☆血税が、適切、適正に利用されているか? お一人 おひとりが考える時と思います。
・数日前に予告した資料を入手しましたので、ご報告させて頂きます。ただ、市の情報公開量が少なく、推定部分も含んでいることを前提にご確認ください。
---施設建設提案の評価と決定---☆---
★高浜小学校の整備事業は、大学教授さんらの審議では、高い評価を得たようです。
しかし、その審査経緯は、市民には公開されず、果たして本当なのでしょうか?
特に、価格評価点は「満点」獲得!? これを確認してみたいと思います。
---市民情報の建設費----------☆---
☆市民が知りえる情報を整理してみましょう。(このブログにも繰返し述べています)
● 翼小の校舎等の建設費 - 約16億円程度らしい。
● 市会議員さん視察先 (埼玉・吉川市立美南小学校) - 縮充建設 約23億円 (*屋上プール付)
● 市の説明資料 - 縮充建設 (市内13施設を集約) - 約37億円 (*現在10施設に削減)
⇒ 市の配布資料にて検討すると、10施設なら「約27億円」相当の価格になるはず…?
---高小建設事業--------☆--- [検索] : 高浜小学校等整備事業について ⇒ 11. 落札結果
★市は、高小建設を落札価格 「45億円」として推進のようです。(*27億円×1.7倍)
⇒ 問題は「財政効果」を市民に説明責任も果たされず、強引に推進のようです。
---情報公開請求の結果---☆---
☆この落札価格が「満点獲得」の基礎資料を市から入手しました。(相変わらずの墨塗りです)
● この墨塗り資料から判明した情報をご紹介します。(この資料は建設コンサルが作成とのこと)
1. 市単独による高小建設費 - 約48億円 (推定試算額)
2. PFI 建設による建設費 - 約47億円 ( 〃 )
3. このPFI 効果を試算 VFM - 2.1 % (▲約1億円を費用対効果額とする試算結果)
⇒ これが「PFI」を有効と判断の根拠とのこと。とても高得点の効果とは言えません!
★国土交通省の資料をみると過去の事例では「PFI 効果 - 平均18%,中央値16%」と高率!
(*[検索] : PFI - VFM 資料 P.12 参照 http://www.mlit.go.jp/common/001182889.pdf )
⇒ 僅か「2%」程度の差異で「高小建設 = PFI - 優位」とは適切な判断か? 疑問です!?
---事業提案評価の疑問---☆---
★市は、高小「50億円」の巨額事業を単独一社だけの提案を採用し推進しています。
(*この進め方は「随意契約」同然の進め方で、市財政の削減効果が本当にあるのか? 適正か? 疑問です?)
● その決定方法は、何故か、上記資料の下段にある「予定価格 - 52億円」と比較。
⇒ どのように算定された建設費なのか不明にもかかわらず、「入札価格45億円」と、不可解な「52億円」と比較し、より優位と「満点」決定とされたようです。
(*市の旧資料では、高小縮充予定の13全施設を個別建設し49億円と説明。何故、10施設-52億円?)
● 理路整然と様々な条件比較されず「PFI 有りき」で「一社提案」だけでは問題です!
☆施設建設という巨額事業は、市民に論理的な説明責任を果たされるべきです!!
新庁舎の失敗建設の繰返しは、コリゴリなのです!
巨額の施設建設は市民の納得が必要です! 後悔を防ぐため!