●「平成」も終わりを告げようとしています。
・市の「ハコモノ建設」について「総集編」を考えてみたいと思いつきました。
・最初に「狭小リース庁舎」の「費用対効果」についてまとめたいと思います。
⇒ 結論から言うと「だまされていた」のではないかと疑念が湧きます?
---市の説明資料の不可解---☆---
●市は「費用対効果」を示すため下記の表を使用されたようです。
(*庁舎建設後の現在、市HPから削除されました。証拠隠滅…? )
●民間事業者の提案する「リース方式」が有効と説明のようです。
●情報公開等で判明したことは「市が整備した場合」の総額は「33.2億円」
(*この「33.2億円」もお手盛り感があります。仮設庁舎-1億円、引越-5千万円…)
⇒ 総事業費「37億円」は、如何なる資料を探しても見当たらないのです?
・「リース方式」は「33.2億円未満」で良い、という判断基準のようです。
⇒「金額比較」だけで判断は不適切です。「費用対効果」が絶対条件です!
---住民監査--------☆---
●比較項目として「床面積」を加味して検討してみました。
事業者の提案 | 市が整備した場合 | |
建設方式 | リース-20年 | 大規模改修 |
床面積 (㎡) | 3,668 | 7,674 |
比率 | 48 | 100 |
建設費+20年利用 (億円) | 30.8 | 33.2 |
比率 | 93 | 100 |
面積単価 (万円/㎡) | 83.9 | 43.3 |
比率 | 194 | 100 |
⇒ 面積単価は「リース方式」が「市が改修時」より「二倍」の高額です。
・これを「優位」とされる基準はなにか? 市民に説明も無く透明性にも欠けます!
・未来への懸念は「リース-20年後」また、巨額の血税負担で「建替え」です。
⇒「スクラップ&ビルド」の繰返しから脱却が無謬性、財政削減の道なのです
・「国」の指針に沿った施政運営への軌道修正が待たれます…
・更なる不可解は「ハコモノ寿命」は「従来-60年」を「新-70年」に延長なのです。
⇒ であれば「リース-20年」は、適切なのでしょうか?
・「20年」は「庁舎寿命-60年」とし「築40年」の旧庁舎の残り寿命を「20年」と設定
・「大規模改修」すれば「残り-30年~35年」に寿命延長を「20年設定」は早期解体!
---リース方式の不可解---☆---
●庁舎建替えは、当時、施政に無関心もあり工事着工後に知りました。後で分かった事-
・「市民説明会」が「着工三か月前」では、「建設決定通告」にしか過ぎません。
⇒ 街や施政の中心にもなろう庁舎建設に、市民の声も、要望も反映無しで建設強行!
・結果「目玉施設-チャレンジ・スペース」は「休憩室」では無駄遣いでは…??
・このような建設はおかしいと「金(金額)入り設計書」を情報公開を申請しました。が、
⇒ 市の回答は「非公開」。市民は納税だけすれば良いと、道具扱いのお考えかも…?
・リース建設も「後世の市民は施設を使う。借金も後世の市民が払う」とお考えでは?
ここに「大家族」精神はありません!
●この考え方を踏襲されて「庁舎-30億円」 +「高浜小-50億円」 +「高浜分院30億円補助 +建設補助23億円」と続き、合計 「130億円」を突破!
・更に「民間プール敷地」にも巨額の血税を投入は施政の枠を逸脱のような気もします
(*施設解体-「5千万円」+基礎工事の掘削土の産廃処分-2.5億円 ⇒ 学校プール-2基分)
・これも考えてみれば「民間プール施設」のため「公共施設」を早期解体…!
●財政逼迫(ひっぱく)し「財政削減」と訴えられながら「市制50周年記念行事」のため、「ハコモノ-百億円事業」を、市民に説明もされず強行は犠牲を招いています…
・「学校エアコン」は設置期限を延期、ゴミ袋は有料化、介護保険は県下三位の高額、
正に「江戸期」のような施政運営が展開されているように思います。
・何より「中央公民館-年間利用-のべ8万人」が犠牲となっています。ハコモノの過ち!
・先日、高齢者の方が「膝が痛いのに「庁舎」と「いきいき広場」を往復して難儀した」と、不満を漏らされていました。この市民の声を汲取る力が施政に必要です。
施政は「大家族」の住みよさ向上があり方です!
民間企業の優遇策が目立ち過ぎです! 結果、市民が犠牲となっています!