・高浜の「民間プール」は、4月1日、営業開始を目指され建設は最終段階の模様です。
・今回は、市の「青少年ホーム跡地活用策」として、「民間プール会社」に委託する「市立学校の水泳指導委託」について、検討したいと思います。
・しかし、ご承知の様に敷地の整備だけで、既に「巨額(約3億円)投入」です!
(*一般的な学校プール建設相場は「1億円~1.5億円」と言われています )
●市は「勤労青少年ホーム跡地活用事業を進める中で、跡地に主に瓦やレンガ等の地中埋設物が存在することが判明し、スポーツ拠点施設の建設に支障が生じる地中埋設物の場外搬出・処理が必要となりました」と説明されていますが、このような実態は…、
⇒「青少年ホーム」建設時に「ガレキ有り」や「地耐力の低さ」は確認済みなのです!
(*つまり「40年前」からの判明事項なのに、「民間プール会社」を優遇施策を強行? )
●この証しとして「契約書」に、市民負担を加算する不利な条項を設けられています。
「第7条 乙 (プール会社) は、貸与期間中における土地の使用に必要な一切の費用を負担しなければならない。ただし、土地の地中埋設物の処分に関することなど、乙の責任に帰さないと認められる事由がある場合はこの限りではない」
⇒ 初めから「地中のガラ処分は市が負担します」と、民間企業には優しい気配りです。
●このような「初発見」の手法は「中央公民館-地下水-5千万円」「市庁舎-アスベスト-5千万円」等の追加工事と同様であり、初めから予測可能なのに、後で「発見」したと工事予算を追加の口実とされ、巨額の浪費が常套手段と化しています。
⇒ 今回は、産廃処分を競争入札「1億円未満」で落札。これを支払い条件を落札後に「3年」に延長し「辞退」された行為に対して「入札停止処分-1ケ月」という横暴…。
●更に、プール会社は産廃免許無いのに「倍額」で特命発注は非常識な異例対応を強行!
この不可解な巨額工事を強行は「財政効果」も疑問です!
---水泳指導委託----------☆---
・更に、市も、ようやく、民間プール営業開始の直前に「水泳指導委託料」を検討開始!
⇒ 噂では「800円/回・人」レベルにて調整中のようです…?
・つまり「高小水泳指導委託」-「800円/回 ×5回 × 650人 」≒「260万円/年」
・水泳指導委託-「年間-4千円/人」には「バス送迎費」も含まれているようです。
・当初のうわさ「1校当り-8百万円」では無かったものの費用対効果はやはり疑問?
---素朴な市民の空想---☆---
●大胆な空想ですが、市は「当初、プール委託は、2百万円で済む」と豪語され、これを実現のため「産廃処分費を「2.6倍」に上積みして「水泳指導委託の補填支払い」を先行されたのかも…? つまり「約1億5千万円!」を前払い!
●水泳指導には「送迎バス」「運転手」等々、諸費用が発生します。しかし、本来、民間プール会社が負担すべきもので、市が工事代で補填すべき使途では無いのです。
・先回ブログにも記載の「借地代 - 約9千㎡ - 月60万円」は破格の相場の「四分の一!」
●結局「ハコモノ建設や水泳委託までも費用対効果」を説明されず強行は、透明性を欠き、不適正、不適切な工事は、「大家族」が犠牲です!
●これらを「市政50周年記念事業」の成果とされることは、市民を犠牲にし、後世の市民に大きなツケを廻すこととなった事業であり、効果半減ではないでしょうか?
---水泳委託の事例------☆---
●全国的に先進例として取り上げられている「佐倉市(千葉)」は「既存の民間プール」に
「学校水泳指導」を委託のため、敷地工事も施設工事も無いようです。
●この「佐倉市の水泳委託費-5,700円/人・年」- バス送迎費、プール維持費込み
・佐倉市では、小中学校-34校有り「水泳委託は、H25年開始。現在-小学校-2校のみ」
⇒ それほど効果があるなら、拡大展開が当然と思われますが、隠れた問題があるのか、34校もあるのに、5年経過なのに水泳委託は「2校だけ」に留まっているのも疑問です。
・なぜ「2校」だけで他校へ拡大展開されないのか? 不公平なのでは…? 本当に有効?
・後世の市民にツケを廻さないためにも、財政効果を含め検証されるべきと思います。