・ネット掲載記事から「ふるさと納税」の実例として転載します。
----------------------------☆--- (*2019/02/14 ・毎日新聞 【高橋秀郎氏】)
・静岡・小山町、ふるさと納税財源に給食費無料へ アマゾンギフト券で寄付急増
●静岡県小山町は13日、一般会計「152億3000万円」(前年度比22%増)の2019年度当初予算案を発表した。
・規模は過去最大。ふるさと納税で受け入れた寄付金を財源に、小中学校と幼稚園の「給食費を4月から完全無料化」する。給食費の完全無料化は県内で初めて。
●「給食費無料化」は7835万円を計上。これまで小学校(942人)で1人当たり年4万8400円▽中学校(427人)で同5万8300円▽幼稚園(188人)で同4万1800円を徴収していた。
●18年度(H30)のふるさと納税の寄付額は、前年度比9倍の「251億円」を見込む。返礼割合4割を基本にアマゾンギフト券も加え急増した。
●この資金などを積み立てた「基金総額」は、17年度末(H29年3月)の「約24億円」から18年度末は約4倍の「約106億円」に増加。
・19年度はうち約24億円を使い、給食費無料化ほか小中学校の学習用タブレット導入、文化財改修などに充てる。(略)
●込山町長は「アマゾンギフト券を加えた批判は、甘んじて受ける。苦しい財政でやってきた。給食費無料化で子育てを支援し、小山町の魅力を発信したい」と話した。(終)
⇒ ひょっとすると「泉佐野市」は「小山町」の施策をマネされたのかもしれません?
---静岡・小山町---☆---
●余りにも桁違いの成功例で半信半疑ですが、すごい実例です。施策継続を祈ります。
・所在地-静岡県駿東郡小山町。同町は静岡県の北東端に位置し、北西端は富士山頂。
・人 口 - 2万人足らず (19千人) - 高浜(48千人)の「半分」以下。
・面 積 - 135K㎡ - 高浜(13K㎡)の「10倍」。
・予算 - 152億円 - 高浜と ほぼ「同等」- ふるさと納税効果で約50億円増!
・庁 舎 - 1982年竣工 (築36年)- 5,566㎡ - 高浜(3,668㎡)の「1.5倍」。解体計画無し!
⇒ やはり「狭小リース庁舎」は、小山町の例からも狭すぎではないでしょうか?
・問題は「今後、20年間の非効率的な施政が継続となり蓄積される損失の大きさ!」
⇒ 余りにも「建替え」だけに着目されたハコモノは、大きな損失であり市民が犠牲!
---小山町の町政組織の特徴---☆---
・ふるさと納税 - 「シティプロモーション推進課」
・新組織を設立 -「婚活支援班」「未来拠点班」「オリンピック・パラリンピック推進班」
⇒ 新事業に対して、柔軟な組織運営を展開されているようです。
・問題は「狭小リース庁舎」では、スペース上、新事業組織の設立もままならない事!
⇒ 今後20年、同じ施政継続だけでは市民が犠牲では? 多くの街が「ごみ減量課」設立!
・「ごみ減量」は「袋有料化」では無く、意識改革を含め様々な施策が必要なのです!
---小山町の奇跡---☆---
・注 目 - 基金額がすごい! -「'18年度-106億円!」- 高浜は推定10億円無いのでは?
⇒ 高浜は「借金」が「100億円超」の うわさもあるようです。
・「ふるさと納税」が「町民サービス向上」に有効活用されていること。
⇒ これが「当たり前」ですが、なぜか新鮮さを覚えるのは毒されている証しか?
「ふるさと納税」は施政の奮起を期待しかなさそうです!
しかし、気づいて頂きたいのは「従来の継続では、1億円台をも超えるのは困難!」
「大家族」の智慧をも活用策を検討されるべきであることを…!
そろそろ、市民を犠牲の施政から脱却戴きたいものです!