t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 施政運営の不可解 Ⅳ (教育) 

・「子は宝」とよく言われます。この子らを「宝」にする方法は「教育」です。

・「高浜-再構築」「未来の発展」のための原動力として「人材」を「育成」することが肝要であることは当然です。  

・「当然」ですが、「当然」でないのが、高浜の特徴は残念なことです。

学校施設を検討の結果、高浜は全国でも最多レベルの鮨詰め教室と判明したのです!

  (*お子様がみえる方はご存知かも…。財政的には上位の高浜の教育環境は劣悪です…)

 まさか、ここまで劣悪とは残念を飛び越えて落胆と挫折感を覚えました…

 

---米百俵の精神---☆---  (*[検索] : 米百俵の精神  )

新潟・長岡市は「米百俵」の精神が受け継がれ人材育成教育に熱心な街のようです。

・明治初期から「時勢に遅れないよう、時代の要請にこたえられる学問や芸術を教え、すぐれた人材を育成しよう」という理想を掲げられ、脈々と受け継がれています。

 

教育施政の比較例     (*順位は「全国814市区」を母数 )

   長岡  高浜
 小学校の「学級児童数」  20.6人 - 508位  28.3人 -  63位
 教育パソコン割当人数  6.6人   - 425位  12.0人 - 741位
 電子黒板  100%  0%
 中学校の「学級生徒数」  25.1人 - 503位  33.3人 -   8位
 教育パソコン割当人数  5.5人   - 336位  15.0人 - 810位
 電子黒板  100%  0%

 

●「長岡市」の教育施策は高浜に比べ格段に充実しているようです。

・学級の児童生徒数も少なく、それでも全国の平均程度。高浜は全国的に下位レベル!

・教育設備用具も充実しているようです。高浜は、総合的抜本的な見直しが必要です!

「人材育成」は大人の使命であり、義務教育は施政のお役目でもあるかと思います。

 

高浜は「民間分院」は大事に!「後世の市民」には冷徹な施政は不適切極まりません!

・これでは「高浜百年の未来のまちづくり」に つながるとは思えないのです!

 

---高浜の教育施設---☆---

市内の小・中学校の現在の教育施設の実態を確認したいと思います。

 小学校

 延床面積

    (㎡)

 一般学級

    (人)

 学級数

 児童/学級

     (人)

 床面積/人

     (㎡)

 高浜  7,841  631  19  33.2  12.4
 吉浜  6,390  764  23  33.2    8.4
 高取  6,061  526  18  29.2  11.5
 港  4,898  415  13  31.9  11.8
 翼  9,729  714  23  31.0  13.6
 計・平均   34,919   3,050    96    31.8    11.4

 

例えば、高浜の平均「児童数」は「28.3人」ですが、支援学級を除けば「31.8人

・最多児童数 -「高小-37人」「吉浜-40人」「高取-34人」「港-38人」「翼-40人」

 ⇒「国」指導は「40人以下」とか?  しかし全国比較で教育環境が下位では大問題!

・国の指導人数という事は「全国最下位」の教育環境のようです…!

・また小学校では「吉小」が、格段に窮屈な学校なのですが、何故か置き去り…?

  

ご参考までに「中学校」も掲載させて頂きます。ほぼ同様の傾向かと思います。

 中学校

 延床面積

  (㎡)

 一般学級

   (人)

 学級数

 生徒/学級

   (人)

 床面積/人

   (㎡)

 高浜  10,320   913  25  36.5  11.3
 南    7,573   577  17  33.9  13.1
 計・平均  17,893  1,490  42  35.5  12.0

 

・最多生徒数 -「高浜中 - 40人」「南中 - 36人」と、やはり多いのは残念な無策です!

 ⇒「国」指導は「40人」。しかし、全国平均は「約30人」が実態なのです?

 

・中学も「全国 - 下位」の教育環境。高中平均「2年- 39.7人」「3年- 38.4人」は異常! 

ハコモノ建設は「民間分院」や「庁舎」より「小・中学校」を最優先とすべきです!  

  

---参考情報---☆---

全国的な実態として「国」の情報をご参考までに掲載させて頂きます。

・「学級編成及び教職員定数に関する資料」- 文部科学省

 [検索] :  http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/029/shiryo/05061001/sankou002.pdf

 

---ハコモノ計画のあり方---☆---

●「米百俵」の精神は、戊辰戦争の戦火を浴びて「長岡藩」は荒廃の状況となったとき、この窮状を知った三根山藩から「米百俵」が見舞いとして贈られてきた。

 

藩士たちは、食べるものにも事欠き、のどから手が出るような米であった。
 しかし、藩の大参事「小林虎三郎」は、この百俵の米は文武両道に必要な書籍、器具の購入にあてるとして「米百俵」を売却し、その代金を学校の資金に注ぎ込んだ。と…

長岡では「生命」を賭けて、「命」より優先して「教育」に注ぎ込まれたのです!

 

振り返って「高浜のハコモノ計画」をみると、最初に取組まれたのは「中央公民館」の解体。「民間分院」の要請に応え「市内唯一のホール」を解体し「23億円」を補助!

市民ホールの舞台発表を目標の「幼稚園児」や「小中高の児童生徒」が犠牲に!

 

●次は、「旧庁舎」を耐震強化されず「狭小-リース」を「借金建設-30億円」を強行。

・強行は「市民に建設情報を公開されることなく、説明会は着工3ケ月前の決定通告!」

・しかし「建設費」の適切性が疑問? 情報公開を申請も"非公開"と「隠ぺい」です!

 

●漸く学校建設に着手されたのですが「これも民間資本による『PFI』建設を強行!」

・一般学校の「二校分!」-「巨額 - 50億円建設」では「財政効果」は無く浪費建設!

・これを「借金は後世の市民が返すから大丈夫」とは情けない限りです…

 

これら「百億円事業」は「市制50周年記念行事」を飾るため。「行政と議会」で決めたと強行は、後世の市民を「借金返済の道具化」で、正に江戸期の施政です!

この施政に「後世の市民の育成策」は疑問しかありません!

 

 「米百俵」の精神が、いかに輝かしいものであるか改めて噛みしめています…

 

  しかし、このままでは「大家族」の子らも未来も施政の犠牲ではないでしょうか…?

 

  (今回も長くなってしまいました。最後まで、ご精読戴き ありがとうございました)

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