・「定住自立圏」のなか「高浜市職員」の過剰な削減は不適切な施策のひとつです。
⇒ 名称は「市制」ですが、職員削減の施政実力は「町制」レベル以下かもしれません…
・今回、更に「職員数」の中味について比較を試みました。
--- 自治体の比較 ---☆--- (*「職員数」<総務省>資料 / 健全度- 全国-812市区 )
■ 比較する自治体 -「定住自立圏」と「碧海五市」を抽出しました。
・そして「職員」は「一般管理」と「福祉」に分化されているとあります。
職員数(人) | 市民人口 | 一般管理 | 市民/職員 | 福祉関係 | 市民/職員 | 財政健全度 |
刈谷 | 153,190 | 402 | 381 | 337 | 455 | 2 位 |
知立 | 72,166 | 177 | 408 | 223 | 324 | 57 |
高浜 | 48,561 | 95 | 511 | 83 | 585 | 21 |
東浦 | 48,917 | 163 | 300 | 180 | 272 | 不明 |
合計 | 322,834 | 837 | 平均-386 | 823 | 平均-409 | 平均-27位 |
安城 | 188,181 | 398 | 473 | 481 | 391 | 4 |
碧南 | 72,875 | 206 | 354 | 146 | 499 | 9 |
・比較目安に「市民÷職員」を採用。一職員が担当となる市民人数を尺度としました。
⇒ 高浜は、職員-1名で「一般行政」も「福祉」も「市民-500人」以上を担当…
・碧海地域では「行政も福祉も約4百人」以下で、「高浜」は百人以上もの過剰負担…
これで十分対応出来ているとは? 「手抜き」か「放棄」ということかもしれません。
・他市より「親切丁寧、正確な施政運営」の実現はとても不可能なのが実態では…?
⇒ かつての「福祉のまち」の称号は、遠い昔ばなしに転落が実態のようです…
--- 「町制」との比較 ---☆--- (*愛知県内の「自治体-町」との比較)
職員数(人) | 市民人口 | 一般管理 | 市民/職員 | 福祉関係 | 市民/職員 |
高浜市 | 48,561 | 95 | 511 | 83 | 585 |
東郷町 | 43,903 | 116 | 378 | 126 | 348 |
幸田町 | 42,079 | 119 | 354 | 120 | 351 |
蟹江町 | 37,048 | 81 | 457 | 123 | 301 |
扶桑町 | 34,069 | 79 | 431 | 114 | 299 |
町ー平均 | 39,275 | 99 | 405 | 121 | 325 |
■ 高浜は、統計的には「財政健全度」等の財政面は「全国上位」にありながら、実態は、職員数すらも「町制以下」の人員配置のようです。
⇒ 高浜市だけ「町制」レベルより「職員数」の少数は、「職員過少」の証しです。
・職員数の適正相場レベルは「市民-4百人未満」ごとに「職員」配置のようです。
--- 適正配置の検討 ---☆--- (*定住自立圏-刈谷+知立+東浦町の[平均]から類推)
職員数 | 市民人口 | 一般管理 | 市民/職員 | 福祉関係 | 市民/職員 |
現状 | 48,561 | 95 | 511 | 83 | 585 |
検討 | 46,000 | 127 | [ 363 ] | 129 | [ 356 ] |
適正増減 | ⊕ 32 | ⊕ 46 | |||
・主観的ですが、高浜行政職員数は「70~80人」程度の不足と推測します。
⇒ この不足分をどのように充足されるのか? 充足されているのか?
・これも「説明責任」を放棄でしょうか…?
・未来は確実に「高齢化社会」を迎えます。しかし、県内でも、稀に見る「福祉職員」を過剰な減員で、いかなる対応、対策を企画推進されようとされているのでしょうか?
・岡崎、豊橋など大規模組織では、正規職員の他に「公営企業」による職員増員を図られ「市民-200人」に「職員-1名 (行政+福祉)」のきめ細やかな配置をされています。
・今後、新技術「AI」「ICT」と「市民端末」をシステム的に組み合わせ「高度情報化社会」を構築による「行政サービス」の補完方法も推進課題となるでしょう。
⇒ これを踏まえても「500人超」への行政サービスを「職員-1名」では過酷では…?
・しかし「高浜」財政健全度-21位の財政力は、一体、どこに消えてるのでしょうか?
⇒ 思い付くのは「民間分院 - 過剰補助」と「ハコモノ- 倍額建設」ですが、市民に知ら
されていない、気付いていない、別の使途が隠されているのかもしれません?
「大家族ファースト」のあるべき市政を取り戻すことが「たかはま」健全化の課題!
・現状の「行政主導」の私物化的な施政から、市民参画による「住民自治」への施政変革こそが、「たかはま」を「大家族」と言わしめる市政転換への道です。
「大家族」精神を発揮する施政変革の第一歩は「職員」の増員強化と、
「たかはま」百年を見据えた施政は「市民参画」から!
「大家族ファースト」こそが、たかはま市政のあり方です