t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

まちづくり - 加美町(宮城県)の事例

・国内の市町村は、1718所(市-792市)あり、様々な'まちづくり'が展開されてます。

・あるTV番組を見て知りました「宮城県-加美町(かみまち)」の'まちづくり'。

 [検索] : http://www.town.kami.miyagi.jp/index.cfm/1,html

・同町は、宮城県でも内陸部に位置する「人口-2.4万人」ほどの町です。

 町域は広大で「460㎢」と、高浜の35倍にも相当するようです。 

・町の予算規模は、高浜と同等のようで、財政的には安心の範囲であろう「積立金合計-約67億円(H29年度)」と巨額で高浜の「約2倍」には驚きました。これが適正では…?

 (*高浜も民間分院への補助が適正であれば、同程度以上の積立規模かと悔やまれます )

 

---加美町の注目点---☆---

・この町が注目を浴びているのは「音楽界」からのようで「バッハホール」と命名された「劇場型ホール施設」を建設設置されたこと。

・音響設計が素晴らしく「NHK総合技術研究所」が携わり、世界から「音の響き」について関心を集められているようです。

 (*この加美町には「文化センター」があり、「劇場型ホール」は二施設あるようです)

 

---バッハホールの紹介記事---☆--- (*[検索] :中新田バッハホール (加美町) - LiveWalker.com)

本格的なパイプオルガンとホワイエに配された美しいステンドグラス、卓越した響きで世界中の演奏家から高く評価されている"田んぼの中のコンサートホール"」

「クラシックコンサートを中心に、ジャズやポップスなど様々なジャンルで最適な音場を実現」

「1981年開館以来、地方からの文化発信の象徴的存在として、また町づくりのモデル施設として全国から注目を集めている」

 

---「音楽」でまちづくり---☆---

・この「バッハホール」-「音楽のまち-加美町」のシンボルとして「音楽会」や「音楽催事」を企画開催。国内でも有数の音楽施設になっているようです…

・「音楽資料室」もあり「楽譜や専門書」を閲覧に県外からも来場者があるそう。

・「演奏楽団 - バッハホール管弦楽団」を結成し、年数回の演奏会を開催。

・「コンサート、コンクール」を開催、幼児から一般まで幅広く参加募集されています

・「音楽施設」が、県外、海外からの観光資源の一つとなっているようです。

     (*加美町の観光客-年間120万人。宿泊客は-年間2.2万人 )

 

● 高浜の過去を思い起こすと、やはり「市がホールを利活用した催事企画や利用促進策」が無かったように思います。つまり成行き任せの「無策の放置」です。

・これで「利用率が低いから早期解体」は、無責任なご判断だったのでは…

 (*中央公民館の利用者は年間7~8万人(内、ホール-2万人)。民間分院より多くの市民が利用の施設 )

 

---「施設」で'まちづくり'---☆---

・施設建設の経緯等は不明ですが、宮城県の山間部に位置する「町」が、大胆にも「世界」に誇れる施設建設をめざされたことは大英断だったのでは…

 

・「施設」が「県外・世界」から人を呼び込み、観光資源とも なっているようです。

 

・この施設建設が「町民」の自信となり、誇りとなり、本来の機能である「音楽」を中心とした「文化芸術」の拠点として、世界に発信されていることは、「まちづくり」の拠点施設として、極めて有効に利活用されていると思われます。

 

高浜も同様に、国内唯一と言われる「かわら美術館」があります。

・その血税投入額も巨額で累計「80億円超」、今でも「毎年-1億円超」が施設運営に投入されているようです。

・しかし、今一歩「瓦の街」として「まちづくり」が積極的に推進されているように思えないのが不可解であり、不思議でもあり、残念なことです。

・そう、高浜は造るだけで「利活用は成行き任せ」という意識が定着しているようです

結局、施設計画では、'21年-「民間譲渡」では、血税をドブにすてる事と同じでは? 

・施政は「かわら美術館-血税-80億円超」の重みを如何にお考えなのでしょうか? 

  

---市民の素朴な想い---☆---

・「高浜」の施設計画は、余りにも独断的、独善的です。市民不在の不適切な計画強行!

●「施設管理計画」は概要計画で、その理由も詳細も中味を知ることは出来ません。

1・「中央公民館」を解体は「高浜」だけ「ホール」も無い街に転落!

2・高小の校舎が完成後に分かった「中央公民館-集会室」は廃止とされていたこと。

3・「図書館」は「いきいき広場」に移転予定?   また庁舎と同じ狭小化でしょうか?  

4・「民間分院-60億円補助」「かわら美術館-80億円投入」の費用対効果も疑問です。

以上の事例のような施設管理計画からも、高浜の未来のまちづくりに、一片の「夢」も「希望」も伺い知る事はできません。

 

● この施設計画は、累計「360億円」もの巨額を費やそうとしている計画なのです。

 

● 市は、この巨額計画を「行政と議会で決める」と強引・強行は、「まちづくり構想」も「まちづくり戦略」も「費用対効果」も疑わしい「民間企業」だけを優遇の無駄遣い計画でしかないように思います。 いわゆる、市民の合意無き不適切な未完の計画。

 

  施設計画は「大家族」外しの市民不在の計画です!

・「建設効果」「財政効果」も疑わしいハコモノを早期解体、強引建設は市民が犠牲!

 この不適切な施政は「まちづくり」百年の損失です!

・「市制50周年記念」という来年のためのハコモノ強行建設-「百億円事業」は

 「ホール」も無い、「夢」も無い、まちの破壊計画としか思えません。 

 

「大家族」ファーストの施設計画に改めるべきです!

 今の計画は「行政」ファーストの破壊計画となっており、不適切な計画です。 

 

 「大家族」のまちづくりは、市民が考えて、市民が作るものです。後世の市民のため、 大家族のため、貴方の関心関与が、まちを変えていく起爆剤となるように思います。 

 

  (最後まで、ご精読いただき ありがとうございました)

     

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