●今年は、年初に「情報公開」にて、「市庁舎の建設」に関する「契約書」や「支払い方法」「長期支払計画表」について関係資料を公開頂き、入手しました。
・その資料は、A4版-78頁にもおよび、「市も変わった」の印象を抱きました。
幸先の良いスタートを切ったと思っていたのですが…
---市庁舎建設の当初の説明---☆---
・市が整備「旧庁舎を整備」-「建設費-19.9億円」+「維持管理-12.6億円」≒37億円
・民間提案「リース庁舎」 -「建設費-14.4億円」+「維持管理-14.1億円」≒33億円
← この金額は「ねつ造」の可能性が…?!
・市は「リース建設」強行のため、情報操作された可能性が伺える資料です。
(*この資料は、昨夏、市HPから削除されました… )
---市庁舎の建設経過---☆--- (*情報公開資料に基づき記載 )
1.市は、建設費の基準として「旧庁舎」の大規模改修費を試算されました。
● 市試算 - 旧庁舎の大規模改修費 -「施設-19億 3千万円」+「維持管理-12億 6千万円」+「解体-1億4千万円」=「33億3千万円」 (*上表の「37億円」は「ねつ造」では?)
⇒「リース建設費」を、「旧庁舎-改修費」未満と目標設定されたようです。
・しかし「大規模改修」は「施設寿命-30年延長」で「解体費」は除外すべきです?!
2.「市庁舎-リース建設費」は、契約締結時-「合計-33億 2千万円」と建設後に判明。
・常識的に「最低-1割超」を削減が適正と思いますが「▲1千万円≒0.3%」で契約!?
⇒ このように「リースありき」の情報操作は不適切でしかありません!
(*旧庁舎の試算額も割増しの可能性有り。例)仮設庁舎-1億円。引越し-5.5千万円…)
3.「水光熱費」を、市の直払い方式に変更-「▲2億 3千万円」- (*当然の施策 )
4.「アスベスト除去工事」を追加-「+ 5.2千万円」- (*相場より高額で競争無き発注増!)
5.「会議棟-工期を延期」- 当初「H29年 9月」を「H30年 3月」に6ケ月延期!
6.「会議棟-工期を延期」-「H30年6月」に3ケ月延期!
⇒ 着工-H27年('15年) 10月~竣工-H30年('18年) 6月と、何と「2年9ケ月」の長期工事!
●当初、市は「旧庁舎」の大規模改修は工期が長くかかると否定されたのです。が、「狭小リース工事」の「約三ヶ年」は、短期工事だったのでしょうか?
・結果「仮設狭小リース庁舎の建設費 -20年 - 29億円 (税別)」となりました。
⇒ この情報公開で建設費が「庁舎工事-10億円」「会議棟-6千万円」と判明しました!
●つまり「ハコモノ-10億 6千万円 (37%)」+「その他-18億 4千万円 (63%)」
⇒ この費用割合に疑問を感じました。何のための「工事」なのでしょう? 不可解…!?
●「狭小リース庁舎」は、組織分割を強行で、市民にとって不便な庁舎となりました。
・同じ「30億円」であれば旧庁舎(床面積-倍)の改修が適正度が高いと思われます。残念!
⇒ 市は「縮充」と言われますが、組織も「縮充」が施政運営上は最適なのは常識です!
●市は「旧庁舎の耐震化」は、庁内に壁構造を形成し、職員の意思疎通が低下すると、約5百mも離れた「いきいき広場」に移転は意思疎通の阻害ばかりか、業務効率の低下まで引き起こしたと、職員さんが歩く姿を見るたびに残念な思いに駆られます。
⇒ これらのハコモノ施政は矛盾を飛び越え、「デタラメ」な施政運営と断言します!
●不可解な費用 :「外構-8千万円」「引越-5千万円」「施設保守-1.3億円」「設備保守-2.1億円」「修繕-1.1億円」「管理-1.6億円」「金利-1.7億円」…
---第二の情報公開---☆---
●これは益々不可解と「施設建設」の個々の金額入り見積資料の「情報公開」を申請!
・「本庁舎整備事業」の「金額入り設計書等」の見積資料一式
⇒ 結果は「■ 非公開」!
●やはり「見積書の中味公開は、ご都合の悪い真実があるのかもしれません?」
・これを「情報隠ぺい化」は、従来通りの不透明な施政運営。残念しかありません…
「大家族」宣言は言葉だけなのでしょうか?
●更に、残念なのは「この『非公開』の回答に『二週間!』を要している事」
⇒ 世は「ICT時代」。いつまで旧時代の施政運営を継続なのでしょうか?
●市は「財政悪化」している。施設建設の財源確保として「分割払い」を採用と説明。
・しかし「財務局」が指摘されたように、建設を延期して「基金積立」が定石。
・学校建設は「37億円」を「僅か3カ年払い」計画なのに、財政悪化とは意味不明?
⇒ 真実の説明を戴きたいものです! 「情報隠ぺい」は市民無視! 私物化…?
「高浜ハコモノ建設」- 不透明なベールに包まれています!