t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 公共施設計画の矛盾を考える Ⅵ

 

新聞記事の住民監査請求の棄却判断は「公正さ」を欠いています。監査委員は市の委託を受けた市民委員と議員委員さんですから、明らかに施政に忖度された結果です。

・この忖度判断は無謬性から逸脱しています。ご判断の結果は残念な浪費です。

 

---ハコモノ施政のあり方---☆---

■ 市民が自治体のハコモノ施政に矛盾を感じるような事はあってはならない事です。

・この実態を未来への伝承として記録に残したいと思い、このブログを書いています。

 

● 市は強引にハコモノ建設を強行されています。

・将来、施設寿命の70~80年先の22世紀の高浜にとって、この21世紀初頭のハコモノ施政の正否を客観的に判断されるでしょう? しかし、間違いのハコモノの損失は莫大!  

・現在、余りにも短兵急なハコモノ建設を強引推進は施政の暴走と感じています。

 

● 市は「財政削減」のためのハコモノ施策として「長寿命化」と「縮充」という施設の複合化の方針を打出されています。

 (*国の指導もあり、施設寿命は「60年」を「70年」に延長。他市は「80年」を採用 )

・しかし「中央公民館」や「庁舎・青少年ホーム」の築40年の公共施設を次々と解体!

 (*中央公民館解体は、高浜初の「住民投票」まで発展という大問題となりました! )

 ⇒ ハコモノ建設に注力の余り、本来の目的の「財政削減」を見失っているのでは…?

 

●市役所は「狭小リース庁舎」を建設され、組織を分割は不便な庁舎となったのです。

 (*施設二分割は維持管理経費も増加は当然です。二分割のご判断は浪費です  )

この庁舎の建設説明も、着工3ケ月前では市民意見は反映出来ないのも当然です。

 (*市民の声を聞く「説明会」は形骸化の制度になっています。市民の声は聞かない! )

 

「高小」を縮充建設は「学区内の保護者限定」で説明され、他の市民は関心の高い方だけが資料収集された程度と思います。それほど情報は非公開となっていました。

・例えば、建設図面の公開も無く、概要図を工事着工時に公表では、市民意見は何ら反映されていないのが実態と思われます。

・そして「縮充-PFI-50億円建設」を開始されたのですが「財政効果」は全く説明されず強行でした。市民の声は聞かない施政の証しです。

 

計画当初は「各施設を個別建設は、50億円かかる!」- これでは市財政は破綻と説明。

●「縮充建設」なら「13施設-37億円で済む!」と豪語されましたが、どうも計画の初期段階で、この財政効果は頓挫していたようです。

・その後、この最も重要課題である「財政効果」を説明されず、ハコモノ建設を強行!

結果、現在「10施設-50億円」で建設されています!    

 (*小学校の建設相場は「約20億円」- 狭小体育館と教室が増えたで倍額は異常では? )

 

● 民間資本の PFIを採用は、財政負担を軽減する「支払い均等化」と説明されたようですが、支払い計画は、建設費相当額「34億円」を「H31年から3回-分割払い」です。

・小学校の維持に「年間1億円超」の倍額支払いを15年間を均等化と表現のようです!

このような言行不一致の施政を強行は「暴走!」「脱線!」と言うしかありません!

 

---縮充機能の疑問---☆---

●疑問は「まちづくり協議会=ふれあいプラザ」を縮充対象から除外されている事です。「まち協」施設だけ、独立施設とする理由の説明はありません!

・一方、高小には「公民館や老人憩の家・宅老所」を複合化される計画のようです。

・しかし、市の「公共施設マネジメント白書」には『「まち協」と「公民館」の機能は重複』と指摘されています。重複は財政や人的負荷の浪費です。

この重複を対策されず市内5地区の「まち協」を、小学校とは分離独立のハコモノに!

・機能重複のままでは、ハコモノ方針に矛盾し不適切な計画ではないでしょうか?

・更に、施設計画を公表後、知らぬ間に「まち協」の建設予算を増額訂正は、果たして適切なのでしょうか?!

 

---次代のハコモノ計画---☆---

●「時代は高齢化」に移行します。将来の「65才以上」の高齢者は確実に元気です。

・この元気な高齢者を縮充小学校に押し込めて、授業の邪魔にならぬ様、静かに「カラオケ」「楽器演奏」「合唱」「ダンス」「ストレッチ運動」等々の市民活動を強要は無理な話ではないでしょうか?   市は、苦肉の策で「禁止」されることも想定されます。

そこで提案は、「ハコモノ縮充施設」は「白書」の課題指摘通りの「まち協」と「公民館」を合体し「憩の家」「宅老所」も含めた「元気な高齢者向けの施設」が、来るべき高齢化社会に適合できるハコモノと思われます。当然、学校施設との分離です。

 

●次の、縮充アイデアは「エコハウス」と「生きがいセンター(シルバー人材)」との合体。これに「女性文化センター」を組み合わせる。

なぜ、現行計画はこれらの施設を独立施設とされ、縮充されないのか不可解です。 

 

● このように現ハコモノ計画は、まだまだ不完全な計画であり、このまま強行建設は、財政効果も無く、既存施設を早期解体し、ひいては、市民生活を犠牲とするハコモノとなりかねません!!

・重ねて、現行の公共施設推進プランは、まだまだ熟考すべき余地が多く、市の説明不足もあり、市民の理解も浸透していません!  市民意見も反映されていません!

ハコモノ-360億円計画」は市民と協働作業があるべき進め方です!

 

  「大家族たかはま」精神を呼び起こし、ハコモノ計画の再考を市民提案します!

 このままでは、現行「公共施設推進プラン」は街の破壊計画です!

 このままハコモノ建設を強行は「暴走」「脱線」です!!

 22世紀に自信と誇りを持って、次代につなげるハコモノ計画にしたいものです!

 

〒444-1335 高浜市芳川町1-2-34 電話 0566-52-5419 fax (同) Mail yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責 矢野義幸