・市は、説明責任の方法として市HPに庁舎整備事業の「Q&A」を掲載されてます。
[検索] : 高浜市役所本庁舎整備事業について
・今回は、この説明内容の信憑性につき、再確認したいと思います。
■ 作成時期 : 市が作成掲載の、このQ&Aは事業開始時点のものです。
⇒ お役所の資料で有りながら、高浜は「年月日」を省略(記載漏れ)が多いのは問題です。
・推定 - 実施方針の公表時期である「平成26年5月30日」と仮定します。
Q1. どうして「今」整備が必要なの?
・①耐震性能 - 耐震基準を満たしていない…。
・②劣化状況 - 築38年が経過し、施設の老朽化が進んでいる… と説明されています。
⇒ 耐震性能の不足は00年法改正からでは? 二年後、現分院が空家となる事は分っていたのでは? 総合的なご判断をされるべきかと思います。
(*旧庁舎 - 7,700㎡ / 分院 - 8,500㎡。今、再活用を検討開始とは、いかがなものかと )
・劣化進行は、保守管理の不足では。何より、国の方針に従い長寿命化「80年化」が適正を、高浜は「70年」の短期設定! 更に、庁舎は「38年」短期解体は浪費の不適切?
⇒ そもそも国の「長寿命化⇒更新」を当市は「更新⇒長寿命」では財政の無駄遣い!
Q2. どうして「耐震改修」をしないの?
・①耐震改修は、建物の内外に補強のため、執務スペースが分断されて…。
・②基金を充ててしまうと公共施設等の整備基金が無くなってしまい…。
⇒ 庁舎内に補強梁を入れて分断と「一部の組織部署をいきいき広場に移転分断」と執務効率は、移転の方が効率が良いとは詭弁では…? 今でも納得出来ません。
・工事の長期化も「H27年11月-着工」から「会議棟竣工-H30年6月」の「約3年間」は短期だったのでしょうか…?
・ハコモノの整備基金に比し「分院-53億円補助」が過剰! これが不適切な 財政運用!
(*市民一人当りの分院補助額は、刈谷より「多額」の理由や効果は…? )
・庁舎建設を二年延期すれば「分院施設」を再活用する選択肢もあったのでは…?
Q3. どんな手法で「整備」するの?
・①「賃貸」。理由は「シンボリック」な施設を求めない…
⇒ 「会議棟」は見事に「瓦」の街を主張。理由は矛盾と思います。やはり「庁舎」は街の顔。市民意識の象徴の施設が正解では…。 狭小リース庁舎は仮設のようで残念!
Q4. どうして「賃貸の期間を20年間」としたの?
・①「庁舎」の耐用年数を「60年」とした場合、残期間が「20年」で建替え…。
・②「IT化」の進展により…、現在のスペースが必ずしも必要とは限らず…。
⇒ 施設耐用年数は「70年」に延長が公共施設管理マネジメントの方針では?
・旧庁舎を耐震改修なら「30年-38億円」を「リース20年-33億円」で解体は浪費!
・この事業計画以来、4年経過。高浜「ICT化」はどのくらい進化したのでしよう?
⇒ 確かに他市の施政に、ICT化導入の情報は聞きますが当市では言葉だけ先行では?
● 庁舎竣工以来、半年が経過。計画の矛盾が明確になりつつあります。
不適切な「ハコモノ」建設の実態!! 犠牲は市民!!
(つづく)