★市は、公共施設の財政効果を上げるため「総量削減」と「長寿命」を掲げられ、その基本施策として「縮充」を提唱されました。「規模は縮小。機能は充実」の意味。この「縮充」施設は、自ずと「複合化」となる。と市の説明でした。
⇒ そんな視点から「庁舎」を観察してみました。(一部、再掲)
---複合---------------------☆---
●「複合」とは「2つ以上のものが組み合わされ一つになること」と解釈しています。日本の得意技のひとつかもしれません。
・文房具では「シャープペンとボールペンを一体化」「スマホも、電話とカメラ、パソコン・ネット機能まで一体化」と「複合」を極めた機器となっています。
⇒ さて「庁舎」をみると「縮充」どころか「分割」では? 市民に宣言された『今後の施設建設は「縮充」で財政削減する』のお約束は、どうなったのでしようか?
お役所の「ウソ」は、市民を裏切る行為では?
---庁舎の構成------------☆---
●庁舎の複合化は「いきいき広場」で実現されている姿をみることが出来ます。
・「役所⊕地域包括センタ⊕社会福祉協議会⊕福祉大学⊕スポーツ施設⊕集会施設等」が「いきいき広場」に複合され、新庁舎の建設は、これらを含め「一体化」する絶好の機会を消滅させたのです。これは「失敗」「失政」以外のなにものでもありません!
・更に、新庁舎は「庁舎⊖会議棟⊖書庫」と分割設置は、役所機能の低効率化の元凶ではないでしょうか? 更に、管理経費が二重、三重となることはご周知の通りです。
実際に、情報公開で一年前の資料請求でも、二週間を要しているのです。「幹部職員曰く『探すのが大変なんです』」と、とても高効率とは言えないのが新庁舎の実態です!
⇒ 新庁舎の「分割建設」は「低効率・高経費」を要する施設建設の責任をどうされるのか見届けたいと思います! 市民は「ガマン」しかありません! 無念と残念の複層です!
恐ろしいのは、この感覚で「高小-50億円建設」です。将来世代が犠牲です!
---新庁舎になって------☆---
● 会議棟の建設 (今年6月) まで、通路の打合せは続くと思います。
● 狭い玄関入口での「受付手続き渋滞」も続くでしょう。何しろ「狭すぎ」!
● 庁舎リース20年。21年以後、庁舎は「無償」か「買取り」か? 後世に委託は無責任!
● この分割施設の結果、従来、一カ所で申請出来たことが、いきいき広場まで移動に!
(*これを市は「ワンストップ」と表現されています)
● いきいき広場のカウンターは「一人」で満杯。通路で待機…。
● 職員さんとの打ち合わせは「通路のテーブル」を利用。
● 何より「もったいない」のは「いきいき広場」の通路空調です。「血税の浪費」!!
(*血税の節約意識が感じられないのも現市政の特徴かと思います。市民感覚と大きくズレているのです!!)
⇒ これが、今後「70年間」も続くのでしようか?
これが「21世紀の市庁舎の理想像」なのでしょうか?
新庁舎は、明らかに「失敗・リース-30億円事業」です!
高い授業料となりました。これをもって「高小建設」に反映願いたいと思うのですが、どうも繰返しのようです!
「繰返し」は原爆と同じ「市民が犠牲」です!