・先回のブログでは、狭小リース庁舎の支払い計画につき「8億円」程の過剰の疑いがあると指摘させて頂きました。「8億円」はオーバーにしても億単位の差は確実かと…
・今回は、旧庁舎の大規模改修費-「19億円」について検証したいと思います。
⇒ 知れば知るほど、分れば分るほど「高浜-ハコモノ建設」は不可解な財政の連続です
・今回も「国交省 - 建築着工統計調査」-「建設相場」を基礎資料とします。
---旧庁舎の施設整備費---☆---
・市は、旧庁舎を耐震強化を図る大規模改修には「19億28百万円」を要すると発表。
・その根拠は、下表の「総務省-単価」-「大規模修繕」-「25万円/㎡」を適用し試算。
⇒ この「総務省-単価」は「参考額」であり余裕有り余る建設単価なのです。
(*本来、正式見積は「構造」- (鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート・鉄骨等) を条件としますが、総務省単価は、全ての建設方式をひとまとめの「単価」)
←・この単価は「概略予算」の目安です
⇒ 市は、この「概算額」を「施設-見積額」として運用されている事は過ちです。
・恐らく、過ちとご承知の上で乱用説明は、市民を欺かれている証しです。
---旧庁舎の施設整備費---☆--- (*リース = 100 )
旧庁舎-床面積 (㎡) |
7,674 (201) |
大規模改修 (万円/㎡) - 総務省単価 |
25 (60) |
耐震強化 - 改修費 - 鉄骨鉄筋コンクリート |
19億19百万円 (124) |
---国交省-「改修費」相場---☆---
・ 建設相場につき「国土交通省- 建築着工統計調査」を確認しました。
⇒「公務用建築物」-「改築」は「18.2万円/㎡」が全国平均的な建設相場!
(*リース = 100)
旧庁舎-床面積 (㎡) |
7,674 (201) |
大規模改修 (万円/㎡) - 国交省資料 |
18.2 (43) |
耐震強化 - 改修費 |
13億97百万円 (90) |
⇒ 旧庁舎の「大規模改修」は「約14~15億円」が実勢-相場レベルと推定します。
・市は「約4~5億円」も高額の「総務省単価」を採用は財政の無駄遣いを強行です。
・なぜ、数億円も高額の「リース建設」を強行されたのでしょう? 不可解です…
---市民の素朴な想い---☆---
・これが不可解なハコモノ建設の仕掛けの実態なのかと思うと失望しかありません…
⇒ この余剰の血税の行方が不透明なのは施政として無謬性を欠いています。
・「旧庁舎-改修費」を水増しの為「総務省-単価」で試算しこれを工事目標額とする。
・「リース庁舎」は「旧庁舎を改修」より「383千円 (▲0.01%)」も安いと契約。
⇒ 実相場は「改修-14億円」なのに「リース建替-19億円」を選択は「5億円」増!
・施設寿命も不可解な説明です。市は数年前に「施設寿命は-70年」と延長方針を設定
⇒ 旧庁舎は築40年。これを「リース」に合わせ「寿命-20年」と短縮も解せません。
・今回の建替え「30億円」も掛ければ「30年維持できる施設」を「20年」で解体予定!
⇒ 血税を湯水のごとくハコモノに浪費の施政には不信と不安しかないのです。
・辻褄が合わない下記の「ねつ造」資料は、市HPから「削除-改ざん」- まるで森友…
・高小-プールの青少年ホームと同じ構図で数億円が雲散霧消のハコモノ事業は不適切!
これは不適切を超え、やはり「大家族」を「裏切り!」
済んだこととして片付けられるのでしょうか?
明確に説明責任を果たして戴きたいものです…
「大家族」精神にあるまじき施政でないことを願うばかり
次の問題は「高浜小学校」-「50億円」の倍額建設も同様の仕掛けが見え隠れ…