t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

地方自治議会に会派は必要か?

☆この住民運動を始めて「議会」を知る契機ともなりました。

● 自治政治も無知のど素人ですが、高浜市議会の構造に素朴な疑問を感じています。

・まず、第一に議員さんの構成人数をみると、市長派の「市政クラブ-9名」、これに追従する「公明党-2名」。そして非主流派の「一人会派-3名」。(議員数:18.1.1現在)

主流会派議員は、全14名中、「11名」という圧倒的多数の構成なのです。

    議会審議を重ねて議決と言われても「結論は初めから分かっている」事態なのです。

・市長・行政と真っ向から対決姿勢で、勇気ある議会発言や改革行動されているのは「一人会派の共産党の女性議員さん」だけではと感じています。

・つまり、現在の議会では「主流会派-11名」が圧倒的多数の構成の中で重要案件(特に、施設計画)が審議されていると言っても過言ではないと思います。無理な対決です。

この議会の議員構成が「高浜市政」を歪めている根本的な問題と思います。

  (*議会議決の事例 :「議会だより」 http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/gikai/gikaidayori/89/P2.pdf)

⇒「会派」に属すれば、特に、主流会派の一員となれば、議会審議も基本的には議決時に「行政の提案企画」に「賛成」か「右に同じ」の立場を取るだけで済むようです。

   いや「皆、同じ採決」に揃えないとダメなようです。血税のムダたる現象です!

 また、議員さん本人の提案意向も反映されやすい構造となっているようです。

---昨年の会派脱会の衝撃---☆---

☆驚いたのは、昨年、二池町を二分した「ギャンブル施設」の建設に反対された主流会派の議員さんが、脱会され「一人会派」となられたことです。衝撃的な出来事でした。

●「主流会派」では、市政や会派方針に「反対行動」は許されないようです。

自由な発言や行動は許されないようです。「反対」するなら「脱会」の証です。

まるで「むら社会構造」です。これが民主的な議会とは情けない限りと思います。

---施設施政の問題-------☆---

まだ工事中の「狭小庁舎リース建設-28億※約1年遅延・役所組織を分割・早期解体」

 (*多くの市は庁舎建設基金を積立準備し建設着手。高浜はリース建設? 更に役所組織分割、ありえません!! )

 (*広報1月号で、議長は「市役所は一度で用事が済む」と言明されてますが、ご自身での利用経験が無いようです。為政者であれば、市民は、二分割役所による弊害・損失を被っている実態を確認頂きたいものです。また、約6千万円も費用発生の「窓口システム」は旧役所に比べ数倍の待ち時間を要していると市民は不満!) 

リース期間は20年。解体は無いでしようから「買取り?」。リースは高い買い物です!

✕「新高小の縮充建設 - 48億※37億が説明無く増額・一社単独契約」

✕「中央公民館-早期解体※4年も早期化+追加工事は随意契約(競争見積無く5千万円)」

✕「かわら美術館の運営継続※年1億円超の経費継続(既に80億円超)」等があります。

・これらが、最適な施設施政とは絶対に思えません。が「主流会派-11名」では抵抗は不可能が実態です。巨額の借金ばかり増えて良いのでしょうか?

この議員構成を適正化することが市民に残されたチャンスの一つです。

問題は選挙広報にこの「会派」表記が無い事です。「無所属」表記しかありません。

これが、選挙民を迷わせる、惑わせる事態となっています!   

---素人の思う市政議会-------☆--- 

● 地方政治のあり方は、市のHP・「高浜市議会」に下記のように記述されています。

    [検索] : 市議会組織 http://www.city.takahama.lg.jp/grpbetu/gikai/yakuwari/yakuwari.pdf

市議会は、市民に代わってその声を市政に反映するところで、市の意思を決定する議事機関です。

 地方自治体では、首長(市長)と議会議員はともに直接選挙で選ぶ制度をとっています。これを「二元代表制」と言います。

 二元代表制の特徴は、相互のけん制・抑制と均衡によって首長(市長)と議会が緊張関係を保ち続けることが求められています。すなわち、地方自治体(市)の基本方針を議会は「政策決定」の機能と、「監視・評価」の機能を果たすこととなります。』

この基本的な役割の考え方は実現されているのでしょうか?  疑問を感じます。

● 会派の問題は、会派内の議論動向が非公開のため密室政治となっています。更に、現在の施政を観察すると、市長・行政の思惑を忖度された議決になっているように感じます。この会派活動が、全く市民に見えない市政となり、政治に無関心や、不信感の一因となっているように思います。

したがって、地方議会では「会派」は無いほうが適切と思うのですが…?

結果、市民に見えない、市民が望まない施政を「議会にて議決」と公言され推進される結果となり「会派政治が、施政のあり方を歪めている」ように思います。

・このため「議会報告会」の市民参加も少数化するのは当然の帰結かと思います。

議会のあり方を正すべく、「開かれた議会改革」も課題です!

 市民にみえる施政推進を期待させて頂きます!

〒444-1335 高浜市芳川町1-2-34 電話 0566-52-5419 fax (同) Mail yy-yano@mtc.biglobe.ne.jp 文責 矢野義幸