t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - ハコモノ計画の疑問 (碧海町を考える)

・『災』- 先日、インドネシアで「津波」発生!   まだまだ災いは続きそうです。

地震防災マップを改めて開き、やはり「高浜 - 碧海町」の深刻さは問題です。

地震災害の被災想定域」であり、市は緊急的な対策を講ずべきでは…?

・同時に、同町は意外に多くの「ハコモノ」が集中設置している町となっています。

どのような対策をすべきなのか、市民目線で考えたいと思います。

 

---碧海町の地域特性---☆--- (*市・地震防災マップより )

・防災マップの資料より抜粋したものです。 (*地図 - クリックで大きくなります…)

地表震度        ● 浸水深分布           ● 液状化分布 

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驚きは「港小学校域」が被害想定域として上記三つの危険要素が重なっています。

 

---碧海町のハコモノ---☆---

・施設名     改修移転     改修規模    建設時期              市民の思い                         

① 港小学校    H38年   8.3億円    S50 - 築43年 ⇒ 改修より移転?

② 南部幼稚園   H35年   1.1億円    S53 - 築40年 ⇒ 改修より移転?

③ 体育センター  H32年   高小-移転     S52 - 築41年 ⇒ 移転より長寿命化

➃ 武道館     H35年   高小-移転     S54 ‐ 築39年 ⇒ 移転より長寿命化

⑤ 図書館     H32年   いき広場へ   S54 - 築39年 ⇒ 移転先の再検討を?

⑥ 漕艇センター  H35年   あり方検討?    H 9  - 築21年 ⇒ 当初の目的は…?

そもそも「被災想定域」にハコモノ建設が誤りです。また、市民生活を営める地域とされたことも疑問です。施政に「市民の生命と財産を守る義務が生じた」のでは…?

・全域の地盤改良から取り組まれるべき地域と思われます。または補助政策 の展開!

 

---市民感覚ハコモノ計画---☆---

・①②は、幼児と児童を、より安全な環境で育児と教育をはぐくむべきです。

大改修計画に「耐震」「浸水」「液状化」対策の仕様を事前公表されるべきです!

・③➃の早期解体は無駄遣いです。高小のサブアリーナは、また狭小化とか? 

狭小化のハコモノは融通が利かないものです。避難所としても使いづらく不適切…!

・⑤図書館をいきいき広場へ移転はスペースが狭小化!   駐車場や駐輪場も不便です。

移転候補先として「分院施設」の再活用を検討されてはいかがでしょうか?

  民間企業には「敷地」も「駐車場」も拡大。市民には「狭小化」は誤謬です!

・⑥漕艇センターは、何のための「ハコモノ」だったのでしょう? 

「年一回」の「レガッタ祭り」にその意義や目的・効果は理解出来ず残念です。

 発展性の無い、ハコモノ施政だったのでは…?

 

矛盾は「防災マップ」の液状化危険度が「極めて高い」-「幼稚園・学校」は現在地!   危険度が「高い」- 「図書館」は早期移転!?     

後世の市民より「図書」を優先という感覚は、施政として不適切としか思えません…

 

更なる矛盾は「避難所」です。「港小」や「南部幼稚園」を避難所とされています。

「震度」「浸水」「液状化」の全てにつき危険度が高いとされる同地を「避難所」とされることは「市民」を危機におとしめることになるのではないかと危惧されます。

  

---市民の素朴な疑問---☆---

「庁舎建替え」は、耐震対策を緊急課題として真っ先に着手されました。しかし、市内で最も大きな被害が予想されるであろう「碧海町」は未着手では手落ちでは?

・図書館や体育センターは、H32年には移転の予定ですが、肝心の弱者施設「小学校-H38年」や「幼稚園-H35年」と数年間も大改修を先送りは、適切なのでしょうか?

現「ハコモノ」計画は、「バランス感覚」「優先順位」に適切性を欠く証しです!

 

また、同町に在住されている「老若男女の市民」や「企業関係者」への災害対策は、如何様にお考えなのか?  全く見えない無策ぶりは残念というか、危機感を覚えます!  

・民間プール会社だけ「移転先の敷地も準備(数億円)され、建設費も、今後、30年間で約9億円」もの巨額補助は公平さを欠いた優遇措置は疑問しかありません。不適切です!

再び「*商工会」同様の「30年間-家賃無料化」の過剰補助は血税の無駄遣いです!  

 (*中公内にあった「商工会」に37年間の家賃を無償化する補助実施 ⇒ 係争中です! )

 

---市民の素朴な思い---☆---

高浜の防災上の弱点は「衣浦湾」に沿った海岸線に広く分布している被災想定域です!

    (*住宅を初め、学校・商店・工場・老人福祉施設等が混在しています。低地も有り )

●「庁舎」だけ、「ハコモノ」だけ整備すれば良いというものではありません。

・いつ起きるかもしれない大災害に対し、行政・議会は如何様にお考えなのでしょう?

・特に、地震防災マップに表記の、被災想定区域の対策は喫緊の課題と思われます。

   (*「避難所や避難経路の確保」・「救急救命備品の整備」・「現地に危険表記」等) 

・また、避難所である高浜小の「防火プール - 300㎥」解体も疑問と不安の一つです。

   (*「防火水槽-100㎥」で充分とする保障資料は、どこにも無いのですから…  )

 

  市民優先の防災の率先垂範が施政のあり方と思われます!

   安心・安全な「まちづくり」にも更なるご注力をお願いしたいものです。

〒444-1335 高浜市芳川町1-2-34 電話 0566-52-5419 fax (同) Mail yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責 矢野義幸