・今回の「台風15号」による、千葉の被災状況は益々深刻さを増しているようです。
⇒ 未だに「停電」「断水」「降雨対策」など、避難生活は長期化の様相です。
・恐らく、予想外の「避難生活」の延長は、心身共に極限の生活と予想されます…。
明日は我が身かもしれません
--- 高浜の指定避難所 ---☆---
・「指定避難所」とは、被災して帰宅できない場合、避難生活を送るための場所です。
・高浜に転じ「指定避難所 - 収容 - 3,200人- 1,300世帯」では、全く不足なのでは…。
⇒ 行政任せでは、現状維持を強行と思われ、情報収集を図り検討してみました。
--- 指定避難所の検討 ---☆---
■ 愛知県では、既に「大地震」に対する被災規模の予測を実施されていました。次の、
「東海地震・東南海地震・南海地震等 - 被害予測調査結果」(H26年) から引用します。
[検索] : http://www.pref.aichi.jp/bousai/2014higaiyosoku/whitebooknew2.pdf
■ 碧海五市の「全壊・焼失棟数」の予測を抜粋しました。
・この予測を無視せず、目標設定し着実に課題解決することが無謬性と思うのですが…
全壊/焼失 | 揺れ | 液状化 | 浸水/津波 | 火災 | 合 計 |
安 城 | 9,400 | 100 | 4,100 | 14,000 | |
刈 谷 | 5,200 | 80 | 3,700 | 9,000 | |
知 立 | 2,300 | 30 | 1,700 | 4,000 | |
碧 南 | 8,700 | 100 | 20 | 5,400 | 14,000 |
高 浜 | 2,300 | 30 | 2,200 | 4,500 |
●「高浜」は、「揺れ-2,300棟」「液状化-30棟」「火災-2,200棟」との予測です。
・つまり「合計- 4,500棟」の建物が消失し、そこに住む市民は自ずと「避難所」へ…
⇒ よって「避難市民は 4,500棟✖2.4人/棟」⇒「約1万人」収容が必要となります!
(*高浜市 - (人口 - 49,111人) ÷ (世帯数 - 20,476世帯) ≒ 一世帯当り (2.4人) )
⇒ つまり「指定避難所」の収容率は「22%」が必要レベルなのかもしれません…?
・これを「避難所 - 収容 -3千人 (6%)」で強行は「約7千人の市民が避難難民」です。
⇒ 避難体制の不備は「住宅」が壊れ、避難しても居所が無い市民を放置となります?
現状の避難体制では「避難所が大混乱」と予想されます
⇒ 大災害に対する周到な準備があってこそ「安心と安全」は確保されます。
「指定避難所」の「収容 - 1万人」整備が無謬性では…
(*「帰宅困難者」や「支援ボランティア」まで含めれば、更に、増加かも…? )
--- 公共施設の建設と防災体制 ---☆---
●「公共施設計画 - 縮充」は、万が一の大規模災害に適応できない計画を強行です。
⇒「避難所機能」の「公民館」を次々と狭小化は収容数を削減で市民が犠牲です!
・「庁舎」だけ防災整備し「避難所」の収容数-削減は、片手落ちの防災計画です。
「行政」より「大家族」ファーストの防災計画を!
--- 火災焼失 -2千棟 ---☆---
●「地震火災数」の増減は、地震発生時間も大きな要因と思われますが、最悪の事態は
高浜市内の住宅の「約2千棟 - 1割」が焼失の可能性と、予測されています。
・先日の「屋敷町」の「1軒」の火災だけでも、現場は大混乱の消火作業は結局、全焼!
⇒ 問題は「碧海五市」が、同時に火災発生でも、現状の消防体制で十分でしょうか?
・北陸の"避難所の流れ"同様に「消防団」に加え「消防予備隊」が必要かもしれません
⇒ なぜなら、大規模災害の火災は「同時✖複数」の消火作業が必要となるからです。
(*「消防団員」が集まらないと嘆いている防災施政では「市民」は犠牲です )
● 高浜の道路は「消防車」が入りづらい「狭い道路」も被害拡大の一因と思われます。
⇒「市制50周年」- ハコモノばかりに注力は、まちづくり根幹の「道路」を後回し…
・「大地震」は容赦なく、まちを破壊し、「火災-2千軒」焼失が現実となるのかも?
⇒「平時」に如何なる対策施策を図るかが「防災施政のあり方」と思います。
「大家族」の安心安全は、平時に万全の防災計画から…
行政も市民も「危機感」をもって防災行動が大切です