t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 入札制度の不可解

・「学校エアコン」は「8億円」の血税投入の大事業で「一教室-317万円」の巨額!
 他の自治体の実績に比し「五割増しを適正」とする希望価格は適切でしょうか…?
 
・法律にも疎い市民ですが「学校エアコン」の価格を機に素朴な疑問が浮かびました。
果たして「入札制度」、特に「希望価格 (予定価格) 」は適正適切だったのか…?
・不適切かもしれない「希望価格」で入札の繰返しは、血税の損害であり浪費です
 
--- 市民の素朴な疑問 ---☆---
 「希望価格 (予定価格)の適正性をいかにして確保されているのでしょうか?
・恐らく「積算基準」や「相場」、「経験」を加味され算出されていると思います…

・工事業界情報では「予定価格は工事品質を確保するため、標準的な価格の材料費や労務費を用いて標準的な施工を実施した場合の標準的な価格である」

・「予定価格は上限価格として定められている。不当に高額な価格で契約されることを防止する機能を有している」とも説明されています。

市民目線からは端的な事例ですが「学校エアコン」-「五割増し」が標準なのか…? 

● 問題は「他の工事の希望価格」も標準的、妥当な価格であることの信憑性なのです。
 
--- 「入札情報から」 ---☆---
■ 今年度の「入札」の実態確認として、最新の入札工事 (14件) を抽出し試算しました。
 
  工事案件   希望価格 (予定価格)  決定価格  落札率
 最新-14件-工事合計  299百万円   294百万円  98.1%

様々な入札は「希望価格」を目安に、数%下回れば良いと価格調整の結果かも…?

 
・結果-「合計-工事14件-3億円」が「▲5百万円」を下回るだけで契約のようです。
この考え方が「狭小リース庁舎-0.01%-▲38万円」も安価と「30億円契約」では…
 
確かに地元業者さんへの還元育成も重要で、相互協調すべきとも思われます。が、施政にあっては「適正適切な希望価格」の算定が原理原則ではないでしょうか?
 
国の法律 (会計令) 
● 国が定める「会計令(予定価格の作成)- 第七十九条」では、「予定価格」を記載、又は、記録した書面をその内容が認知できないようにし、開札の際に開札場所に置く。とあります。つまり「希望価格 (予定価格) は公開禁止」で運営されています。
市では、この高額かもしれない希望価格 (工事費) を単純公開されているのです。 
地方自治体においても「希望価格の公表」は、厳格な管理の必要性を感じます…
   (*例えば、隣街では「入札専門部署」を設置されています。高浜は兼任制では…? )
 
落札率の高率化の懸念   

旧い情報ですが「全国オンブズマン会議」では、「落札率・談合疑惑度」を調査され

2005年度調査では、談合疑惑度は「落札率95%以上」の割合で算出していたが、2006年に談合が摘発された福島県名古屋市で、本命業者のみ95%以下で入札する「95%ルール」を談合業界で作っていたことが判明。

06年度調査からは「落札率90%以上」を調査対象とするようにした。とあります

  (*確か、岐阜市は「落札-95%以上」の見積案件は、自動的に「審議会付議」を制定…)

 

これらは全国的な話題であり、多くのまちの共通の課題として「現状維持・継続」では無く、次代への改善改革を提唱された、警鐘・激励と受け止めたいと考えます。

 

--- 「大家族」のために ---☆---

・高浜の「様々な工事の落札率は高く」更に「高頻度傾向」は未来に不安を覚えます。

市制50周年を迎え記念行事だけでなく「行政」の様々な制度も見直す時節では…?

      

・「血税」の有効活用を更に改革のため「大家族」が協調協力の"まちづくり"を目指し

  真の「大家族たかはま」- 思いやり  支え合い  手と手をつなぐ「まち」の実現を…!

 

     高浜をいいまちにしたい「大家族」の切なる願いです

 

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