t2521’s blog 高浜の住民監査

高浜市の公共施設を市民目線で考える住民活動

・高浜市はまちの指標として「人と想いが つなぐつながる しあわせなまち 大家族たかはま」と宣言しています> しかし、実態は「大家族」は、市民ではなく特定業者であり、「倍額補助」「倍額建設」の過剰優遇を連続は財政を私物化です。 ・「公共施設」は、「早期解体」「倍額建設」してから「長寿命」と市民無視で強行。 ・十年以上前から、高浜の公共施設の面積は「人口5万人未満」の自治体では全国最低。 よって、公共施設「早期解体」は不要なはずが、未だに早期解体を強行となっています。 ・このような公共施設の異常的な暴政実態に、市民として警鐘を発する必要性を痛感し、情報発信するものです…

住民監査 - 図書館の機能移転?

★「図書館」の機能移転も、多々疑問のある不可解な施設計画となっています。

●「公共施設総合管理計画」(H30年度版)には、「図書館」は、下記表のように「H30年まで-指定管理」「H32年-「いきいき広場」に機能移転」と記載されています。

・となるとH31年度は「移転期間」で「使用不可」となるのでしようか?

・であれば、また、一年間もの長期にわたりサービス低下は市民無視の施策では!?

 「公共施設のあり方として適切、適正なのでしようか?」「信じられません!!」

 (*「中公解体」は「市民ホール- 利用中断「4年弱!」- いかに市民を犠牲とする計画か!) 

---「公共施設総合管理計画」(H30年度版)---☆--- (*「いきいき広場」に「図書館」を機能移転)f:id:t2521:20180312130847j:plain

●「いきいき広場に機能移転」計画とあります。

・しかし、決定経緯も不明なら、移転方針や移転内容の説明も無く、市民に周知もされず、築38年の公共施設を短期閉館は、余りにも行政の一方的すぎる計画であり、市民を愚民扱いの施政はいかがなものかと不快感しかありません。

・少なくとも「大家族精神」にそぐわない乱暴な進め方と感じています。

---市立図書館----------------☆---  (*駐車場も入口前にあり、お子様連れにも便利で安心)

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●「市立図書館」・床面積「1,707㎡」・建設費「不明」・坪単価「不明」「S54(‘79年)に開館。築38年」の施設です。鉄筋コンクリート造の堅牢な建物です。

・蔵書数は約20万冊(一般-132千冊・児童書-57千冊)。貸出数-18万冊。利用者は、年間33千人(日当り110人)。

⇒いきいき広場の不安要素は「駐車場」。駐車巾は狭く事故や、盗難の可能性も…。

 煩わしいのは「駐車料金」。今は、片手に書籍、もう片方は子どもでも大丈夫!

 更に、駐車場はスペース広くゆったりとし、周囲は開放的で監視も容易なのです。

---施設移転計画の不可解---☆---  (* 不可解な点として、下記の5点を上げてみます)

1.図書館エリアは「防災対策上、危険地域と良く言われます」

・市の施設のあり方計画にも「施設の立地環境から液状化の危険性や津波による被害も想定される」と記載されています。

・しかし、市が作成された「地震防災マップ」を見ると「図書館エリア」より、隣にある「港小学校エリア」のほうが「危険度が高い」エリアと表記されています。

---防災マップ-------------☆---  (*理論上最大想定モデル)

 <*津波の最大浸水深分布 >       <*液状化危険度>

→鉛筆の先が「図書館の建設位置」・「港小は右下の位置となります」

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●今回の施設計画は、防災マップの警告表記を無視され、「港小学校は、このまま現状継続で良し」とし、「図書館を移転」とする考え方は、不適切ではないでしようか?

・市の総合的な防災方針や考え方を、またもや市民に説明責任を果たされることなく強行推進は、行政のあり方としても不適切と思います。

・耐震性が移転理由であれば「港小」こそ最優先で移転推進されるべきかと思います!

⇒「市民の安全・安心」を最優先とすべき施設計画としてはいかがなものでしようか?

・通常、公共施設の基礎杭は支持杭方式で、強固な地盤まで到達支持する方式のはず。  

  - 液状化対策の基礎構造とするのが建築基準なのでは? 図書館はこの基準に合致していないのでしょうか?  不可解です?! 

⇒「図書機能」の移転の必要性に疑問を感じます?  如何ほどの財政効果なのでしよう?

* このように何ら移転につき納得できる合理的理由、合理性ある説明も無く、一方的な施設機能の移転は「無駄な財政浪費」でしかありません。これで移転強行は暴政です!

* 市民不在の施政は『大家族精神』に反し、施政のあり方として適切とは言えません!  

2.市民サービスを維持しつつ、円滑に施設機能を移転出来るのか?

●書籍の貸借サービス提供の中断期間はあるのか?  その中断期間は、適正な範囲なのか?  近々にも、市民に詳細、かつ丁寧な説明を戴きたいものです。

⇒「指定管理」は来年度で終了。次の年度の計画ですから…

3.「機能移転」の範囲が不明確では市民をまた騙すことになりかねません… 

●図書「閲覧室」の他、「自習室」「児童室」等々があり、何処までの機能を移転なのか?  また「規模縮小」を優先され「自習室」や「児童室」を廃止では「機能移転」ではなく「市民サービスの縮小移転」です。この辺りの計画内容の曖昧さが強引と感じます!

ある意味、市民を愚弄した計画なのかもしれません。残念ながら警戒を要します。

4.では、現図書館施設は、機能移転後、どのような処置方向を検討されているのか?

● 解体であれば「愚行」であり、「浪費」でもあり、「暴政」そのものです。

・鉄筋コンクリート造の強固な建造物は「地域の臨時的な避難場所」として活躍する可能性もあり、即解体では、血税浪費でしかありません!

⇒ 明確に、施設寿命「70年」を遵守の施設の活用方法を市民に説明されるべきでは?

   市民に説明無く強引推進は、根底に「愚民扱い」の気持ちが伺えます!    

5.なぜ「防波堤の延長建設」を推進されないのか?

 ●「南海トラフ」等の大地震の到来が叫ばれて数十年。港小の南側にある高浜川の防波堤の延長工事を推進こそが、公的機関のお役目であり、果たされるべき責務では?

⇒「あぶない」「危ない」の「口先だけ」では、行政のあり方とは思えません!

時代は ICT! もう市民を愚民扱いは終焉を迎えています。

過去の時代の自治方式は通じず「より適切に、丁寧に、説明責任を果たされるべき時代」が到来しています!

・市民と共に進める「大家族精神」による「まちづくり」こそが次代のあるべき姿です!

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