・少し堅苦しい話になります。自立された市民様にはご関心を戴きたいと思います。
・要点は地方自治のあり方も改革が必要に迫られている時節を迎えつつあるということ
---総務省の施政取組み課題---☆---
・「小規模市町村の議会のあり方」につき、国も取り組みを始められているようです。
●国全体の人口が減少し、財政面での自治体間の格差も鮮明になりつつある現代において、現在の地方自治を維持するのは次第に難しくなってきている地域が漸増傾向とか…
・地方自治体の役割やガバナンス(統治)の仕組など、自治のあり方変革を要する時代に!
・「町村議会のあり方に関する研究会報告書の概要」
[検索] : http://www.soumu.go.jp/main_content/000540609.pdf
⇒ 非常に興味深い提案は、p.4-「持続可能な議会の実現」として「集中専門型」組織!
---集中専門型-----------☆---
・議会組織として「現制度」+「議会参画員」を追加する、「裁判員」と同様制度です
・高浜は、既に「まち協組織」があり、極めて導入取組みが容易と思われます。
⇒「裁判員」の狙いのように「一般的社会通念」を基本とする施政判断を導入のため!
・つまり、現状の「行政と議会で決める」からの脱却が高浜施政の根本的な課題です。
⇒ 地方自治は「行政」のもので無く「市民」のため、「市民生活」の充実実現です!
・更に「思いやりの手と手をつなぐ大家族」のため住みよさ実現を目指す施策です!
・これは、正に「住民自治」の第一歩として有益な取組みテーマと共感を覚えました。
このような思いを内に秘めて「施政を監視」することが大切と思っています。
---直近の問題------------☆---
●施政の適正適切の尺度は「透明性」-「説明責任」と「情報公開」かと思います。
⇒ 残念ながら、この二要素に対する実現度合が低いのが高浜施政の課題と思われます。
・「住民自治を目指す」なんて、とんでもない市民が今まで居なかったこともあるのかもしれません。
⇒「物言わぬ、忍従・傍観だけの市民」から「物言う市民」が出現しているのです。
・従来は「透明性」無き施政でも通用していたのでしょう。これが当たり前だった…
・しかし現代や近い将来、自立した市民の増殖により施政は変わらざるを得ないのです!
⇒ 徐々に、施政対応も変貌の片鱗が見え隠れする傾向にあり変化の兆しは感じています
---透明性無き施政-----☆---
●ハコモノ等の透明性は「金入り設計書」により証明されますが「非公開」は疑問?
(*最終的には、市が取得した見積原紙の公開が透明性の証と思います )
1・庁舎の見積(支払計画表) -「庁舎建設・引越・備品設置費等-1千万円単位」と大雑把!
・これで血税使途を管理されているのかと思うと無駄遣いも納得ですが、不適切の証!
⇒ そこで「庁舎建設」の「金入り設計書」を情報公開申請の結果、恒例の「非公開!」
・何を隠さなければならないのか? 血税の使途を公開は原則ではないでしょうか…?
2・「金(金額)入り設計書」- 他市例「竣工後は、情報公開制度を条例化」
(*制定市例 - 名古屋・豊田・岡崎・豊川…これが基本要素として条例化されています)
⇒ 高浜は「情報公開条例」は制定されているのですが例外規定を多用され非公開が原則、聞けば過去に「1件」公開らしく、如何に閉鎖的な施政運営をされているかの証し
(*今週、裁判判決を回避の為か「自治めざす会」が請求の設計書を公開されたとか?)
・高浜では「情報公開」は「訴訟」まで発展しないと実行されないのは私物化の証し!
3・「説明責任」の欠落も課題です。国内では極めて希な「リース方式の庁舎建設」も、市民への説明は「着工3ケ月前」の決定通告。これでは「説明責任」を放棄と同じ!
・この市民に丁寧な説明も無く、建設強行の結果は、通常の建設費(床面積-単価)と比べ
「リース-倍額」も問題です。しかし、沈黙・忍従の市民は諦めと傍観のようです。
・ましてや「市民を誤魔化しの資料」で説明は、施政として不適切を超越の事態です!
←・リース庁舎竣工後、市のHPから削除されています。 (*改ざん)
・最たる被害者は「後世の市民!」、恐らくリース終了の20年後、また庁舎建設と借金返済のための納税を課せられます。結局、行政サービスは低落…
---「住みよさ」評価---☆---
4・都市の「住みよさ」を客観評価しているのが「東洋経済」の「都市データパック」
・高浜の「住みよさ」は意外に低いのも問題であり、「施政の成績票」と思います。
- 「財政健全度 - 全国14位/814市区」なのに「住みよさ-293位」 (東洋経済)
[検索] :「住みよさ」ランク- ttps://www.sumai1.com/useful/townranking/town_23227/
●市は「市税は他市と同等」と言われますが「住みよさも同等」が市民の願いです。
(*都市データパックによる「住みよさ」⇒ 碧南-141位、刈谷-72位、安城-78位 )
⇒ 市民感覚では「民間分院-60億円補助」や「巨額のハコモノ借金建設」の結果、「ごみ袋有料化」という施政では「住みよさ低落」も当然であり、市民は施政の犠牲者!
・この「住みよさランク」は果たして、適正適切な施政の結果の順位なのでしょうか?
・血税の使途を「市民に還元」されてこそ、住みよさ向上につながると思います。
⇒ 民間分院や民間企業を優遇だけでは、市民が犠牲のまま。
・この脱却の仕掛けとして「市民が行政と議会を監視しなければならないのです」
⇒ これが「自立した市民となること」なのかもしれません。
そして「大家族」スローガンの早期実現を進める秘訣のような気がします。
本当は、このようなブログを発信しなければならないのも悲しい事なのですが真実を語る犠牲者も必要な時代と思っています。最後まで、ご精読いただき 感謝申し上げます
高浜が「住みよいまち」になることを切に願うばかりです