t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 施政運営の不可解 Ⅱ (住みよさ-2)

・先回に引き続き「住みよさ」検証を試みます。

●施政運営は「市民の幸福提供」にあり「民間団体」補助は必要最低限が適正適切…

・しかし、高浜の施政実態は、これが逆転していることに不信感を抱いてます。

・更に「住みよさ」を犠牲に「市制記念行事」のため「ハコモノ強行建設」も大疑問!

その「住みよさ」を今後、改善のため「疑問点」「悪さ加減」を確認します。

 

---高浜の住みよさ評価---☆---

・「東洋経済社」が全国814市区を調査された結果です。「都市データパック-'18年版」

   知立  碧南  高浜
財政健全度  47位  11位  14位
住みよさ  411位  141位  293位
住みよさ÷財政健全度  8.7  12.8  20.9

三河地方は「工業出荷額」も多く、経済的に恵まれた地域です。

・しかし、その財政力を、施政運営は適正適切に利活用されているのでしょうか? 

・「住みよさ」評価は、これを市民目線で測るバロメータと思われます。

結果「高浜」は不可解!

 

●「費用対効果」-「住みよさ」が「財政力」に比べ異常に低いのは、潤沢な予算を、あるいは限られた予算を、市民に還元されていない証し。

・貴重な血税を、運用運営の失策ではないかと思わざるを得ない結果は残念…

・例えば「民間分院」に「約60億円補助」は、高浜を犠牲の最大要因と思います!

・中央公民館を解体強行は「住みよさ」を劣悪化し、文化芸術も破壊となりました!

施設延べ利用者-8万人が犠牲。特に「幼稚園から小・中・高校生」を犠牲は悲惨!

 

---市民生活の比較---☆---

●今回もネット情報「生活ガイド.com」にて「施政比較」を試み実態を確認します!

   [検索] : 碧南市と高浜市の比較【土地・住宅】に関する行政サービス・行政情報|生活ガイド.com

 

---施政運営の成果---☆--- 

まず「施政全般と財政面」を注視したいと思います。

 18年度

 知立  碧南  高浜
人口  72千人  73千人  48千人
面積  16.3k㎡  36.7k㎡  13.1k㎡
歳出額  224億円  281億円  142億円
歳出-一人当り  312千円  387千円  296千円
地方債残高-一人当り  241千円  137千円  149千円
公共事業費-一人当り  53千円  43千円 (270位)  17千円 (10位)
職員数-千人当り  6.06人  6.15人 (600位)  4.61人 (800位)

不可解は「公共事業費」と「職員数」の少なさ。これが適正適切とは思えません!

 

●やはり「民間分院-60億円補助」が市民を犠牲の証しではないでしょうか?  

・「たられば」ですが「60億円」あれば、公共事業や職員採用を強化できたのでは?

 

---公共料金・文化---☆---

   知立  碧南  高浜
水道料金 (Φ20-20㎥)  3,240円  3,132円  3,332円
都市公園  46所  49所  22所
公園面積-一人当り  2.56㎡  5.51㎡  2.37㎡
図書館蔵書数-一人当り  3.11冊  7.48冊  4.44冊

 

---ごみ・インフラ---☆---

   知立  碧南  高浜
ごみ排出量-人・日  669g  697g  647g   (380位)
ごみリサイクル率  18.9%  18.6%  13.2% (662位)
ごみ袋  有料  無料-超過有料制    有料化-'19年
生ごみ処理助成金  2万円  5万円  2万円
下水道普及率  65.7%  74.6%  60.9% (489位)

「ごみ問題」は「リサイクル率」の低さです。なのに「ごみ袋有料化」?!

 

・中公解体-商工会移転先に「エコハウス」選定が、市民を犠牲の「ごみ袋有料化!」

結局「行き当たりばったり」の乱暴な思い付き施政の結果なのです!

 

---住宅---------☆--- 

   知立  碧南  高浜
新築建築補助  無し  有り  無し
新築購入補助  無し  有り  無し

高浜も「増改築」には補助制度があります。念のため。

 

●「住宅新築」は市民にとって、人生の大きなイベントのひとつです。

「大家族」であれば「お祝い」の気持ちを表すのは当然の施政のお役目では? 

 

●このような、きめ細かで丁寧な配慮が、市民に対して欠けているのが施政の問題点! 

・民間分院には「巨額補助を続行」は、一体、誰のための施政なのでしょうか?

 ⇒ 他市の例では「成人式」や「敬老会」も市主催行事が開催されます。

 

●ところが高浜の「成人式」は、当事者にお任せで「補助提供」だけとか?

・「お金」で済ませば良いという感覚は「大家族」精神が欠落の証しでは…。

  (*『思いやり  支え合い  手と手をつなぐ  大家族たかはま』は言葉だけ…?)

・そして「ハコモノ借金」を彼らにお任せの施政には、ただ、ただ落胆だけです!

 

---素朴な市民の声---☆---

・「コンパクト・シティ・たかはま」、「住めば都」とは名言と思います。

・「大家族」という言葉も、素晴らしい感覚表現であり素敵な精神と思います。

・しかし、中央公民館の早期解体から始った「ハコモノ施政」は常軌を失った施政施策と思えてなりません。

・今にして分かったことは「解体強行」-「借金建設」の目的は「市制50周年行事」に、施政成果として「華」を添えるため…。

・これに「ハコモノ百億円事業」を市民への説明も省略して、「後世の市民を借金漬け」の施政には不信感と失望だけしかありません。

・しかし、見過ごすことは、後世の市民を犠牲とする「生贄(いけにえ)」となります。

気付いた市民の責務として、老骨ながら監視を続けたいと思います…

 

 (最後まで、ご精読いただき ありがとうございました)

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