■ 高浜から一歩出て「碧海四市等」を調べてみると他市町の進化ぶりに驚きました。
● 刈谷も「バスロケーション」を運用され、次の「都市交通戦略」を立案・構築中!
・更に、ハイウェイオアシス-年間1千万人来訪に対応すべく「スマートインターチェンジ」化を計画されているとか。 これら、全て、情報公開されています。
● 安城では「公開行政レビュー」を開催。行政評価員に加え「市民評価員」も参画し、施政評価を実施されているとか。
・このように、各市では、競う様に「まちづくり新施策」を展開されています。
---定員管理の状況---☆---
■ 碧海五市等、近隣自治体の職員さんの人数を比較してみました。
---● 職員数---一般行政--------総務省---H28------------------------------
自治体 人口 職員数 人口1万人当り職員数
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● 刈谷市 149,262 703 47.10 (122)
● 安城市 185,818 856 46.07 (120)
● 知立市 71,010 384 54.08 (141)
● 碧南市 71,673 333 46.46 (121)
● 高浜市 46,756 180 38.50 (100)
● 東浦町 42,802 235 54.90 (143)
(*上記の職員数は「一般行政職員数」です。普通会計職員数ではありません )
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● このように高浜の職員数は他市と比較し格段に減員されています。
● 単純計算では「約40名」ほど増員して、近隣市町と同等レベルとなります。
● 企画戦力として、この減員分を現人員で補充は月40H/人に相当、極めて過酷かと…。
● 高浜の職員数の極端な削減は、施政結果として如実に表れ、最も「まちづくりのシステム化」に遅れた街に転落と思われます!
(*例えば「公共施設予約システム」「図書検索」「バスロケシステム」もありません )
⇒ 今後「ICT」導入普及と宣言されているようですが、工程表も無く言葉だけです。
・仮に、職員さんの増員となったとしても「狭小リース庁舎 - 32億円」に収容できるのか? リース庁舎は、余裕が無いであろう、もったいない血税の無駄遣いでした。
⇒ 施設の要求水準書を確認すると、4年前の人員数を条件に検討されたようです。
・本来、十年~二十年後の人員計画にて建設仕様とするのが鉄則では…? 拙速です!
(*市はICTで減員と主張ですが、世界のICTシティ人口は増殖中であり、減員は幻覚…)
---職員さんの育成問題---☆---
■市議会だより「ぴいぷる」No.93 ・P.11 から引用。
Q● 柴田議員は、現施政体制では「複雑化・多様化する市民ニーズに対し、その成果を迅速に市民サービスの向上に結びついていない」と指摘されたようです。
・更に、その原因として「施政組織の「グループ制」の弊害として人材育成がうまくいっていない」-「職員の多能工化が出来ていない」と言及。
・「人材育成が行える組織体制にすべき」と提言されたようです。
A● 市の回答は「建前」だけの非現実的な回答と映ります。
・「H17年・構造改革委員会の提言 - 安易に職員増員で対応することなく、行政をスリム化」-「職員の効率的活用・アウトソーシング戦略・地域内分権の推進」を図る。
・更に「部長のマネジメント」による柔軟な職員配置による人材の有効活用」と回答。
⇒ 13年経過の現状結果は「碧海五市」で最も「まちづくり」が遅れた街に転落です!
● また、日進月歩の現代に「13年」も前の提言に固執とは、柔軟さも欠落では…?
⇒ 高浜が「スーパー職員さん」を育成・配置できる日は、いつ来るのでしよう?
・この「スーパー職員さん」の育成策として、市が回答された「人材の有効活用」だけでは育成策とは思われず、緻密な人材育成プログラムが必要です。
・しかし増員されず、人材育成だけでは、高浜は「尚一層、衰退」の一途です!
● 更に「議会の行政答弁」に思うのは「職員さん」は「物」にあらず「人」なのです。
⇒人材を「物」扱いするような組織から「スーパー職員さん」は生まれないと思います
● 職員さんの立場で考えれば「安い給料」で「多能工」なんて不可能なのでは…?
⇒ このような過酷な労働環境を整備改善のため「職員組織」の必要性をも痛感します。
☆職員さんの職場と労務環境の改善は、企画力の向上となり、市民生活の向上にも直結し、無関心ではおれません。
職員さんの労務環境の整備改革を市民も応援しましょう!
新生高浜を構築し、施政変革のために !!
やはり「まちづくり」は「人づくり」からです!