・なぜか、市民の間に「高浜=貧乏なまち」の印象がまん延しています。ところが、統計的には「財政富裕度 - 国内 - 55位」の裕福な街なのです。
・この困窮感の原因は「ハコモノ投資」が過剰で借金返済が多額のため、市民が体感する「行政サービス」を受けられないことが原因では。 とうとう「ごみ袋」も有料…
・「三高駅前開発」「かわら美術館」、理由不明な「民間分院補助」、これだけで「約180億円」もの血税投入で、最近、ようやく借金返済を終えたのに、また建設強行…
・問題は、市民生活に密着した、例えば、先回の記事の「園庭整備」や「学校の暑熱対策」を民間企業に全託されている施政は「バランス感覚」を失っています。
⇒ 結果「住みよさ-293位 (全国-814市区)」の生活感覚が市民に定着しているのでは…
・先回「市民に真実の施政の姿が見えないよう情報隠ぺいされている」と述べました。
・「ハコモノ建設」は、市民生活に大きな影響があるのに説明責任の欠落は問題です。
⇒ 今回の問題は「偽計」- うそ偽りの計画をもって「リース庁舎建設」の疑いが濃厚…
---偽計のリース庁舎の建設---☆---
・その「偽計」の実態をご確認頂きたいと思います。もう何度もご説明していますが…
・これは庁舎竣工後「市HP」から削除されましたが、計画当初から掲示された図です
・この資料の内容は、見易く「一目瞭然」は良いのですが中味が大問題なのです。
⇒ ① 旧庁舎の耐震改修の整備費は「37億円」。
② リース建設による整備費は「33.2 億円」。
③ その財政削減効果は「約10%」。
⇒ これを確認された市民は、素直に「納得」された方が多いと思います。ところが、これらの要素の全てに「偽計 (ぎけい) 」の疑いが…
・調べると「*公契約関係競売等妨害(第96条の6)」の法規制に抵触するのでは…?
(*96条-6- 偽計又は威力を用いて、公の競売又は入札で契約を締結するためのものの公正を害すべき行為)
⇒ この証拠隠滅のためでしょう… 竣工後は無用な資料と「市HP」から削除、改ざん…
---その真実の裏付け---☆---
① 「市が整備した場合」
・庁舎の「要求水準-資料-別冊1-2」(H26.8)に、旧庁舎の整備費が掲載されています。
⇒「旧庁舎の整備費」-「合計- 33.2億円」- [維持費 -20年間含む]
・つまり「37億円」は、「ねつ造」であり、偽計です。
・不可解は、この「33.2億円」を公表し、民間の建設提案を募集されたこと。
・つまり、建設提案業者に「33.2億円」の条件公開は費用削減の効果激減では?
⇒ 危惧するところは「33.2億円」達成に努力を要しない余裕ある金額設定の疑いも…
(*市民には「37億円」、業者さんには「33.2億円」の提示は、明らかな偽計では…?)
②「民間事業者の提案」
・建設提案 - リースの「契約金額」が判明は、今年1月「情報公開」にて資料受領時…
⇒「リース庁舎の整備費」-「33.2億円」- (詳しくは、税込み - 33億2353万円)
・建設費を積算で算出ではなく、①を基準に逆算で見積されるのは世の習いでは…?
③ 結局、契約は「コストメリット」- 僅か「▲38万円」-「▲0.01%」で締結…
⇒ 当初、説明資料の「▲10%」は偽計。市民に説明も無く締結も偽計では…
(*後日、光熱水費を直払いに変更し、見かけの金額は減額ですが実質は大差無し)
④ 次の疑問は「施設寿命 - 20年」にて比較されたこと。
⇒ H26年6月、市は「公共施設の長寿命化」を打出され「施設寿命は70年」に延長。
・当然、旧庁舎を「耐震改修-17億円」を投入であれば「余命-35年」の改修工事。
・これを「リース期間 - 20年」に合わせ寿命を「60年」限定比較は偽計と考えられます
⑤ 最後に、本当に、当初の旧庁舎 - 整備費「17億円」の算定は適正、適切か?
⇒ 今後、継続して検証したいと思います。
---素朴な想い---☆---
・ご寛大なる「大家族」様は、億単位の血税の使途のあり方に、疑問も、問題も無いとされるかもしれません。
しかし、今回のツケ「30億円」を支払った「20年」直後に、また、自前の新庁舎建設のため、新たに「推定-50億円」が、後世の負担として降り掛かってくるのです。
・市制50周年行事に合わせるべく、建設強行の「リース庁舎」は無駄遣いです。
・「行政と議会で決めた」で強行され、「住民説明会(参加-44名)」は実施した。と、着工3ケ月前の形式的な開催では無く、市民の誰もが理解と賛同・納得をもって後世に繫ぐべく丁寧な進め方が大切と思われます。
(*住民説明会は、本来「契約前」があり方と思われ「決定通告」は独裁です! )
(*特に「リース庁舎」という国内でも極めて希な新方式を採用時は、丁寧で、正確な 説明が当然であるべきなのに、偽計をもって市民の判断を狂わすとはありえません! )
・この庁舎のように「偽計」をもって建設強行はいかがなものかと危機感を覚えます!
・「コストメリット-▲0.01%」であれば賛成市民は数限りなく僅少だったのでは?
・逆に「0.01%」のメリットであれば「旧庁舎を改修し、35年間維持」により、更なるコストメリットを生み出せた可能性が非常に大きいと思われます。
・専門的には市のほうが詳しいと思いますが、恐らく、推定、数億円以上…
(*個人的には「リース」と言うと笑われ「38万円」のため笑われるかと思うと残念 )
⇒「リース庁舎」は市民を欺いた無駄遣いの施設です!
・そして「リース - 20年 」はもうすぐです。
⇒ 後世のため、「大家族」のため、新庁舎建設基金の積立は喫緊の課題と思われます!
責任ある施政運営を切望するものです。