース施設の財政効果は不可解で説明が必要では?!

  (*やはり、病院53億円が致命傷なのか、財政力-全国27位の高浜が「財政困窮」と言われながら、施設単価が極めて高額な「リース建設」を選定されたことは不可解です?! )

リース「21年目」には「独自建設」が圧倒的に財政効果が高いと思われます! 

 

---残念な施設建設の実態---☆---

・残念に思うのは、高浜は施政運営を行政と議会で決めると「上意下達方式」を採用。

 これは、媒体関係者が漏らされた「高浜は江戸時代のよう…」に合致するものです。

今や21世紀は「民主的な施政運営」に変革するのが当然かと思うのですが…?

 

■ 高浜のリース庁舎の建設工程をみると…

・「庁舎建設公表-'14年(H26年)5月」- 余程、関心の高い方しかご存知なかったかも… 

・「市民説明会-'15年7月」- 参加市民-40名。着工3ケ月前では市民意見を反映出来ず!

・「着工-'15年10月」と公表から「1年5ケ月」の短期推進は、市民が参画出来たのか?

・また、建設計画より「約1年」も工事遅延は、施政のあり方としていかがなものかと?

 ⇒ 余りにも突拍子もない進め方は「市民と協同」は掛け声倒れ。市民無視同然では?

 

---2. 他市の庁舎建設の工程---☆--- 

下記の表は「ある自治体の庁舎建設の工程」を調べたものです。

注目戴きたいのは、建設計画を作成前から「市民参画」による施設検討なのです。

・初めの「市民懇話会」は、商工会、自治会、婦人会、青年会の代表や公募による一般市民を加えられ、市民-11名、学識経験者-3名にて5回の会議を実施され、市長に提言。

・そして「市民」と「職員さん」に、庁舎建設アンケート調査を実施。

・計画進捗毎に、パブリックコメント(市民意見)を、都度募集し2回実施!

・次に「着工-11ケ月前」に、市広報にて「建設計画構想」を公表する。

   (*高浜は「竣工・開所の1か月前」に市広報に掲載で、市民は蚊帳の外では…? )

庁舎建設のため着工まで「約4年」の歳月をかけて「市民と協働」で建設推進です。

 ■ ある自治体の庁舎建設工程例

   内 容  日 程  市民参加
1 市民懇話会 (5回開催) 2012年(H24年) 12月  〇公募
2 市民アンケート 2013年(H25年) 5月  〇
3 市長から建設計画を発表 2014年(H26年) 1月  
4 職員アンケート 2014年(H26年) 6月  
5 基本構想策定 2015年(H27年) 3月  
6  同 パブリック・コメント 2015年(H27年) 3月  〇
7 設計プロポーザル 2015年(H27年) 4月  
8 基本設計 2016年(H28年) 3月  
9  同 パブリック・コメント 2016年(H28年) 3月  〇
10 実施設計 2016年(H28年) 12月  
11  同  広報発表 2017年(H29年) 1月  〇
12 工事競争入札 2017年(H29年) 7月  
13 工事請負契約 2017年(H29年) 12月  
14 工事着工 2017年(H29年) 12月  

気付いた特徴は「建設発注の分割」- 建築・電気・衛生・空調に分けて発注。

 (*高浜は「一括発注」を多用と思われ、更に、追加工事は「随意契約」の不適切! )

●次に、仕組みは不明ですが「市内業者さん」に対する発注もされていることです。

 

 ハコモノは巨額の血税投資です! 

 透明性の高い施政運営が民主的なあり方です!

  

■「リース庁舎」は、全国でも稀有な「市庁舎を持たない街、市民」に転落です!

・更に、33億円も費やして「20年後」に、解体は誤謬の施政判断かと思います。

・仮に「リース買取り」では、また「巨額浪費」であり、財政効果が疑問となります。

・リースは「耐震強度」が国基準より低く、「防災本部」を置くことは適切なのか? 

・このように「財政効果」が疑わしい施設建設を強引推進し、20年後の施設措置を後世に委託という無責任な リース庁舎は「後世の市民」に申し訳ない「血税負担」を、再び強いることとなるようです。

この責任は施政に無関心な市民にもあるのかもしれません

今の段階では、市政に物申すことは市民にしか残されていないのです…

 

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