● 高浜の「公共施設計画」は歪んでいる。というのが第一印象です。
・鉄筋コンクリート造の「公共施設」を築40年程度で早期解体は「もったいない」しかありません。公共施設は「血税」を財源とする限り「市民の財産」です。
● これを「壊したほうが安い」の文言だけの説明で早期解体は、未だに納得出来ません!
⇒ 国(総務省) も「自治体の財政健全化」のため「施設-長寿命化」を提唱。
・多くの自治体が「施設-80年超」を制定のなか、「高浜」は「70年」を採用…なぜ…?
●しかし実態は「中公-築36年」「旧庁舎-40年」「青少年ホーム-42年」で早期解体強行!
財政困窮で 公共施設を早期解体は浪費の極み…矛盾です!
--- 「勤労青少年ホーム」 ---☆---
●「勤労青少年ホーム-跡地活用事業」という名称がそもそも虚偽と感じています・・・
・「跡地」は「民間プール建設」を前提に市民の財産を早期解体したものであり、あた
かも「跡地」があったから「活用策」を検討したと誤解を生む命名は誤魔化しです。
⇒ 高浜施政は、この誤魔化しが横行しています。この不適切を是正が必要です
● 今回、この「解体跡地-造成」のため「血税」の過剰な投入は裏切りと感じています。
・市民団体が「住民監査請求」を起し、請求者は「市会議員-3名」∔「市民-24名」
⇒ 結果は「棄却」とされましたが、「法」の網をくぐられた言い訳でしかありません。
--- 「跡地の造成工事」 ---☆--- (*勤労青少年ホーム - 以下「ホーム」とします )
● 以下、その経緯経過を確認してみたいと思います。
・平成30年7月臨時議会で「ホーム跡地発生土等運搬処理業務委託」補正予算-「約1億3千万円」が可決されました。
・「工事内容」- 瓦がれき等が混入した土の産廃処分
・「処分対象」-「施設解体跡の土 -約720㎥」∔「プール建設-基礎部掘削 -約3,800㎥」
⇒ 「予算」- 合計「瓦がれき - 約4,500㎥」- 処理単価「約2.9万円/㎥」
・「業者責任」- 地盤改良剤「ベントナイト」を注入分は建設業者が処分すべきでは…?
<瓦がれき例 - 写真> (*素人目には「大半が土砂としか見えません…」)
--- 「ホーム跡地 - 産廃処分工事」 ---☆---
● 下記のように「予算-1億3千万円」の「工事入札」が行われました。
・「勤労青少年ホーム跡地発生土等運搬処理業務委託」- 30高財入第120号
(*現在、市HP「入札情報」からは「削除」されています…隠蔽…? )
●「入札状況」- 「予定価格」- 1億 664万円(税抜き)- (*市の目標額)
⇒「落 札」- 「89.5百万円 (落札率 - 83.9%) 」- 処理単価「約2万円/㎥」
・ところが「支払条件」-「落札後 - 3年払い」で調整とかで「落札辞退」が発生!
● 数か月後、総額「2億5千万円」、内「プール運営会社等」に「2億3百万円」で発注!
・正規の入札もされず「負担金」とか言う名目に変更して「特命発注」のようです。
⇒「残土処理」- 合計「瓦がれき - 約3,800㎥」- 処理単価「約5.3万円/㎥」は3倍弱!
(*産廃業者-単価と比較 - (5.3万円-2万円) ✖ 3,800㎥ ≒ 1億円超も割増しで特命発注 )
・しかし、結局 -「実工事」は「地元(碧南) - 産廃業者」に丸投げされたとか…?
●「契約書」-『 地中埋設物の処分につき、両者が協議して定めるものとする 』の記載
⇒ だから「市民-全額負担」では、不平等で不適切な協議であり、交渉力も欠落かも…
・果たして「土砂」は「地中埋設物」なのでしょうか…? 「ふるい分け」も出来るそう
< 地中埋設物例 - 写真> (*素人目には「大半が土砂としか見えません…」)
⇒ 発注額を相場の数倍に増やし、責任区分も交渉せず、全額負担を強行は不適切では!?
●「支払い」- 契約辞退の業者「3年払い」を強行調整。プール運営会社には「即払い」
⇒ これでは「下請け-いじめ」と、「特定業者を過剰優遇」は密接過ぎる関係では…?
--- 「工事単価」の変遷 ---☆---
●「産廃残土処理」-「工事単価」の変遷をまとめます。残土-1㎥当りの費用です。
・「予算」-「2.9万円」 ⇒ 「落札」-「2万円」 ⇒ 「特命」-「5.3万円」
⇒ なぜ、最も高額な処理方法を選ばれたのか? 「費用対効果」の説明はダンマリです
・「方針」は「財政削減」と叫ばれながら、実態はこのように「浪費」の連続…
このように「大家族」を、明らかな裏切り行為を強行には不信感しかありません
この実態を踏まえ「住民監査請求」に踏み切りました…
「大家族」の血税を適正適切に有効活用を願うばかりです
--- 「跡地の近況」 ---☆---
・「プール施設」が運営開始され、半年以上、経過したと思われます。
・しかし「施設-西側」の東屋周辺は放置のまま…復元修復の予定は無いとか…?
⇒「プール運営会社」に優しく、市民の施設は放置のままでは誰のための施政なのか?
<写真1 : 東屋-東-隣地との境目-区画は仮設-工事パイプのまま放置>
<写真2 : 東屋-東-旧階段部も、土留め無き傾斜のまま放置>
<写真3 : 東屋-屋根裏-化粧材が剥がれたまま放置>
● 高浜は「 工事も、工事費も、工事管理まで杜撰(ずさん) 」の証しが現れています。
これが市の工事実態です - 皆さんも一度、現場をご確認戴きたいと思います・・・