・今回は「施設の床面積を比較」し、次に「基金問題」を取上げたいと思います。
● 前回、高浜の施設面積は、現状でも極めて「狭小レベル」にあるとご案内しました。
・今回は、ご参考までに、隣接する '碧海二市' と比較検討したいと思います。
■ 「近隣市との施設面積の比較」
人口 (千人) | 施設床面積 (㎡) | 一人当り (㎡/人) | 住みよさ ランキング* |
刈谷市 - 142 (330) | 493,924 (399) | 3.50 | 103位 |
碧南市 - 70 (163) | 232,828 (188) | 3.33 | 51位 |
高浜市 - 43 (100) | 123,914 (100) | 2.90 | 322位 |
田原市 - 66 (153) | 390,399 (315) | 5.97 | 29位 |
(* 住みよさランキング - [検索] : https://www.sumai1.com/useful/townranking/townlist/ )
・この表からもお分りの通り「高浜-公共施設-面積」は、既に「狭小化」されています
・「高浜-公共施設計画」は、更に、狭小を強行は「三河-最低」が目標なのでしょうか?
⇒ この実行目標が不明なまま「数百億円」投入は「まちづくり」のあり方も疑問です
・「住みよさ」も低落 -「血税」を市民生活の向上に活用されない証しと思われ不適切
●「民間分院」-「施設建替え-23億円補助」では、病院面積は増加と矛盾の施政では…
⇒「旧分院」は活用策も無く 放置 - 6年- 固定資産税-計6千万円- 血税負担の重みも軽視!
市民に説明もされず、合意確認もされず、ひたすら強行は「ちょっといいまち」か…?
結論は「今以上の施設削減」は、市民生活をも破壊する施政と思われてなりません
--- 「基金問題」 ---☆---
・市の「貯金」に相当する「基金」は、施政施策や、災害対応の資金として活用する「財政調整基金」、「施設建設」の資金として「公共施設基金」等から構成されてます
⇒「高浜」は「基金残高」が少なすぎでは…? 分院の巨額補助 (30億円) が影響かも…?
・「基金」が過少にもかかわらず施設建設を強行は「キリギリス」の証しのようです…
■ 「碧海五市の基金額の実態」
基金-H29 | 基金総額 (百万円) | 財調基金-計 | 特定目的基金-1 |
特定目的-1 |
刈谷市 | 21,329 | 8,767 | 5,502 | 都市交通施設 |
安城市 | 25,368 | 5,224 | 7,060 | 都市基盤整備 |
知立市 | 3,596 | 1,470 | 825 | 都市計画施設 |
碧南市 | 6,044 | 4,639 | 362 | 公共施設維持 |
高浜市 | 2,811 | 1,659 | 1,103 | 公共施設整備 |
・「基金」構成 - 「財政調整基金」∔「特定目的基金-1」∔「特定目的基金-…」となるようです
●「新庁舎」は「基金」が枯渇と「リース」を選択は公共施設施策として乱暴では…?
⇒ 他の自治体は「庁舎建設基金」を「10年~20年間」- 積立を計画的に実施されてます
●「高浜小」も民間資本に依存する「PFI 方式」を採用は、通常の学校建設の「倍額-
50億円」を強行されています。しかし、建設費は「3年払い」なのです。
・施設の竣工直後から維持管理 -「独占- 15年契約」の財政効果は疑問です。
⇒ 本来の目的である「財政削減」を失念されている施政は不適切でしかありません
・次に「公共施設推進プラン」の 合計「360億円」構想を推進強行は無謀です
⇒「建設計画」と同時に「基金計画」も明確に説明されるのが無謬性と思います
■ 参考事例として「東浦町」をご紹介します
基金-H29 | 基金-総額 (百万円) | 財調基金-計 | 特定目的基金-1 | 特定目的 |
東浦町 | 4,338 | 2,777 | 807 | 新庁舎建設 |
・「新庁舎」の基金準備を着々と進めてみえるようです -「約8億円」- 約2,000㎡分
(*「高浜」- 「リース - 3,700㎡ - 約11億円」- これが「30億円」に化けてます」)
●「高取小学校」-「公共施設推進プラン」-「H30年版」-「大規模改修- H32年~」
⇒「同推進プラン」-「H31年版」-「大規模改修- H34年」に延期は計画精度が疑問!
・計画の「乱暴さ」「粗雑さ」を絵にかいたような実態は施政のあり方を逸脱では…?
● 更に「延期」要因を推測すると「基金枯渇」と思われます。
⇒ 財政的に限界ギリギリで建設強行の理由も説明はなく、不信感しかありません
---「ぶろぐ」- 後書き ---☆---
● 返す返すも「分院」-「60億円補助」は、残念でなりません。
(*「旧分院」-運営補助-「30億円」∔「新分院」-建設補助等-「23億円」∔中公早期解体-「約10億円」)
・「市民生活」より「分院」大事と「60億円」提供が「庁舎-リース」に転落なのかも
・「高浜小」縮充 - 倍額-50億円建設を強行も過大な財政負担となっているようです
⇒ 「高取小」の大規模改修が、突然「2年延期」となる要因となったようです
●「施政のあり方」が適切性を逸失は残念であり、市民の犠牲を強行かもしれません
⇒ 学校改修を市民説明も無く延期は「児童や家族の期待」を裏切り行為かと思います?
●「高浜」の基金額は、県下-38市のなかで、下から「3位」 (*「高浜-弥富-津島」)
(* 愛知県下 では「基金 - 30億円」未満の自治体は、上記の「3市」のみ )
⇒ とても「他の団体」や「企業」を優遇する程の余裕は無いはずなのですが…
・これを実行は「市民」が犠牲の「徴税」強行しかないようです。 江戸期のように…
⇒ しかし「団体・企業」を優遇のため、市民を犠牲にするとは「大家族」宣言は無視!?
(*「介護保険」や「国保税」を高額設定し 「ごみ袋」も全額 - 有料化の所以です )
●「高浜」の財政構造が、ようやく理解出来たような気がします。
⇒ であるなら「血税」の一滴、一滴を、大切に、丁寧に利活用をお願いしたいものです
「キリギリス」より「アリさん」の生活がイソップの教訓!
「大家族」宣言の精神を思い起こして戴きたいものです
(*「思いやり 支え合い 手と手をつなぐ 大家族たかはま」と市民に寄り添って… )
(最後まで、ご精読 戴き ありがとうございました)