・先回に引き続き「住みよさ」検証を試みます。
●施政運営は「市民の幸福提供」にあり「民間団体」補助は必要最低限が適正適切…
・しかし、高浜の施政実態は、これが逆転していることに不信感を抱いてます。
・更に「住みよさ」を犠牲に「市制記念行事」のため「ハコモノ強行建設」も大疑問!
⇒ その「住みよさ」を今後、改善のため「疑問点」「悪さ加減」を確認します。
---高浜の住みよさ評価---☆---
・「東洋経済社」が全国814市区を調査された結果です。「都市データパック-'18年版」
知立 | 碧南 | 高浜 | |
財政健全度 | 47位 | 11位 | 14位 |
住みよさ | 411位 | 141位 | 293位 |
住みよさ÷財政健全度 | 8.7 | 12.8 | 20.9 |
⇒ 三河地方は「工業出荷額」も多く、経済的に恵まれた地域です。
・しかし、その財政力を、施政運営は適正適切に利活用されているのでしょうか?
・「住みよさ」評価は、これを市民目線で測るバロメータと思われます。
⇒ 結果「高浜」は不可解!
●「費用対効果」-「住みよさ」が「財政力」に比べ異常に低いのは、潤沢な予算を、あるいは限られた予算を、市民に還元されていない証し。
・貴重な血税を、運用運営の失策ではないかと思わざるを得ない結果は残念…
・例えば「民間分院」に「約60億円補助」は、高浜を犠牲の最大要因と思います!
・中央公民館を解体強行は「住みよさ」を劣悪化し、文化芸術も破壊となりました!
⇒ 施設延べ利用者-8万人が犠牲。特に「幼稚園から小・中・高校生」を犠牲は悲惨!
---市民生活の比較---☆---
●今回もネット情報「生活ガイド.com」にて「施政比較」を試み実態を確認します!
[検索] : 碧南市と高浜市の比較【土地・住宅】に関する行政サービス・行政情報|生活ガイド.com
---施政運営の成果---☆---
・まず「施政全般と財政面」を注視したいと思います。
18年度 |
知立 | 碧南 | 高浜 |
人口 | 72千人 | 73千人 | 48千人 |
面積 | 16.3k㎡ | 36.7k㎡ | 13.1k㎡ |
歳出額 | 224億円 | 281億円 | 142億円 |
歳出-一人当り | 312千円 | 387千円 | 296千円 |
地方債残高-一人当り | 241千円 | 137千円 | 149千円 |
公共事業費-一人当り | 53千円 | 43千円 (270位) | 17千円 (10位) |
職員数-千人当り | 6.06人 | 6.15人 (600位) | 4.61人 (800位) |
⇒ 不可解は「公共事業費」と「職員数」の少なさ。これが適正適切とは思えません!
●やはり「民間分院-60億円補助」が市民を犠牲の証しではないでしょうか?
・「たられば」ですが「60億円」あれば、公共事業や職員採用を強化できたのでは?
---公共料金・文化---☆---
知立 | 碧南 | 高浜 | |
水道料金 (Φ20-20㎥) | 3,240円 | 3,132円 | 3,332円 |
都市公園数 | 46所 | 49所 | 22所 |
公園面積-一人当り | 2.56㎡ | 5.51㎡ | 2.37㎡ |
図書館蔵書数-一人当り | 3.11冊 | 7.48冊 | 4.44冊 |
---ごみ・インフラ---☆---
知立 | 碧南 | 高浜 | |
ごみ排出量-人・日 | 669g | 697g | 647g (380位) |
ごみリサイクル率 | 18.9% | 18.6% | 13.2% (662位) |
ごみ袋 | 有料 | 無料-超過有料制 | 有料化-'19年 |
生ごみ処理助成金 | 2万円 | 5万円 | 2万円 |
下水道普及率 | 65.7% | 74.6% | 60.9% (489位) |
⇒「ごみ問題」は「リサイクル率」の低さです。なのに「ごみ袋有料化」?!
・中公解体-商工会移転先に「エコハウス」選定が、市民を犠牲の「ごみ袋有料化!」
⇒ 結局「行き当たりばったり」の乱暴な思い付き施政の結果なのです!
---住宅---------☆---
知立 | 碧南 | 高浜 | |
新築建築補助 | 無し | 有り | 無し |
新築購入補助 | 無し | 有り | 無し |
⇒ 高浜も「増改築」には補助制度があります。念のため。
●「住宅新築」は市民にとって、人生の大きなイベントのひとつです。
⇒「大家族」であれば「お祝い」の気持ちを表すのは当然の施政のお役目では?
●このような、きめ細かで丁寧な配慮が、市民に対して欠けているのが施政の問題点!
・民間分院には「巨額補助を続行」は、一体、誰のための施政なのでしょうか?
⇒ 他市の例では「成人式」や「敬老会」も市主催行事が開催されます。
●ところが高浜の「成人式」は、当事者にお任せで「補助提供」だけとか?
・「お金」で済ませば良いという感覚は「大家族」精神が欠落の証しでは…。
(*『思いやり 支え合い 手と手をつなぐ 大家族たかはま』は言葉だけ…?)
・そして「ハコモノ借金」を彼らにお任せの施政には、ただ、ただ落胆だけです!
---素朴な市民の声---☆---
・「コンパクト・シティ・たかはま」、「住めば都」とは名言と思います。
・「大家族」という言葉も、素晴らしい感覚表現であり素敵な精神と思います。
・しかし、中央公民館の早期解体から始った「ハコモノ施政」は常軌を失った施政施策と思えてなりません。
・今にして分かったことは「解体強行」-「借金建設」の目的は「市制50周年行事」に、施政成果として「華」を添えるため…。
・これに「ハコモノ百億円事業」を市民への説明も省略して、「後世の市民を借金漬け」の施政には不信感と失望だけしかありません。
・しかし、見過ごすことは、後世の市民を犠牲とする「生贄(いけにえ)」となります。
⇒ 気付いた市民の責務として、老骨ながら監視を続けたいと思います…
(最後まで、ご精読いただき ありがとうございました)