t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 狭小リース庁舎建設の不可解

●「平成」も終わりを告げようとしています。 

・市の「ハコモノ建設」について「総集編」を考えてみたいと思いつきました。

・最初に「狭小リース庁舎」の「費用対効果」についてまとめたいと思います。

結論から言うと「だまされていた」のではないかと疑念が湧きます?

 

---市の説明資料の不可解---☆---

市は「費用対効果」を示すため下記の表を使用されたようです。

 (*庁舎建設後の現在、市HPから削除されました。証拠隠滅…? )

民間事業者の提案する「リース方式」が有効と説明のようです。

f:id:t2521:20181123123019j:plain

 

情報公開等で判明したことは「市が整備した場合」の総額は「33.2億円

 (*この「33.2億円」もお手盛り感があります。仮設庁舎-1億円、引越-5千万円…)

総事業費「37億円」は、如何なる資料を探しても見当たらないのです?

 

・「リース方式」は「33.2億円未満」で良い、という判断基準のようです。

「金額比較」だけで判断は不適切です。「費用対効果」が絶対条件です!

 

---住民監査--------☆---

比較項目として「床面積」を加味して検討してみました。

   事業者の提案  市が整備した場合
建設方式  リース-20年  大規模改修
床面積  (㎡)  3,668  7,674
比率  48  100
建設費+20年利用 (億円)   30.8  33.2
比率  93  100
面積単価 (万円/㎡)  83.9  43.3
比率  194  100

面積単価は「リース方式」が「市が改修時」より「二倍」の高額です。

・これを「優位」とされる基準はなにか?  市民に説明も無く透明性にも欠けます!

  

 

・未来への懸念は「リース-20年後」また、巨額の血税負担で「建替え」です。

「スクラップ&ビルド」の繰返しから脱却が無謬性、財政削減の道なのです

・「国」の指針に沿った施政運営への軌道修正が待たれます…

 

・更なる不可解は「ハコモノ寿命」は「従来-60年」を「新-70年」に延長なのです。

であれば「リース-20年」は、適切なのでしょうか?

・「20年」は「庁舎寿命-60年」とし「築40年」の旧庁舎の残り寿命を「20年」と設定

・「大規模改修」すれば「残り-30年~35年」に寿命延長を「20年設定」は早期解体!

 

---リース方式の不可解---☆---

●庁舎建替えは、当時、施政に無関心もあり工事着工後に知りました。後で分かった事-

・「市民説明会」が「着工三か月前」では、「建設決定通告」にしか過ぎません。

街や施政の中心にもなろう庁舎建設に、市民の声も、要望も反映無しで建設強行!

・結果「目玉施設-チャレンジ・スペース」は「休憩室」では無駄遣いでは…??   

 

・このような建設はおかしいと「金(金額)入り設計書」を情報公開を申請しました。が、

市の回答は「非公開」。市民は納税だけすれば良いと、道具扱いのお考えかも…?

・リース建設も「後世の市民は施設を使う。借金も後世の市民が払う」とお考えでは?

 

 ここに「大家族」精神はありません! 

 

この考え方を踏襲されて「庁舎-30億円」 +「高浜小-50億円」 +「高浜分院30億円補助 +建設補助23億円」と続き、合計 「130億円」を突破!

・更に「民間プール敷地」にも巨額の血税を投入は施政の枠を逸脱のような気もします

   (*施設解体-「5千万円」+基礎工事の掘削土の産廃処分-2.5億円 ⇒ 学校プール-2基分) 

・これも考えてみれば「民間プール施設」のため「公共施設」を早期解体…!

 

財政逼迫(ひっぱく)し「財政削減」と訴えられながら「市制50周年記念行事」のため、「ハコモノ-百億円事業」を、市民に説明もされず強行は犠牲を招いています…

 

・「学校エアコン」は設置期限を延期、ゴミ袋は有料化、介護保険は県下三位の高額、

正に「江戸期」のような施政運営が展開されているように思います。

・何より「中央公民館-年間利用-のべ8万人」が犠牲となっています。ハコモノの過ち!

 

・先日、高齢者の方が「膝が痛いのに「庁舎」と「いきいき広場」を往復して難儀した」と、不満を漏らされていました。この市民の声を汲取る力が施政に必要です。

 

 施政は「大家族」の住みよさ向上があり方です!

 民間企業の優遇策が目立ち過ぎです!   結果、市民が犠牲となっています!

〒444-1335 高浜市芳川町1-2-34 電話 0566-52-5419 fax (同) Mail yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責 矢野義幸