・先回のブログでは「学校施設」の「改修時期や改修費用」につき、最適運営されてい
るとは思えず、逆に「浪費の強行の連続」を確認出来たかと思います。
・今回は、ブログ途中で気づいた「教室-面積」について、確認検討したいと思います。
--- 「学校 - 教室の面積」 ---☆---
● 市立学校の「教室-面積」の格差を表やグラフでご確認頂けたかと思いますが、その
格差が歴然と大きいことは教育施政の不適切さを現していると思います。
⇒ 当然のように市税は同率の「徴税」を執行されますが、不公平の極みと思われます
・なぜ、納税率は同じなのに「学校」は、こうも格差がある実態は 不適切の証しでは!?
・改めて、各学校の個々の「教室の面積-寸法」を確認したいと思います。
■ 市立小中学校の教室の面積
市立学校 | 奥行-D (m) | 巾-W1 (m) | 巾-W2 | 巾-W3 |
高浜小 | 8.0 | 8.0 (64㎡) | ||
高取 | 7.2 | 7.3 (53㎡) | 8.5 (61㎡) | 9.1 (66㎡) |
港 | 7.5 | 8.5 (64㎡) | ||
吉浜 | 7.3 | 7.8 (57㎡) | 8.3 (61㎡) | 8.5 (62㎡) |
翼 | 9.3 | 8.0 (74㎡) | ||
高浜中 | 7.3 | 9.0 (66㎡) | ||
南 | 7.3 | 9.0 (66㎡) |
・「高取/吉浜」は「同じ学校」で「教室面積」のバラツキは、不適切としか思えません
⇒ 結果 - 学校の教室面積-「最小-53㎡ (100) 」~「最大-74㎡ (140) 」と過大な格差です
・「教室面積」に基準規格はないようですが「国内は - 63㎡」が目安のようです
⇒ 残念ながら「高取小・吉小」は、この目安にも満たない教室があるのが不適切では
■ 教室面積の推移
● 学校の教室面積を「竣工年順」に配置してみました。
学校 | 高取 | 吉浜 | 港 | 翼 | 高浜小 |
竣工年 | S40 <'65> | S44 <'69> | S51 <'76> | H14 <'02> | H30 <'18> |
教室面積 | 59.8 (㎡) | 59.9 | 63.8 | 74.4 | 64.0 |
・驚きは「教室面積」は「S25年」に標準設計値として「63㎡」を設定だそうです…
⇒ 「高取小や吉浜小」は「昭和40年代」に建設されたのに、なぜ目安より狭小なのか?
・施設長寿命化も国方針に反し、教室面積の設計値も無視されて狭小を選択は失政では
・ 常識的には、時代経過と共に「教室面積」も拡大傾向と思われます。
・「高浜」も昭和年代から平成にかけて「教室面積」は漸増傾向を示していました。
⇒「新-高浜小」は「昭和」に逆戻り。この不適切な教育方針強行は説明されるべきでは
・「倍額 - 50億円」も投入して、昭和以前の小学校に逆戻りでは財政効果も疑問です
・そもそも根本的な「教育戦略」「教育指針」を踏襲された結果なのか疑問を感じます
⇒ 著名な「米百俵」の逸話は、町民の食料確保より「教育整備」を優先された話…
・その後、地元だけでなく、国家に影響を与える人材育成に繋がったと聞きます
⇒ 「高浜」という枠では無く「日本の教育のあり方」の視点から教育環境の整備を…
・「生活ガイド」によれば、「高浜市の学級当りの児童数」は「28.1人 - 全国61位」
⇒ 高浜より児童数が少ない市が「753市」もあり「高浜教育環境 - すし詰め」の証し!
・全国の教育環境の大勢に反する実態であり「縮充」の適正性にも疑問を覚えます
・教室の「電子黒板整備率」は「0.9% - 全国789位」は「教育設備も低劣」の証し!
⇒ このように劣悪な教育環境は「大家族」宣言に反しているとしか思えないのです
・返す返すも「分院-60億円」は「高浜」にとって有効性も疑問でしかありません
●「高浜の教室施設」は、児童数が多いため「教室面積」は拡大化があり方では…
⇒ 将来-児童数減少でも、教室の余裕は教育の質的向上では…他市-オープン化のように
●「施設構想 - 縮充」による教室の機能向上、複合化はどのように進化したのでしょう?
● 市の説明「施設は後世の市民も使う」「だから借金も後世の市民が返すから大丈夫!」
⇒ 学校は「狭く、設備も低劣」- 成人すれば「施設借金の返済」では市民生活は犠牲
(*他市例では「基金準備 - 施設費の約6割程度」が相場のようです。リースは稀有… )
・余談ですが、噂では、高浜 -「成人式」は、市は「金銭補助」だけで、運営準備から
行事進行も新成人任せとか? 会場には両親すら入場不可? - これが「大家族」のまち?
⇒「国民の祝日」である「成人の日」- 成人式も あり方を再考されるべきかと思います
・「後世の市民」こそ大切に育てるのが、まちづくりの根本的な機能かと思います。
⇒ そのためにも学校の根本機能である「教室-面積」こそ慎重に丁寧な検討が必要です
● 果たして 高小施設仕様を判定された「有識者」は、どのような判断基準であったのか
⇒「高浜」の未来百年を大所高所から如何様にお考えなのか全く見えないのも疑問…
●「明治」が残る学校教室は、教育施政が後手後手に廻っている感覚を覚えます…
物言えぬ児童や生徒の犠牲を、大人が代弁することの必要性を痛感しています
--- 「ぶろぐ」- あとがき ---☆---
・「教室面積」- 国内の正確な情報が見当たりませんが、おおよそ次のようです。
・明治時代-「3.5間 (6.3m) ✖5間 (9m) - 57㎡」⇒大正-「4間 (7.2m) ✖5間 (9m) - 65㎡」
・昭和25年 (1950) に「鉄筋コンクリート造り校舎の標準設計」-「7m ✖ 9m - 63㎡ 」
という変遷をたどったようですが、国の「教室規格基準」は未設定のようです。
⇒ 各自治体の教育施政に委ねられ、地域の特性に合わせた自由裁量の領域のようです
・よって「施政」方針が如実に顕現した結果であり、後世の市民を犠牲はありえません
・国内の学校教室は、ほぼ同様と思われ、一部、先進的な自治体では「小中一貫校」や
「教室は-オープン化」等の独自施策を施行されているようです。
・最先端の教育施策があり方と思われますが、「明治~大正時代」の教室を未だに連
綿と受け継ぐ「新-高小」は、時代遅れも甚だしく残念であり、情けない事態では…
⇒「高浜の小学校」- 未だに「明治」の教室は、適正適切な教育環境なのでしようか?
●最近の議会で学校トイレが「和式とか、洋式とか」時代遅れの審議となっています
・学校施設はこのように時代遅れの審議が必要なのに、分院には「60億円」強行…
⇒ 高浜施政は、いったい誰のための、何のため … 後世の市民は犠牲です
「IT・AI時代」の「未来-百年」に相応しい学校施設の整備があり方です
・「設計方針の見直し」や、「施設設計情報の事前公開」「市民意見を反映」と言う、基本的な公共施設建設の手順を踏む、施設建設のあり方を遵守戴きたいものです
⇒ 現在の公共施設の建設工程は「行政」が決定し「着工後-公開」では手遅れなのです
(*リース庁舎 <狭小借家 - 30億円> も、着工3ケ月前に市民説明会では私物化の証し…
- 反対行動を抑える作戦としか考えられません - これでは「破壊のまちづくり」
- 市民が犠牲の 'まちづくり' を強行です )
「大家族」宣言のあり方の再考を切望します
(最後まで、ご精読 戴き ありがとうございました)