t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 民間病院への財政補助の不可解 Ⅱ 

・今回は、10月5日号の続きです。

・最近、ようやく脱線施政の背景が結びつき、根源にたどりついたようです。

それは「民間病院」への過剰な財政補助が、様々な市民生活、市民サービスの低下となっていることに、ますます確信を強めています。

 

・「医療」を隠れ蓑として、人口5万人足らずの小さな街に「53億円」献上や、「土地」は無償提供。「現病院」のハコモノも無償。そして、次は市内最大の公共施設まで早期解体して跡地献上を要求される、欲深い病院には呆れるしかありません。

・しかし、これに反論される事もなく、ただうなづくだけの施政は「脱線」以外のなにものでもありません。市民の代表として、いかがなものかと疑問と落胆を覚えます。

 ・ちなみに、中央公民館の資産残価は当時「7億円」、解体工事は「2億円」。つまり、「民間病院」に「20年間-63億円」を献上し、市民が犠牲となっているのです。

これは、明らかに誤謬の施政判断であり、結果、市民生活が犠牲となっています。

・市は「学校エアコン」設置の「40年間-16億円」を渋りながら、民間病院には、巨額の財政補助を約束。この血税投入は市民にとって、いかなる効果となるのか…?

 

・市財政を見れば「水道収入- 約9億円/年」「介護保険料- 約6億円/年」規模です。民間病院への「63億円」献上より、「市民還元策」を優先が善政となるのですが…

 

●48千人の市民生活を犠牲にしてまで「民間病院補助」を優先の理由はなにか…?

・市の説明情報は、10年前に経営移譲案内だけでは、余りにも簡略すぎでは…? 

民間病院としての自負を発揮戴き、自己資本で設立開業を目指して戴きたいものです

  (*新病院の「建設費の半分」の「血税負担を献上」は、民間病院に「優しすぎ」です )

 

---民間病院との新協定---☆---

・今年、3月、この民間病院との新協定を締結されました。しかし、市民に公表されたのでしょうか? 「24億円」献上の説明責任を果たされるのがお役目と思いますが…?

 

■ 民間病院との新協定(抜粋)

●(診療体制)

1 外来は内科、外科、整形外科、眼科。新規に血液透析、腹膜透析を追加。 

2 入院は一般病床(回復期)を導入し、病床は142床とする。

  (*回復期 - 脳血管障害や骨折等の急性期で治療後、病状が安定し始めた発症から 1~2ヶ月後の状態を回復期という。この回復期に行うリハビリテーション治療の病棟 )

⇒ つまりベット数は「介護療養-100床」+「回復治療-40床」という事かと思います。

  (*「急性期医療」が市民待望の診療形態ですが、経営利潤を追求の結果のようです ) 

7 災害時において医療救護所の「後方支援」を実施する 

● (費用の負担) 

移転に係る費用は、病院が負担する 

(資産の貸与)

・用地  移転後、5年間は「無償貸与」。6年目以降は有償。但し「2/3減免

● (固定資産税)

・課税する。但し「移転後5年間は、課税額相当を支援する」⇒ 結局、課税も無償!

● (財政支援) ⇒  下記のように血税負担です! 民間病院には、あくまで優しい!

・新築補助  年間2億円を10年間、合計20億円

・利子補給  新築補助金の残高 × 利率 ⇒ 初回 1,467万円×10年間、計1.◎億…?

・経営補助  年間3千万円を10年間、合計3億円

●(現分院の取り壊し)

・現分院は「取り壊し」。時期は未定。取り壊しまでの管理責任は「高浜市」。

   (*民間病院への血税補助 ⇒ 現分院に30億円+新分院に24億円+中公解体に9億円 )

どこまでも、市民負担の不平等な協定は継続のまま。「交渉力」も疑問です!

・この病院、S60年に「市立病院」として竣工。また「築33年」を早期解体か !? 

巨額の血税をもって建設の「ハコモノ」を早期解体は、市民の血をドブに捨てる事!!

  そもそも、この早期解体の感覚が傲慢であり私物化では? ハコモノは市民の財産です! 

 

---民間病院の犠牲---☆---

・この不平等協定「63億円」の結果、市民生活や市民サービスが犠牲となりました。

市の財政内容が、悪化したことは、ご周知の通りかと思います。

ハコモノ建設の頭金すら無く、結果、苦肉の策として民間資本に建設費の委託を選択!

⇒「リース庁舎」や「PFI・小学校」の建設。但し、財政負担の総額は増加です!

・まったく節約どころか、早期解体を強行。そして施設は狭小化!という誤謬の建設!

・なぜ「庁舎を持たない街」に転落してまで「狭小ハコモノ建設」を急がれたのか?   

⇒「国」や「市の公共施設あり方委員会」は「公共施設の長寿命化」を指摘提言。

・施政はこれを無視され、市民説明も限定し「ハコモノ建設」を強行!財政浪費です!

 

---市民の素朴な思い---☆---

市民感覚では「56億円」もあれば、有効利用を図り、市民生活の向上に投入!

例えば、今期内に「学校エアコン」設置も可能。約6億円程度は即決の範囲です。

・減税を図り、水道料金や介護保険料を値下げ、学費支援、学校教育設備の充実に!

しかし実態は「世界企業」をバックとする「民間病院」に献上は高浜は「サイフ!」

 

 市民生活を犠牲に「病院補助」と「ハコモノ強行建設」の「脱線施政」は、まだまだ続きそうです

これでは「高浜 あぶない!」  

「大家族」精神を呼び戻す時を待つしかないのか?

市民が立ちあがるしかないのかもしれません…

 

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