●高浜の施政事業として数百億円ともなる超巨額の「公共施設問題」があります。
・これまでの市の進め方の問題は「独断による推進のため市民への説明不足や市民の納得を確認されないまま強引に進められ、かつ、将来の責任を市民任せの「公共施設マネジメント」では、「後世の市民」が犠牲となる」ことが多分に予想されることです。
⇒ よって、一市民のささやかな警鐘行動として、このブログを発信しています。
・市の考えは「施設は後世の市民も使う。だから借金も後世の市民が払うから大丈夫!」
市民感覚では「ありえない」お考えです。
---公共施設あり方計画---☆---
・数年前から国の指導を受け多くの自治体が「公共施設問題」に取組まれています。
・高浜市も同様に「公共施設あり方計画」を作成されました。140頁超の労作です。
[検索] :http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/gyosei/shigoto/shisetu/arikatakeikaku/arikatakeikaku.pdf
⇒しかし、根本的な問題は、この事業施策の責任者である「市民」に説明不足です。
・この計画を議会だけで「承認」したと強引な推進は適切なのでしょうか?
「大家族たかはま」は、一体、何のための合言葉なのか? 矛盾を感じています…。
---公共施設あり方計画の矛盾---☆---
1・国は「自治体の保有施設の短期更新に待った」を掛けたのです。しかし、高浜は、
築40年程度の中央公民館・旧市庁舎・青少年ホーム等々を早期解体を強行の矛盾!
⇒ 「先に早期解体」してから「今後は長寿命」では、血税の浪費です!
2・「長寿命化」も、他市より短期の「70年」の矛盾。 (*他市は「80年!」安城-90年!)
⇒ なぜ、高浜は「70年」しか出来ないのか? 説明を省略は怠慢と思います。
3・「新たな施設はつくらない」と宣言し、民間会社にプール建設を数億円補助の矛盾!
⇒ 「公共施設問題」は「財政削減」です。「手を変え品を変え」施政は浪費です。
4・「いきいき広場」に、何ら改革のメスを入れられないのは手落ちでは…?
(*H28-いきいき広場-196百万円 [空調-1億円。マシンスタジオ-35百万円。清掃費-14百万円])
(*光熱水費: 電気-9.3・ガス-3.4・上下水道-1.7。計-約15百万円。庁舎分割の結果です)
(*マシンスタジオ: 利用者-延べ46千人-週一換算すれば、会員-920人-約39千円/人補助)
⇒ 「血税」の価値、重みを感じた施政運営を切望します。浪費は もうたくさん…!
---公共施設あり方の不可解---☆---
●何度も記載のように「公共施設問題」は「財政運営」や「財政削減」です。しかし、「あり方計画」では、施設の改廃を先行され「財政問題」の位置付けは下位に…?
⇒「公共施設マネジメント」の主旨は「財政問題」の対策です。これを「借金」は過ち!
・「ハコモノ建設」をいかに「財政削減」しながら推進するかが施政課題と思います。
(*「高小-50億円」の倍額建設は「財政削減」でしょうか? 不可解なハコモノです)
(*「小学校」の維持管理に新築当初から「毎年1億円×15年間」は不適切では? )
(*確か、現在は小学校5校で「年間維持費-1億円」程度では…。今度は1校で…? )
●市民感覚では「ハコモノ建設基金」を、必要額まで貯めてから建設着手が適切と思うのですが、予算が無いから「民間資本」に借金して早期建設はいかがなものかと…。
・例えば「民間病院」には「10年間-30億円補助」、次に「建替え補助-23億円」の財力を「ハコモノ」に転化すれば、「庁舎も借金無く建設出来た」のでは?
・あるいは、建設着手を「5年間」延期すれば「庁舎建設費-15億円」を貯蓄できるほどの財力を有しているのでは? と推測します。
⇒ 「ハコモノ基金」を優先し「貯蓄開始」が「キリギリス」からの脱却では…?
・今、必要な「公共施設マネジメント施策」は「財政の貯蓄」です。借金は誤謬です!!
「狭小仮設リース庁舎」の失敗建設は残念な脱線でした…