★公共施設の解体につき毎回、5千万円超の追加工事が次々と発生し、それぞれ、現工事受注業者が継続で単独受注という異例(不適切)な随意契約で進められています。
⇒ 議会でも取り上げられ、市議会報告「ぴいぷる」No.88-6月号p.8を転載します。
---公共施設の取り壊しに関する費用---☆--- (*幸前議員の質問)
Q1.市役所本庁舎取壊しでアスベストの利用が確認されたが、どのような調査で追加費用が発生したのか?
A1.市として、内装の吹付け材や耐熱材の飛散性アスベストは認識していたが、外壁等の非飛散性アスベストは認識しておらず、その前提で要求水準書等を作成していた結果、アスベスト処理による追加費用が発生することになった。
Q2.計画提案時に、追加費用を発生させないための対策は?
A2.今回事例を反省材料に、今後の施設の大規模改修時や、解体工事時には、外壁アスベストにも留意し、予算計上する必要があると考える。
Q3.全庁的に問題意識を共有化して改善につなげるか?
A3.行政グループだけの問題でなく、全庁共通の問題であり、会議等を通じて、他の公共施設についても情報の共有化を図っていきたい。
⇒ 本当に、この通り取組まれれば良いのですが、なかなか実行は難しいようです。
★これを6月議会で回答後、7月議会で、また中央公民館の地下水対策で5千万円を追加。また例によって現工事受注会社の継続単独見積で不適切な随意契約を議会通過。
⇒ 工事計画や工事管理が、適切、適正に推進されているのか監査すべきです!
---矛盾の説明------------------☆---
1.上記の質疑応答に矛盾を感じています。何故なら、工事業者は「要求水準書」を遵守し、工事推進の場合、「外壁のアスベスト含有」を発見できるはずはないのでは?
● なぜ、何時、誰が「要求水準書」以外の確認作業を、別途、指示し実施されたのか?
⇒ 「アスベスト除去」は不可解、不透明な追加工事と言われても仕方がないのでは?
● 当初の解体工事が、1.1億円。アスベスト除去で追加5千万円。異常な高額です!
⇒ この5千万円超の巨額工事を単独見積の随意契約は、一般的にありえない工事です。
● また、この工事では「一般市民が負傷」にも関わらず、何ら注意制裁も無いようです。ここまで擁護される業者さんと、市の関係は適切なのでしょうか?
⇒ このような疑問が多々ある工事が、適正、適切とは疑わしい限りです!
---中公・地下水対策工事の異常---☆---
2.全庁的に、問題意識を共有されながら、中央公民館の地下水対策に、また5千万円超を追加議決は異常です! 全く、行政も議会も本来の責務・役割を果たされていないのでは?
● ある市政クラブ議員さんは「工事入る前から、市当局もあの辺りは地下水が豊富だから、もし地下水が涌いてきたら、追加工事が必要になるので、その時は必要な工事分の補正をお願いするかもしれません。と、説明もありました」と堂々と述べています。
⇒ 工事前から判明事項を工事計画に調査事項として記載もされず、地下工事を開始前に、追加工事を現工事業者から単独見積を受け、随意契約は不適切、且つ異常です!
血税5千万円超負担の調査項目を、分っていながら後から単独見積は不適切です!
(*特に巨額工事は、適切な工事金額に抑えるべく「競争見積」が適正、適法です)
● このような事態から、高浜の解体工事は、何か不可解な動きがあると思われます。
⇒ 公明正大なる、適正、適切な工事計画、工事管理を切望します。
(*当初の解体工事が、1.3億円。地下水排水工事が追加5.3千万円。異常な高額です!)
( 妥当性ある工事額レベルを把握され、発言されるスタッフがいないのも残念です)